Google Mapも凄いけど、Panoramioも凄いことになっていた

しばらくは例の件もあって、英語ブログの対応に追われそうなので、ついでに日本語ブログも頻繁に更新。 ;-)

Street View - Panoramio Integration
今日、Googleから2つの新発表があった。

1つ目は、Google MapのStreet Viewにユーザー投稿の風景写真が統合されたこと。

Google MapのStreet Viewで観光名所などを表示させると、そこで撮られた写真が右上に表示され、Street Viewの撮影とは別のアングル、別の季節、別の時間帯のきれいな写真を楽しむことができる。
パソコンの前を離れて、世界中のきれいな場所をどんどん巡りたくなるような素晴らしい機能だ(それだけに早く、外出先でも使えるAndroidやiPhoneにも対応して欲しい)。

表示される写真は、Google Mapの左側に表示されることでお馴染み、
風景写真を専門にして、人手で中身をチェックしている、Googleのもう1つの写真サービス「Panoramio」のもの。


2つ目は、Google Mapで、地図を表示させると、左側に表示される「このエリアを散策」機能。
Google Mapを見ながら、そのエリアに関するおもしろい情報を次々と発見できるようにするしくみだが、ここに新たに「スポット」という名前で、そのエリアの観光スポットが表示されるようになったほか、表示されているエリアの「マイマップ」をたくさん登録している「街の達人」が表示されるようになった。

ただ、目的地を確認するだけでなくて、おもしろい情報とのセレンディピティをもっと増やしていこうという機能だが、この機能、もともとは日本のGoogleエンジニア、南野朋之さんが発案したのだけれど、海外の他のグーグル社員にもウケがよく、そのまま広がっていったらしい。

これら2つの新発表も素晴らしく、さっそくハマっているけれど、
実は今日の発表会では、個人的にもっと気になったことが2つある。

1つめはコレ(今、外出先でカードリーダーを忘れたので、自分でデモしたものをムービー化したものだけれど...):


投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2009年03月02日 | Permalink

Googleで、できること:70Kgでも渋谷で空を飛べました

渋谷で空を飛ぶ。渋谷で空を飛ぶ。
風船の力で空を飛ぶーー子供の頃、何度か夢には見たけれど、
どこかで現実にはかなわないだろうとあきらめていた夢が、今日になって突然、かなった。

「Googleで、できること」キャンペーンの一環で、「渋谷で空を飛ぶ。」というイベント。

会場で携帯電話を使ってGoogle検索した人に整理券を配り風船で数分間、空を飛んでもらおうという内容(人数が多過ぎた場合は抽選)。
場所は渋谷のタワーレコードの横で、明日(10/4)から始まる。
山手線や埼京線や成田エクスプレスからも渋谷ー原宿間で大量の風船が見えるはずだ(渋谷ハチ公のある交差点側)。

google.jp/dekiru
のページに書いてあるその日のキーワードで検索する度に、風船の数が増えていく。
今日の朝の時点で、風船の数は約2500個で体重50Kgまで飛べる状態ということだった。

私は最近、すっかり太って、かなり70Kgに近くになってしまっているので、最初はあきらめていた。
でも、「それでも、ぜひ!」と言われたので試してみたところ、ちゃんと数メートルの高さまで飛ぶことができた。

どうやら多少、体重オーバーしていても、上にあがらないわけではなく、
とりあえず、サポートの人に持ち上げてもらうと、上にあがることはあがるようだ。
(ただし、落ちてくるスピードが速い(苦笑)ということみたい...)。

ちなみに両手で掴んだ風船2500個の手綱の感触にビックリ。
さすがに2500個もあると、引っ張る力が強い、強い!

イベント会場では、間違って飛んでいってしまわないように、風船をネットで覆っているのだけれど、
ちょっとだけ「あのネットがなければ...」と思ってしまった。
広い野原で、あの風船を持って月面飛行よろしくスキップしてみたいところ。

イベントは12日までで、
平日:12:30 14:30 16:30 17:30 18:30
土曜・日曜:11:30 13:00 14:00 15:30 16:30 17:30 18:30
30分前に受付開始。
整理券をもらう条件が携帯電話にGoogle.jp/dekiruで検索することなので、携帯電話は忘れないように!
結構、楽しいので機会があればぜひ試してみて欲しい!

