米国メディアにiPadが続々と露出開始
Nikonnextは是か非か
最近、私がWebや雑誌に書いた記事を見た人(特にiPad関係の記事を見た人)は「機材協力:Nikonnext.com」の文字を目にしているはず。
「ニコン」なら知っているけど「ニコンネクスト」? これ一体何かと疑問に思っている人もいるだろう。
百聞は一見にしかず。 この記事を「あとで読む」にするくらいなら、 ぜひ記事は読まなくていいから、Nikonnext.comを覗いてみて欲しい。
「Nikonnext.com」は、ニコンが運営しているWeb上のフォトギャラリーのサイト。 Web上のギャラリーなのに、現実にある写真美術館のようにあなたをリフレッシュしてくれる。
私がこのサイトを知ったのは、不純な理由がきっかけだ。 iPadの取材で、急いでカメラ機材を調達しようとしていたとき。 たまたまニコン関係の仕事をしている知り合いから、カメラの提供を受けられるかも、と連絡をもらった。 てっきりニコンのカメラのプロモーション関係の人が貸してくれるのかと思ったら、違っていた。 私も初耳のNikonnextという事業をやっている人から機材を貸してもらった。 せっかくなので、記事に協力のクレジットを入れると提案させてもらった。
既に機材は返却し、一応、クレジットを入れるノルマは果たしたが、よく考えたらクレジット入れるだけで、ぜんぜん、なんのサイトかフォローの説明をしていない。
実は最近、夜中仕事に行き詰まると、このサイトで息抜きをしている(BGM的につかっているという噂も...汗)ので、この機会に紹介しよう。
なお、あわただしくカメラの受け渡し時もじっくり話せていないので、もし、コンセプトなど誤解したまま紹介していたらゴメンなさい ;-)
Nikonnext、私が最初に見たときの感想は、 いい意味でも、悪い意味でもとんでもないサイトというもの。
21世紀を感じさせる魔法のLiveScribeペン
今年2月のMACWORLD EXPOで購入してきて以来、講演会場やさまざまな懇親会で披露しては、大好評を得ている自慢のガジェットがある。 米LiveScribe社のPulse SmartPenという製品だ。
実は昨2009年のMACWORLD EXPOにも出展していて1度は紹介したのだが、その時は買いそびれてしまっていた。今回、13ヶ月の空白を経て、価格がこなれてきたこともあってついに買って見た。
このペンの何が凄いかを知りたい人には、とりあえず上の動画を見てもらうのが手っ取り早い。 何をしているところかと言うと、このペンで専用のノートにピアノの絵を描くと、そのピアノが弾けてしまうのだ(鍵盤をペンで触れると、音が出る)。
実は、これはまだ本の序の口で、実はこんなこともできる(下の「続きを読む」以下で紹介)。
iPad、米国での発売まで、あと1週間!
米国でのiPad発売開始まで、いよいよあと1週間。
今のところ、日本での正式な発売日はおろか、価格や取り扱うキャリアなども含めて一切、あきらかにされていないが、おそらく1週間半後には、日本のそこかしこでiPadに触れるユーザーが登場し始めているはずだ。
私は1月の発表会でiPadに触れられた数少ないラッキーなー1人として、この数ヶ月各地で講演などをしてきた。
面白いのが、iPadのスペックシートだけ見て、「なんだ、ただのデカいiPod touchじゃん」とガッカリする人と、「これは凄いことになりそうだ」と興奮する人がキッパリ分かれること。
私の意見を言わせてもらうと、「ただのでかいiPod touch」と言っている人はスペックシート文化や左脳的な発想にとらわれすぎている気がする。その発想を早く脱し、「経験経済」を理解し始めないと、2003年以降のiPodの大成功や、スペックシートの上では、それまでの日本製携帯電話よりはるかに劣るはずのiPhoneが、なぜ人々を魅了し、日本でももっとも売れている端末になったかわからないままになってしまう。
実は画面が大きくなるだけで写真が持つ迫力やぬくもりも大きく変わってくるし、キーボードの入力も楽になる、拡大縮小の繰り返しが減る分だけWebブラウジングも快適になれば、画面の切り替えの頻度も減ってくる。
極端に「iPadが出てきたらiPhoneはいらなくなる」と言い張る人もいたが、それとも同意できない。
なぜなら、やはりiPhoneとiPadではそもそも体験が大きく違うからだ。
iPadでは電車の中で立ちながらTwitterでつぶやくこともできなければ、片手でメールの返事を書くのも大変だ。
今回は、しばらく、ブログの更新が止まっていたこと、それからiPadの発売開始へのカウントダウンの意味も込めて、まだ雑誌などで紹介していないiPad写真と、なぜかあまり報道されていないiPadの機能について、紹介しよう。
細かな機能やスペックについては、アップルの公式ホームページを見てもらうのが一番いい。
ブルース・リーではないが、「Do not think. Feeel!」ということで、まずは私の下手な写真からも伝わってくるiPadのモノとしての存在感を感じ取ってもらえればと思う。
そのあと、もしかしたら、日本ではあまり知られていないかも知れないiPadの隠れた(いや、実はどうどうと起動画面に用意されているのだが)機能について紹介したい。