ブログは会話 + 情報のディスカバリー
「ブログは会話」これは伊藤穣一さんがよく言う言葉。
ブログの記事に1点の間違いもない完璧なものを求められていたら、堅苦しくて何も投稿できない。
ある程度、思い込みや勘違いもコミコミにして、ある程度は「エイヤ!」で投稿するからこそ自分の意見が言える。それだけにブログでは記事そのものだけではなく、コメント(や場合によってはTrackback、人によってはdel.icio.usやはてなブックマークも)での対話までも含めて1つのコンテンツと捉えて欲しい。
ただ、今日のブログが至らないところは(そしてSNSの方が進んでいる部分)、自分が書き込んだコメントに対して返信があっても、再びそのブログを訪問しないとわからないところ。
この問題を解決すべく、しばらく、coCommentを試したが、残念ながら期待した変化は得られなかった(サービス自体はよくできているので、今後、また機会をつくって再挑戦したい)。
そんな中、昨年末、Six Apart社がTypePad Connectというサービスを開始。これに衝撃を受けた。
TypePadのブログに、TypePad ConnectのIDでログインしてからコメントを書き込むと、そのコメントに対して、返信があったときに、それがメールで送られてくる。しかも、そのメールに返信する形で、メールソフト(あるいはiPhone)からコメント返しができるのだ。
これは「ブログの会話化」を、さらに一歩、押し進める革新的技術だろう。
さて、昨日のブログにいしたにさんからトラックバックがあった。
みたいもん: すべてが記録される時代のログ:私的原体験編
この記事で私の記事と一緒に平田さんの記事が紹介されている。
dh memoranda:次になにをするべきなのか
この平田さんの記事を読んで、いくつか「Web 2.0 in your pocket」的な視点で思い出したことがある。