ちなみにこのイベントにあわせて山手線ジャックも始まっているようで、
これまではGoogle利用率の低い町、池袋でしか展開してなかった広告が、渋谷でも展開するようです。




投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2008年10月03日 | Permalink

ついに日本でもスタート、Google Mapストリートビュー

mixiのカンサイタカコさんの日記で衝撃のニュースを知った(今日、何か大きな発表があることは知っていたのだが...ちなみにカンサイさんの情報は、2:54am頃と圧倒的に早かった)。

【UPDATE:公式のホームページはこちら:Google マップ ストリートビュー

あのあこがれのGoogle Mapストリートビューが、ついに日本でも始まった。
これで気分が沈んでいるときに、東京に居ながらにして京都の街を散策したり、

大きな地図で見る


めっきり行かなくなった、昔、住んでいた街の最近の様子を見たりすることができる。

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都内の新観光名所をめぐったりもできる...
のだが、まだ赤坂サカスはまだできる前だったようだ。

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なので、六本木を散策:

大きな地図で見る


投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2008年08月05日 | Permalink

Google謹製の紙飛行機(期間限定!?)

書きたいネタは溜まりに溜まっているのですが、またしても忙しいループで、
ブログを更新できずにいます。

ブログ更新のリズムを取り戻すために、まずは軽いネタから。
日本の4月1日には、エイプリルフールで、nobi-taro castで「エイプリルフール」ネタを披露させてもらったところ、日本最強のWebウォッチャー、otsune氏にも捕捉していただけたようです。
016: アップル春の新製品!MacBook Air Doc?

さて、日本のエイプリルフールがほぼ終わると同時に太平洋の向こう側アメリカでも、そこかしこで「ウィット」と「クリエイティビティー」が試されるエイプリルフールネタがあがっているようです。

そうしたジョークを読み歩いていたわけではないのですが、仕事でGoogle Docsを使っていて、滅多に使わない「File」メニューをたまたまプルダウンしてみたら、こんな項目が....

Kamihikouki_menu



そして実行してみると、
なんとこんな画面が...


投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2008年04月02日 | Permalink

Android/Open Handset Alliance:ベールを脱いだGoogle Phoneの正体

Gphone_2

これまで「Google Phone」、「gPhone」と噂されていた技術がついに発表された。
大方の予想通り特定の製品ではなく、世界のすべての携帯電話のためのオープンなプラットフォームだった。

Android
Open Handset Alliance


残念ながら初期のメンバーに、日本の携帯電話メーカーは入っていないが、NTT DoCoMoとauの2社は参加しており、日本でもOHAの標準に準じた端末が登場することは十分期待できそうだ(ソフトバンクモバイルは、まずはiPhoneを獲得して、しばらくOHAについては様子見、ということだろうか)。
ただ、オープンというからには、ぜひ、日本のメーカーにも直接、参加してもらって、キャリア経由ではなく、自らの足で立って真のイノベーションを目指して欲しいところだ。

私としては、iPhoneの登場と、Android/OHAの登場で、世界の携帯電話が一気にスマートフォン時代に突入するのではないかと予想しているのだが、どうだろう。
ちなみにここでいうスマートフォントは、フルキーボード内蔵端末といったカタチの上でのスマートフォンではなく、これまでの通話専用端末から徐々に進化してきた携帯電話ではなく、パソコン世界の文化を背景に携帯通信機能を融合した製品のことだ。

日本市場でAndroid/OHAが受け入れられるということは、世界市場で成功している海外の携帯が、今後、ますます勢い良く日本市場に傾れ込んでくる可能性もある。
2008年にはWiMAXなどの動きもあるし、来年は携帯電話業界激動の1年になりそうだ。

Android/OHAについては追って、どこかの媒体に詳報を書くつもりでいる。

なお、日本の携帯電話メーカーに、この激動の時代の生き抜いて欲しいという思いで、ITproにて「iPhoneの衝撃」という連載を書いてきた。興味のある人はぜひとも目を通してみて欲しい。
(世界中が注目するiPhoneの凄さを例にして、日本のメーカーにそこから何か学べるものがないかというつもりで書き綴った連載だが、コメントを読むと、心配していた通り「それはアップルだからできること」といった具合に最初からあきらめムードの意見も目立つのが少々残念)。

連載を書いた身としては、このAndroid/OHAとiPhoneが、どのような関係を築いていくのかも気になる関係だ(Safariと、Googleも開発に関わっているFirefoxのような関係?)。

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2007年11月06日 | Permalink