iPhoneの魅力をいかに伝えるか

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今日は、おそらく今年でも一番の「iPhone関連記事」のラッシュ日。

インタビューを受けたr25.jpの記事も今日アップされた:
r25: 日本製ケータイにはなかった価値がある!?
ついにiPhoneが日本でも発売!でもナゼみんな騒いでるの?

他にも、なんか、まだいくつかあったように思う...(ナンダッケ...?)

そんなiPhone記事の大量発生のピーク、'08.07.11が、
ちょうどMacTopiaの隔週連載、Apple's Eyeの更新の日だった。

iPhoneの魅力を普通に通り一遍の機能で紹介とすると、
どれもそれなりに似たものになってしまう。
どうしたら人々が大量のiPhone記事にさらされているその日に、
他とは違った「楽しさ」や「気づき」を与えられるか?

悩んだ結果、「ストーリー」に頼ってみることにした。
これには理由がある。

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2008年07月11日 | Permalink

テレビ(や講演で)iPhoneを見せる場合の注意事項

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今日の午前7時をもって各テレビ局やその他の媒体にも一斉にiPhoneが発送されたようだ。
それにあわせて、いろいろなテレビ番組で「iPhoneを見た!」という報告を
Twitterやら友達からの連絡で耳にする。


でも、せっかくのiPhoneの使いやすさを紹介するはずの、その場所が、
うまく操作ができず戸惑っていた、という報告もたくさん受ける。

実はテレビだけではなく、
数人の人に、手持ちでデモするときも、
書画カメラに置いて講演をする時も、こうした「うまく操作できない」が起きがちだ。

これはカメラに見せようと思ったり、相手に見せようと思ったり、
iPhoneをそちらに向けたときによく起きる問題だ(iPod touchでも同じ)

なんで、そうなるかというと目で見えるボタンの位置と、
指で触れる位置にズレが生じるからだ。

これは、もしかしたらiPhoneの液晶が良すぎることの副作用かもしれない。
iPhoneの液晶は視野角が広いので、ちょっと本体を傾けてもきれいに見えてしまう。
しかし、傾けたとき、目に見えるアイコンの位置と、
指で触れるべき位置との間にはズレが生じているのだ。

じゃあ、どうすればいいのか。

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2008年07月11日 | Permalink

popIn公開!:読んでる場所にマイ注釈を挿入

popIn.cc
ついにpopInが公開された!

http://www.popIn.cc

Webブラウジングのあり方を、ちょっとだけ変えてしまうかもしれないお勧めのソフトだ。
Webページを読んでいて、意味がわからない単語や知らない人名がでてきた時、
さっとその部分を選択して、popInから辞書や画像検索の結果を表示させる。

popInは、言うなれば、あなただけのパーソナルな注釈を表示する機能だ。

これまで本の注釈って、欲しい単語に限って注釈がついていなかったりしたけれど、
popInは、パーソナル。あなたの知りたい語について、文字情報でも画像情報でも引き出せる。

これまで本の注釈って、たいていは欄外や章末にあったので、視線移動があって、
注釈を読み終わった頃には「あれ?どこを読んでいたんだっけ?」ということになりかねなかった。
ところがpopInの注釈は、気になる語のすぐ真下にニューっと挿入される。
なので、再び本文に戻るためのしきいも低い。




これって、どうでもいいけれど、実は凄いことだ。
だって、これまでのWebブラウジングを思い出して欲しい。
わからない語、気になる語がある時にどうしていたか。

初心者の人は、ブラウザで新規ウィンドウを開いて、そこで検索していたんじゃないかと思う。
ちょっと詳しい人なら、ブラウザで新しい「タブ」を作成して、そこで調べていたかもしれない。
ただ、どちらの方法でも、視線を欄外への移動どころか、
(実質)別のウィンドウに移動してしまっていたわけで、そこから再び「読み」に戻るのは
なかなか大変なことだ。

 それにこうした方法をつかっていると、気がつくと画面がウィンドウだらけに、あるいはブラウザウィンドウがタブだらけになってしまう(そしてマシンが、めちゃくちゃ重くなるのだ)。

 ちなみに、このpopIn、私は、これまでスタティック(静的)だと思っていたWebページに、
ニューっと情報を挿入して引き延ばす、この感触が気持ちよいという点でも好きだ。
なので、ついつい無駄に使ってしまうことがある。

 今日、公開されたのは、まだ最初の公開ベーター版で、ソフトとしての見た目、
そのほかでも、まだまだブラシュアップできる部分があるのは私も感じている。

でも、今、欠点があるということは、そして欠点があっても、これだけ楽しめる、ということは、
これからの可能性に期待できる、ということでもあるんじゃないだろうか。

 なーんて、大々的に褒めてしまったが、実は本当にそれでよかったのか躊躇している。
 というのも、私はこのソフトに惚れ込み過ぎて、気がついたら関係者になってしまっていたからだ(後述)。

だから、大手メディアに、popInの記事を自分で書くつもりはない。
代わりに、他の筆者や記者の方々がなんといっているかを紹介する分には問題がないだろう。
とりあえず、今のところ2つだけ見つけたので紹介しよう:

CNet Japan: 閲覧中のサイト上に気になるキーワードの検索結果を表示--東大発ベンチャー「popIn」始動
Internet Watch:ページ上の気になる単語を検索できるブラウザ拡張ツール「popIn」

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2008年07月09日 | Permalink

変わりゆく日本のケータイ

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iPhoneの登場で、日本の電話は危機的な状況と言う人がいるし、
自分でもそうとられるような記事を書いている。

iPhoneなんか日本ではぜんぜん売れない、という予想もある。

答えはどっちでもいい。

でも、昨年1月にiPhoneが発表されてからというもの、
日本の携帯電話業界は大きな様変わりを果たした。

いい変化もあれば、まだいいのか悪いのかわからない変化も、あきらかに改悪という変化もある。

ただの通話とちょっとした文字情報(そしてグラフィック)を扱うだけの存在だったケータイが、
なんだか春モデル、夏モデルと、毎年2回、なんだか無理矢理 機能追加をしている
印象が出始めていたケータイ電話業界の慣習に、そろそろみんなが
「このままで本当にいいのか?」と疑問を持つようになり始めた。



投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2008年07月09日 | Permalink

iPhoneの発売は11日、10日はMobileMeの日

*UPDATE:
* やってしまった。この忙しい時期に一週間日付を勘違い。ITmediaの記事、今日はまだ載りません。

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Early July, it is

Macお宝鑑定団さん
MobileMeのサービスが、明日、10日の午前10時から16時の間に開始すると伝えている。

MobileMeサポートページ

iPhoneについて誤解してはならない2つのポイント」という記事で、iPhoneはパソコンと同期して使うことが前提の商品と書いた。

しかし、'07年1月に社名を「アップル・コンピュータ社」から「アップル社」に変更し、
'08年1月に、パソコンと同期しないでも、単体でコンテンツを購入できるようにした「Apple TV take 2」を出したアップル社は、パソコンへの依存度を少しずつ減らそうとしていることも確かだ。
Mobile Meは、この流れを一気に加速するかもしれないサービスとして注目している。

ちょうど、今日の午後にITmediaのPC USERにて記事を書く予定だ。

[後で更新します→]記事名:記事URL

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2008年07月09日 | Permalink