「LIGHT-LIGHT」 in Tokyo、行ってきました
CURIOSITYの設立11周年を祝して今日から開催の「LIGHT-LIGHT」 in Tokyo。
昨晩のプレ・オープンのレセプション・パーティーに行ってきました。
昨日は5月で惜しまれつつも休刊するEsquire日本版の読者も招待されていたようで大盛況。
ちょっとにぎやかな雰囲気でのお披露目となりました。
Louis Vuitton OMOTESANDO 7階のLV Hall(ここはかつてセレブ達が通った会員制クラブCELUX)
そこに浮かぶ80個ほどの幻想的な光のボール。
昨年、ミラノサローネで話題になったあの展示が4月5日まで東京で見れます。
とっても素敵な展示です。
ちょっとでも時間の余裕を見つけて、ぜひ見に行ってください!
(帰り際には表参道の反対側だけれどWinged Wheelを覗くと、さらに楽しいかも。あそこは紙好きな人にはたまらない空間です)。
「LIGHT-LIGHT」では、ピンポン球を照明が埋め込まれた筒から吹き出す空気で浮かび上がらせるという展示。コンピューターのプログラムで制御された80個近いピンポン球が、光のラインダンスを繰り出します。
真っ暗な会場を歩いていたら、どこかの2人連れの方が
「光ってこうやって使うんだなぁ。」としみじみ。
「だって、これで真っ暗だったり明るかったりしたら、ただの理科の実験だもんな。」
まさにその通り。
幻想的な展示なので、見に行くなら人の少ない時間がお勧め。
静寂の中で見ると、まったく別の作品として酔いしれることができるはずです。
というわけで、平日の午前中を狙っていたのですが、帰り際、ニコラさんの奥さんでCURIOSITYプロデューサーの宮本玲子さんに「13時にオープンです」と言われてしまった。
ついでに、外の光を遮断できないので、日中は外光が入ってしまうようです。
なので、天気の悪い平日の午後早めの時間が狙い目かもしれません。
招待状をちゃんと読んでいない私にとってサプライズだったのは、
部屋の奥の方に「LIGHT-FOOD」という食べられる「LIGHT-LIGHT」があったこと。
通常の「LIGHT-LIGHT」は、ピンポン球を使っていますが、
こちらはピンポン球の代わりにメレンゲを球状に固めたものを浮かび上がらせていました。
で、これをうまく空中キャッチして、口に放り込むと、甘くてなかなか上品な味わい。
イベントの詳細を見てみると「協力」として「HENRI CHARPENTIER」がクレジットされていました。
会場に着くや、エレベーターにグエナエルさん、
今年のミラノサローネでは、特にCURIOSITYとしては参加する予定がないとのこと。
その代わり会場を見て歩いたり、原研哉さんの展示を手伝ったりするとのことでした。
その後、真っ暗な会場をうろちょろしていると、
WOW代表取締役/プロデューサーの高橋裕士さんとクリエイティブディレクターの於保浩介さんに遭遇。
WOWも今年のサローネは参加しないそうだけれど、BASELWORLDに行けばWOWの映像が見られるとか。
また、現在、ロンドンのScience Museumで4月19日まで開催中の原研哉さんキュレーションの展覧会「JAPAN CAR」にも協力しているそうです(私のミラノ行きは来月20日...ロンドン・ヒースロー空港経由というめちゃくちゃ悔しい状態)。
wow関係の展覧会と言えば、もう1つ。
ユーザーインターフェースなどの研究を行っている仙台のwowlabの作品「工場と遊園地」が、
今週の日曜日(4/29)まで宮城県美術館、2階展示室にて展示されています(入場無料)。
これまでのインスタレーションの中でも、かなり、大掛かりな方ということで、
ものすごく行きたかったのですが、こちらもスケジュール的に都合がつきません。
仙台近くにいる方、ぜひ、見に行ってブログにレポートをアップしてください!
書き忘れていて後から追記:
葉山の神奈川県立近代美術館と神奈川県立歴史博物館の2館を使って開催中の
「アジアとヨーロッパの肖像」も必見です!今週の金曜日まで!
実は葉山の方のFiona Tanさんによる「Vox Populli」という展示に、私の小さい頃の写真が使われています。どの写真かわかるかな?ヒントとしてほぼ同じ頃の写真:
http://www.flickr.com/photos/nobihaya/441599446/
WOWの10年間の軌跡をまとめたWOW10(グエナエル・ニコラさんも登場)
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