成田よ、頑張れ!
私のコミュニケーションの主体はメッセンジャー(チャット)>mixiメール>メール>電話で
iChatとSkype、Google Talk(via iChat)、MSN Messenger、(さらに稀に)Yahoo! Messengerを使っています。Adiumなどを使ってソフトを1つにまとめればいいのに、それぞれのソフトを気に入っているので、ついつい全部立ち上げている。ただソフトが3つもあるとステータスを変更するのも面倒で、いくつかのソフトのステータス表示が「@Amsterdam」とか「@Paris」になっていたようです。
でも、ちゃんと1週間前の金曜日に、無事に帰国しています。
今回のヨーロッパ行きは、航空会社がKLMだったので、帰りの飛行機もアムステルダムのスキポール空港(AMS)経由でした。元々、サンフランシスコ国際空港とか、きれいな空港は好きなので、先週の金曜日はパリのシャル・ル・ドゴール空港(CDG)とAMSの2つの空港を満喫してきました。
ただ、その後、成田にかえってきて、なんかがっかり。
好きな空港に行くと、思わずバシャバシャと写真を撮ってしまい、FlickrでもPhoto Setを作ってしまったりするのだけれど、気がつくと成田ではほとんど写真を撮っていない。
サンフランシスコ国際空港(SFO)
パリ:シャルル・ド・ゴール
アムステルダム:スキポール空港
近くということもあるし、羽田空港には年に1回くらい、ドライブついでに立ち寄ったりすることはある。でも、例え千葉の方にいったとしても、わざわざ成田空港に行こうとは思わないと思う。
日本を代表する国際空港でありながら、これだけ「魅力がない」って、ちょっと残念に思えてならない。
さて、パリからの直行便での帰りというと、大抵、飛行機は夜の便と相場が決まっていて、コーディネーターの友人、富樫さんのオフィスに荷物を置かせてもらい、ぎりぎりまで最後の買い物をするのがいつものパターン。
塩とかバターとかLadureeのマカロンとかワインとか石鹸とか、気がつくと大きな手荷物がまるまる1個増えてしまう。
しかし、今回はアムステルダム経由で、パリを朝早くに発たなければならない。店が開く時間には空港にいなければならないので、それならとその分、早くに出て新しくなったCDGを満喫しようと決心した。
いやー、CDG新ターミナルはきれいで楽しい。 壁や天井の質感から、ベンチから、何から何にいたるまで気に入ってしまった(中にPAULがたくさんあるのもうれしい)。
しかも、空港中どこでもWiFiのホットスポットになっていて、結構、あちらこちらに自分のノートパソコンを開いて作業できるテーブルが用意されている。
おまけにテーブルがないところでも、ベンチにパソコン用の電源が用意されていたりと至れり尽くせり。
ゲートのあたりも開放感があってとにかく素敵で、パリを発つのが悔やまれてなりませんでした。
飛行機にゆられること1時間後、到着したスキポール空港はというと、CDGのような洗練された美しさはないけれど、こちらはこちらでなんだか楽しい。
CDGのようなおしゃれさはないけれど、エンターテイメントはかなり充実している。
ショッピング系もすごい充実していれば、美術館もカジノも、メッカに向かってお祈りしたり、瞑想したりできるところもある。おまけに、やはり内装というか、お店とかの建築内建築が楽しくてフォトジェニック。こちらも、写真撮りまくりながら空港内観光してしまった。
食事の種類も豊富で、「うどん」もあれば、回転寿司もあればヨーロッパ風料理、中近東風となんでもござれ。
やはり空港全体が無線LAN Wifi ホットスポットになっていて、電源が使えるコネクションセンターも用意されていて、空港で何度もメールチェックできたり、仕事も1つすませることができた。
飛行機が2時間ほど遅れていたんだけれど、仕事、食事、飲み物、(ウィンドウ)ショッピングともに充実していて、まったく退屈知らず。飛行機もうちょっと遅れてくれないかと思っていたくらいでした(あとう30分遅れてくれたら美術館のレンブラントの展示も見に行けたのに)。
あのショッピングの充実ぶり(と、他の航空会社も含めた、飛行機の遅れ率)を見ると、もしかして「わざと飛行機遅らせて、ショッピングで収益をあげようとしていないか?」と疑わしくなるくらい(笑)。
でも、ただ楽しませるだけでなく、いろいろ細かい配慮が行き届いているところにも感心しました。例えば飛行機の搭乗開始とかがわかる案内板には便名や搭乗開始時間、ゲート番号に加えて、その案内板からゲート番号まで歩いて何分かかるかといったことまで書かれている。これでちょっと不安な人達も安心してビールをもう1杯飲むか、やめておくかの決断ができる。
いやー、スキポール空港もおもしろくて、こちらももう少し楽しみたかった。
さて、それから十数時間飛行機に揺られて成田に到着。
こちらはというと、まあ確かにショッピングも、食事も充実しているし、最近ではWi Fiホットスポットもあるし、ゲートのそばにいけば、いくつかポツン、ポツンとパソコンで作業できるテーブルも置かれてはいる。
でも、なんかフォトジェニックじゃないんだよなぁ。
置かれている机とかも、どこかの事務用品店で買ってきた「ややオシャレ系の安い奴」みたいな感じで...
ステンドグラスとかもあるけれど、床も天井も基本的に印象に残らないし、あまり中で写真を撮りたくなるような場所がない。気がついて過去のFlickr写真とか見ても、成田の写真って混んでいて人が疲れた顔をしているところとかそんなのばっかり。
羽田は、おもわず窓の形がかっこよくて思わず携帯で撮ってしまった写真とかあるんだけれど...
というわけで、成田空港には、もし今後も東京の空の玄関口を名乗るなら、今後、もうちょっと美的にも頑張って欲しいと思う。
さて、先週の金曜日はその後、どうしても家に着く前に原稿を1本しあげて、校正も1本終わらせなければならない状況になったので、成田エクスプレスのグリーン券を購入。
乗ったはいいけれど、思いっきり最初っから最後まで車両でたった1人きりでした...あれなら普通車に乗った方が、イスを広々と使えて作業もしやすかったと後悔。
何せ成田エクスプレスのグリーン車は、2人がけのイスの真ん中にわざわざとイスを狭くするような仕切りを設けている。どうせグリーン車のっても電源も無線LANもないし、ほとんど特典はなし。
(成田空港では)階段からも遠いし、おまけにホームにもグリーン車のところだけベンチもない。すいている時間は乗るだけ損でしかない。
さて、飛行機が遅れ、成田エクスプレスも遅れて到着した私ですが、そのあとの1週間は、遅れに遅れた原稿に追われまくって、ほとんど何もできない状態でした。
昨日、久しぶりの二晩徹夜(といっても2時間くらいづつは寝たけど)をして、ようやく、「かなり遅れている」程度にまで追いつきました。いくつかWeb系の連載とか、出していないものもありますが、週末中になんとかします...