変遷期のさなかのハイビジョンパネル選び2〜フルHD解像度編〜

変遷期のさなかのハイビジョンパネル選び1〜オンスクリーン文字のひどさに幻滅の巻〜で、三菱電機のREALにはちょっと幻滅して、購入候補からはずれてしまったことは話した。

かといって、今から買うなら720pではなく、できればフルHDが欲しい心境は変わらない。
数年のうちにはプラズマテレビも液晶もフルHD解像度が当たり前になってくるのは明らかだからだ––もちろん、これからもパネルの大型化はつづくだろうけれど、それよりはむしろフルHD化と低価格化に開発のベクトルが向くんじゃないかな。

でも、さらに1年辛抱して○ドバシのポイントを貯め続けるのもなんだか疲れてきた。ここで一気にドバっと使いたい。
そう考えながらテレビコーナーを回っていると、気になるのが日立の新37型プラズマテレビ、W37-P5000だ。

価格的にも所有ポイント圏内だ(ただし、あまりポイントが余らず、他のものが買えない)。
同機の解像度は「ほぼ」フルスペックHDの1024x1024画素(フルだと1920x1080)

もう1つソニーのKDE-P37HVXも気になる製品で、こちらも同じ解像度(たぶん、同じパネル)。
HDMI端子もついているし、XMB(クロスメディアバー)だし、リモコンも含めて、カタチ的にはこっちの方が好きな気もする。



投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2004年10月16日 | Permalink

微熱は苦手

17日の日曜日から木曜日までサンタモニカに行くことに...
飛行機の乗り換え以外でLAに降り立つのは、かれこれ十年ぶりくらい?

泊まるホテルはオーシャンフロントの有名な所らしく、
PathFinderの開発元、CocoaTechのオフィスから歩ける距離らしい。
Apple Storeのある、おしゃれなショッピング街、Third Street Promonadeも目と鼻の先だ。
さらには数ブロックのところにレンタルSegway屋もあるという。

取材先も含めて結構、楽しみな出張なのだが...

なぜか、そういう出張の直前に限って風邪をひいてしまう。
昨日から喉が痛くて、仕事もせずに寝っぱなしだ。


投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2004年10月16日 | Permalink

必見!?「iPod free style」

最近、書店に行くとiPod関連の書籍、ムックの多さにただただ驚かされる。
そんな中で、一番フットワークが軽くおもしろいことをやっているのが、実はアスペクトじゃないかと思っている。

私自身が関わっている書籍が多いのでひいきめに見ているところもあるのかも知れない。でも、それを差し引いても、新しいことに次々とチャレンジしていく姿勢には好感が持てる。

最近流行の裏テク、ハック系の視点からiPodを切ったのも「裏テク探偵団 iPod超活用術」が一番最初だったと思う。

また、iPod mini専門のムックも「iPod miniビュンビュンテクニック」が一番乗りを果たした。同書は国内でのiPod miniと同日に発売となり、大行列ができたApple Store GinzaでもiPod miniと一緒にすごい勢いで売れ、一日にしてベストセラーの仲間入りを果たした(と思う)。

両著は私自身も執筆させてもらっていたので、宣伝みたいに思われちゃうかも知れないが、今回、紹介したいのはこの2つではない。

今日、発売になった「iPod free style」、この本はスゴイ!
(私はまったく関わっていないし宣伝しても何の得もない。それどころかamazonにもまだないみたいで、アフィリエートのうまみもない。でも、だから、その分、自信を持って堂々と勧めてしまおう)

iPod freestyle cover

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2004年10月15日 | Permalink

talby、ついに登場!

au design projectのプロトタイプの1つとして、INFOBARなどと一緒にこれまで数回展示されていたtalby
Orgonチェアなどで知られるオーストラリアのデザイナー、Marc Newsonのデザインで、INFOBARよりもさらに板っぽいかと思ったけれど、ドックにピタっとはめるように側面から見た感じは段々になっているのですね。

talby photo

久々にデジタルARENAを覗いたら、いきなりこの記事が目に入ってきてびっくり。
今回、CEATECでの展示もなかったし、製品化は実現しないかと思っていました。

KDDI、au design project第3弾、「talby(タルビー)」を発表
によれば、12月上旬発売、価格は(もちろん)オープンプライス。
QVGA表示で、カメラは33万画素(やっぱり)、EZNaviwalkや2次元コードpにも対応らしい。



投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2004年10月13日 | Permalink

変遷期のさなかのハイビジョンパネル選び1〜オンスクリーン文字のひどさに幻滅の巻〜

*1つ言い忘れていたことがあったので更新しました*

じっくり見ることはできなかったが(いや、正直言ってAV機器関連はまったく見れなかった)、先週のCEATECのキーワードの1つは「フルHD」つまりフルスペックハイビジョンだったと思う。

 アテネオリンピックが終わっても、まだまだ普及には遠い印象のハイビジョンだが、一度、この画質を手にしてしまうと、もう後には戻れない。「ビーイング・デジタル」を読んでいた時には、高画質化よりも多チャンネル化というニコラス・ネグロポンテの意見に大きく頷いていたが、実際にハイビジョンプロジェクターを使い出すと、ただただきれいなグリーンを眺めているのが気持ちよくて、それだけでまるで興味のないゴルフ番組を見出す始末だ。

 そこで思ったのが、ハイビジョンは、最近注目が高まりつつある「HAPTIC」なメディアなのかも、ということ(左のリンクの本、まだ読むどころか買ってもいないので誤用だったら心苦しいが)。

 さて、我が家のハイビジョンはPanasonic製の廉価なハイビジョンプロジェクター(ついに実売価格16万円を切り始めたTH-AE500)、解像度は720p相当で、これはハイビジョン映像の格付けの中では下のクラスだ。

 もっとも720pは今日のスタンダードでもある。実は今、店頭に並んでいるプラズマテレビや液晶テレビもほとんどは、720p程度の解像度しか持っていないのだ。

 この間、誰だったかと話していたとき、ヨーロッパでハイビジョンが流行らないのはそれが原因じゃないかと言われて「はっ」とした。日米で使われているNTSCの解像度は走査線525本でフレームレート30となっているけれど、ヨーロッパで主流のPAL/SECAMはフレームレートは25だが、解像度の方は走査線625本となっている。これだと720本の720pと大差を感じないかも知れない。よく、考えるとi(インターレース)とp(プログレッシブ)の違いもあるし、そこそこの解像感の違いはあると思うが、なんだか、そんなことを言われると2台目のハイビジョンはフルスペックハイビジョンにしたくなってくる。

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2004年10月13日 | Permalink