Fuorisaloneで必見の「TOKYO WONDER」

今年のミラノサローネ取材も今日で終わり(サローネ自体は、今日の夜までやっていますが、私は午後2時半の飛行機で帰国します)。
長いようで、過ぎ去ってみると、とても短く感じます。

家電WATCHのレポートでも書いたけれど、メイン会場のRho FieraのEurocucinaの展示では、日本企業が少なくて、がっかりだけれど、Salone SatelliteやFuorisaloni(展示会場ではなく町中の展示)は、日本のデザイナーがいっぱい展示していて、ちょっと誇りに思えました。

でも、一番、誇りに思えるのは、今回、見たすべての展示の中で、一番、美しかったのが、日本発の展示、「TOKYO WONDER」だったこと。

もし、サローネでミラノにきているなら、出展者も、プレスも、観光客も関係なしで、ぜひ「TOKYO WONDER」だけは行ってください。

グエナエル・ニコラさんの「LIGHT-LIGHT」という作品が、半端じゃないほど美しいです。


(映像は「TOKYO WONDER」の「LIGHT-LIGHT」。本物見ないと感動伝わりきらないです)

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2008年04月20日 | Permalink

ミラノ・サローネ取材、波瀾万丈の幕開け...

ココログが調子が悪くて、投稿できていないと思っていたのですが、搭乗直前にiPhoneでチェックしたら、このエントリが四重投稿されていました(汗)。

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VIA BRERA

 今日からミラノサローネの取材で、イタリアに行ってきます。出発前に仕上げる原稿が山積みで、先週のパーティーのお礼(やお詫び)も書けないままの旅立ちになってしまったのが悔やまれる(遅れに遅れている、ある原稿の後編も、これでまた1週間は書けなくなってしまった)。

 せめて機上で電子メールの礼状を書こうと思っていたら、京浜東北線の人身事故による遅れで成田エクスプレスの渋谷駅到着が、10分以上遅れた。
 その上、連結予定の車両が、さらに遅れている、とかで、どこかわからない場所で、さらに20分ほど足止め。
 結構、ぎりぎりの時間での到着だったけれど、そこからさらに30分遅れでの到着。
 果たして大丈夫なのだろうか。
 東京駅で待っていた人達、もしかして他の電車に振り替えてもらった方がよかったんじゃないだろうか?
 と、書いていたら、ものすごい数の人が乗って来た。
 どうやら、ちょうど次の成田エクスプレスの到着時間に東京駅についたとかで、同じシートのチケットを持った人が大量に乗り込んできたようで、周りは「ダブルブッキングでは?」という会話の渦?

 久々に波瀾万丈な旅のスタートだ。


投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2008年04月14日 | Permalink

世の中に貢献したい(これからはもう少し冷静に)

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昨年12月から「スティーブ・ジョブズ〜偉大なるクリエイティブディレクターの軌跡」、「iPhoneショック」そして「アップルの法則」と立て続けに本を出したこともあり、
友人が私の「出版記念パーティー」を企画、昨晩、それが開催された。

企画してくれた友人や私の海外取材の都合の兼ね合いから今月の開催となった。
ちょうど今月は、ほとんど小川浩さん著の共著「アップルとグーグル」が出版されることもあり、
その本もあわせた4冊の出版記念パーティーとなった。
(もちろん、これまでの本の編集者の方々にも参加していただいた)。

「『出版記念パーティー』なんて、行ったこともないし、映画『ブリジット・ジョーンズ』くらいでしかみたことないよね」と妻とも話していた。
自分はあまり「主役」という柄でもないし、私がこれまでの本で お世話になった方々、刺激をくださった方々を相互につなぎあわせて、来てくださった方々の新しいコラボレーション、新しい仕事のつながりを生む場にしていただければと思った。もし、私の本が世の中の役に立ったのなら、この場での新しい出会いは、さらに世の中に貢献するだろうからと思ったからだ。

大勢の方が来てくださり、大勢の方がお祝いをいただき、大勢の方に無償の協力をしていただいた。
遠方はサンフランシスコや九州から来ていただいた方、
記者発表やイベントの準備で忙しい最中お祝いの準備をしていただいた方、
食事どころか飲み物を飲む暇もなくスタッフに徹してくださった方々。

まったく持ってどう感謝の言葉を返せばいいのかわからず、
メールソフトで新規メールのウィンドウを開いたまま1時間悩みっぱなしだ。
(そして、そろそろ今晩のプレゼンの準備をしあげなければならないので、
 メールの送信は夜まで持ち越しになりそうだ)。

