Bose、SoundDockに驚いた理由


のまのしわざを読んで思い出した。

BOSE社からiPod専用スピーカーシステムのSoundDockが発売されている。

この製品を最初に見かけたのはApple Expo Paris。騒々しい会場でしっかりと音質を確認できるようにわざわざ試聴室をつくっての出展だった。

いち早くブースを発見した私は、パリ在住の版画家で最近は版画の手法を取り入れたコラージュ作品をつくっているアーティスト、Rudi金井氏と一緒に試聴した。


高音とかの抜けもよさそうだし低音もしっかりしている気がする。安ヘッドホンとかではぼやけてしまいそうなバックコーラスとかも明瞭に聴き取れるし...でも、これって本当にそれほど音質がいいのだろうか?実は後からデモンストレーターに聞いてみたところデモに用意されていた音源は、決してビットレートも高くないMP3圧縮だった。音質の上限がどのあたりなのかはよくわからなかった...


でも、このSoundDockで音質以上に驚いたのがその展示台のしかけ。

「そこでBOSE社が満を持して発表するのが、このSoundDockです」というデモンストレーターの声の後、BGMのオーケストラー演奏のピッチがだんだんと上がってきて、クライマックスに達したところで、それまでiPodの背景を覆い隠していたベールが取れるというしかけ。


SoundDock

上のサムネールをクリックするとそのムービーが見れます(音無し)



投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2004年10月26日 | Permalink

その名はペンギラン!?

GQに載っていたブルネイ皇太子結婚のニュースが目に留まった。
花嫁の名前はサラ・ペンギラン・サレー...

実はブルネイ王室に友達がいる。大学時代の同級生だ。いや、同級生でもないか、一緒にクラスを取ったことはないや。でも、なぜかたまにつるんで遊んでいた。

王位継承権はかなり低かったと聞いているけれど立派な王族とのこと。私自身は実際にブルネイに彼を訪ねに行ったこともないし、帰国後は絵ハガキを1通もらっただけ。筆無精な私は返事もしていない...

でも、誕生日プレゼントにお城をもらったり、お兄さんのコレクションがフェラーリだったり、
本人のコレクションが(少なくとも'90年代中頃までに出ていた)全音楽CDだったりとなかなか常人とは違う暮らしぶりをしていたことだけは確かだ(ただし、私が時々するみたいに同じアルバムの日本版とアメリカ版、イギリス版、ドイツ版を買いそろえるといったマニアックな買い方をしていたかまでは知らない)。

アメリカではいたって普通の留学生ならぬ遊学生だったけれど...

私や他の友人は彼をサレーと呼んでいたが、国民はペンギランと呼ぶしきたりになっていたらしい。
花嫁の名前、「ペンギラン・サレー」を見て彼を思い出さずにはいられなかった。

ちなみにサレーやペンギランは彼の名前のほんの一部だ。

ブルネイ王室では祖先の名前をひきついでどんどん重ねていくしきたりがあるらしい。
つまり代を追えば追うほど名前が長くなっていく。


投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2004年10月26日 | Permalink

「ポール・マッカートニーがアップル役員」の噂は本当か?

長引くApple Corp対Apple Computer, Inc.の裁判。
先月、この両者が近々、和解するというニュースが米芸能誌バラエティーの情報として読売新聞に掲載されたらしい。
私はJDNのこの記事を読んで知った
ーーしかし、なんでJDNにこんな記事が ;-)

和解案にはアップルコンピュータが巨大な和解金を支払う、ビートルズがアップルコンピュータの大株主になるといった条件が盛り込まれているようだが、これに加えてポール・マッカートニーがアップルの社外役員に加わるというものも含まれている。

スティーブ・ジョブズがジョン・レノン(やボブ・ディラン)のファンという話は聞いたことがあるが、ポールのファンというのは聞いたことがないし、ちょっと眉唾かなとも思っていた。

ところが突然、私の謎の情報網を経由して、あるアップルに近い関係者が昨晩ポール・マッカートニーと握手したと自慢していたという話が流れ込んできた。
このタイミングでポール・マッカートニーと握手というのはあまりに怪しい。


投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2004年10月25日 | Permalink

米ドル小切手どうしています?

最近、Google AdSenseやらWired News USの原稿料など、ドル建て小切手の収入が増えてきた。

といっても、まだそれほど大した額じゃないし面倒なので銀行に振り込むでもなく小切手のまま持っている
(AdSenseの最初の小切手は換金したところをBLOGネタにしようと持ち歩いていてなくしてしまった :-( )

Wiredで今後も書き続けることを考えると、CITIBANKあたりでドル建て口座を持つのもいいかもと思って、先日、カタログをもらいにいこうとしたのだけれど、行政指導を受けて謹慎中で月末までは口座を開設できないということ。ミニマムバランス(口座に残しておかなければならない最低残高)も2000ドルと私が米国にいたとき使っていた銀行と比べてもやや高(=2倍)だ。

おまけに口座があろうと、なかろうと小切手を処理するには額にかかわらず1枚あたり1000円かかるという。[*追記あり]
AdSenseの小切手は100から150ドル程度なので、1割近い。
ドル建て口座を持てば小切手は額面通り手数料なしで振り込めるだろうというのは甘い考えだったようだ...

これって他の銀行も同じようなものなんだろうか?

みなさんはAdSenseの収入とかどうしています?

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2004年10月24日 | Permalink

タクシー会社、競争前夜!?

タクシーに望むことは多々ある。

朝飛び乗ったタクシーがタバコ臭くて、衣服にまでタバコの匂いが染みついちゃったりすると、その日、1日が暗くなる。
逆にタクシーの中で、朝の一服をしたい人もいるだろうし、禁煙/喫煙のタクシーをうまく選んで捕まえることができればいい。

一時は「革新的!?」と思ったけれど、最近はすっかり見かけない近距離タクシー。
傘を忘れた雨の日、近くの駅から自宅までちょっと飛び乗るのにバス代+100円くらいの近距離タクシーはなかなかうれしい存在だったけれど、いつも見かけるのはタクシースタンドの後ろの方、順番を譲り続けて待つべきだとしたらそれはそれであまり意味がない...

最近よく見かけるJALやANAのマイレージ加算サービス、もう少し頻繁に同じタクシー会社に乗ることができれば、JALクレジットカード、ANAクレジットカードをつくることも考えるんだけれど...

数週間ほど前だろうか、六本木ヒルズに行ったとき、アカデミーヒルズの入り口のあたりに「未来のタクシーシンポジウム」とか、なんかそんなボードを抱えた人たちを見かけた。

年に数回、「あ、タクシー会社もがんばっているんだな」と思わせる新種のサービスが話題になるし、タクシー会社もタクシー会社なりにがんばっているんだろうなとは思うのだけれど...

どのサービスも結局はそれほど日の目を浴びないまま廃れていってしまう。

その最大の原因は、タクシーってほとんどの場合は流しかタクシー乗り場で捕まえていて、なかなか自分が望んだ会社のタクシーに乗れないことだろう。

でも、今年になって、そんな状況を変えてくれるかもしれないと思える革新的サービスが登場した。



投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2004年10月24日 | Permalink