Webでの存在感薄らぐYomiuri
昔は毎日、巡回していたけれど、今年のはじめからは仕事での調べものはともかく、友達系BLOGについては「毎日巡回は絶対無理」、「時間ができて気が向いたときだけ、偶然の出会いに任せて巡回する」をモットーとしている。
このページ右下のリストからGen Kanai Weblogを見て、いきなりおもしろいニュースを見つけてしまった(Genさんのページはもともと、結構、するどくおもしろい指摘が多い)。
ちなみに大元はこちらの「editorsweblog.orgの記事。
最近、Googleによるニュースサービス、Google Newsがついに日本でも始まった。
世界中の610の情報源からの気になるニュースがまとめて表示されるというサービスで、日本からも大手新聞社から地方紙、テレビ局、IT系Webニュースサイトなど多数のサイトが情報を提供しているが、読売新聞は情報の提供を拒んだと言うのだ。
もちろん、情報を提供する、しないは読売新聞の自由だけれど...
読売新聞のWebニュースはブックマークに登録して、Yomiuri On-Lineまでわざわざ巡回しにきてくれる人以外は読むなと言うことだろうか?
それとも、Googleに情報を提供することは、読売新聞にとって利害の衝突があるのか?
Google Newsでは、気になるトピックについて各サイトからの記事の要約が、大手新聞でもテレビ局でも、地方局でも、Webニュースでも平等に横並びで紹介される。読者はその中から気になるものをクリックして、ニュース元のサイトを訪れ、読むことができる。記事がおもしろければ、大手新聞でも、弱小のニュースサイトでもまったく平等の読まれるチャンスがあるのだが、もしかして、横並びで比較されるのが困る?(あるいは自信がないのか?)
結局、読売新聞にいる人全員がこの政策に賛成しているわけではないだろう。インターネット以後の新しい価値観は伝わらない層にはなかなか伝わらない、という問題なのだろうか...
以前、見出しの無断引用で裁判を起こした産經新聞社は果たしてどうしているんだろう。とりあえず、これまで見たGoogle Newsの中では同社の名前も目にしていない。