これからじっくり時間をかけて1通1通、
お礼のメールを書かせてもらうつもりだが、
本当のお礼は行動で返すしかない。

それも、今や過去となったパーティーについてのお礼よりも、
むしろ、皆さんのこれからに貢献する行動の方がいいだろう。

私なりの方法で、少しでも世の中の役に立つことを考え、奉仕し、
少なくとも67億分の1くらいだけでも、
住み心地がよかったり、便利だったり、安心できたり、次の行動につながるいい刺激を受けられる世の中になるように貢献できればと思う。



投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2008年04月10日 | Permalink

最終日と素晴らしい本の話

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101tokyo

今日はいろいろなものの最終日だ。

3月7日から期間限定でオープンしていた「Think the Earth SHOP」のリアルショップ(@ルミネ荻窪店4階)も今日が最後なら、Kosuke Fujitakaさんの活動の1つ「101Tokyo.com」の「101Tokyo Contemporary Art Fair 2008」も今日が最後。オープニングには頑張ったが行けなかったので、今日こそ行こうと思っている(Fujitakaさんは、Tokyoで誕生した人気のWebサイト、Tokyo Art Beatの海外版第1号「New York Art Beat」の立ち上げで、現在はNY在住なので、できれば11時からの彼が司会のセッションに出たい。

やはり今日が最終日となる森美術館の「アートは心のためにある : UBSアートコレクションより」のオープニングの時、南條館長は「みなさん、アートを買いましょう。飾りましょう」と言っていた。

そのアートを変える場所、「Tokyo Art Fair」も、実は今日が最終日。こちらもオープニングを逃した。ブースはたくさんあるが、果たして回れるのだろうか。本当は今日、国際フォーラムの前を通り過ぎたのだが、時間がなかったので素通りになってしまった。

 素通りしたのは、冒頭で紹介した「Think the Earth shop」のあるルミネ荻窪で、Think the Earthの上田壮一さんによるトークイベントがあったからだ。
 とにかく本の大好きな上田さんのトークイベントは、ルミネ内の八重洲ブックセンターのど真ん中で行われた。

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2008年04月06日 | Permalink

YouTubeにRolling Stonesが登場[YouTube Living Legends第1弾]

YouTubeにRolling Stonesが登場した!



Livinglegend

Living Legends



これは世界的なミュージシャンやスポーツ選手など、「レジェンド(伝説)」と呼べるような「超」がつくクラスの著名人にチャンネルを提供し、コンテンツを集約、公開するだけでなく、一般ユーザーとの動画によるインタラクションを促そうとする試みで、このRolling Stonesは、まだ第1弾に過ぎず、今後も毎月のように新しいチャンネルが追加されていくようだ。
 第1弾のRolling Stonesでは、ライブ映像、舞台裏のクリップ、メッセージ動画のほかにも貴重
なバスルームでの撮影シーンなど、YouTubeに独占的に公開される映像なども順次、公開予定とのことだが、先にも書いた「対話」の部分を重視すべく、ユーザーからの動画による質問のアップロードを受け付ける。ミック・ジャガーとキース・リチャーズは、そうして受け付けた動画からいくつかを選んで、質問に応える動画を掲載する予定だと言う。
 つまり、本物のマスコミでもなかなかできないミックとキースのインタビューをするチャンスが、誰にでも公平にやってくる、というわけだ。
 でも、「言葉の壁」があるよね?と思ったのだが、なんと今回、日本語で質問された動画についても「YouTubeスタッフが英訳をサポートしてミックとキースにお届けします。」とのこと!
 むしろ、日本語で質問するとYouTubeの英訳サービスの実例としてピックアップされる可能性も高いかも?(想像なので保証はしません。とりあえず、どんどん質問動画をアップしてみましょう! ;-) )

 この新しいチャンネルの詳細は、こちらのYouTube公式ブログに書かれています:

Introducing Living Legends

このサービス、すごい!

「iTunes Storeの動画販売サービス(の無料版)」とも言えるし、たまにしかあがらない「iTunes Exclusiveコンテンツ(の動画版)」とも言えるし、「超がつくリジェンドのビデオPodcast(のYouTube版)」とも言えるかもしれません。


 この「超」がつくすごい新サービスについて、思うことをいくつか...

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2008年04月05日 | Permalink