「アプリが使用中です」対策
私はノート型Macをメインで使っているが、外付けハードディスク無しではやっていけない。
今日のノート型のハードディスク容量は私にとっては少なすぎるからだ(それだけに東芝が夏頃までに出すといっていた2.5型200GBハードディスクの登場を未だに待ちわびている。もし、容量を200GBよりさらに増やしてくれるというのなら、それはそれでもうちょっとだけ待ってみようという気になるが、我慢が限界に達しそうな年末前にはなんとか出荷して欲しい)。
さて、そんな大容量ハードディスク依存症の筆者がどうしているかというと、家に帰るとまっさきに2台の外付けハードディスクをつないでいる。iTunesの曲も、iPhotoの写真も、これらをつながないことには楽しむことができない。
ただ、困るのはたまに外出時に、この外付けハードディスクをアンマウントして、外そうとすると「(そのディスクは)アプリケーションが使用中です」と表示されて、アンマウントできないことがあるのだ。
これまで過ってケーブルを抜くなどの事故で、何度もハードディスクをクラッシュさせ、大事な写真を失ってきた経験から、アンマウントせずにいきなりケーブルを抜くようなこともできない。
かといってマシンを終了(または再起動)するのも困る。
常にアプリケーションを10本くらい起動しているので、1つ1つのアプリケーションについて書類を保存するのか、複数のタブを同時に閉じていいのか聞かれるのも煩わしい。おまけに再起動後、MailやSnapz Pro、Skype、iChat、MSN Messengerといった常時使用アプリケーションがすべて起動し、動作が落ち着くまで待つのも煩わしい。
となると、残る道は1つ。
どのアプリケーションが、外付けハードディスクを使用中なのか突き止めて、それを終了し、ディスクを再度アンマウントするしかない。
それにしても、なんでMac OS Xは、どのアプリケーションが使用中なのかを教えてくれないのか。
それは、これが意外に複雑で、どのアプリケーションと特定できないことがあるからだろう。しかし、ちょっと努力をすれば、かなりの確率でどのアプリケーションが原因なのか特定できる。
お勧めなのはターミナルを使う方法で(というか、これ以外は知らない)、以前はfstatという命令を使ってこれを調べていた。ところが、今日、久々にこの方法を使ったらいつの間にか「fstat」が使えなくなっていた。そこで検索してみると、「Mac OS X Hints」にfstatではなく、「lsofを使うといい」と書かれていた。
やり方は簡単で
terminalを起動したら、
lsof | grep "ディスク名の一部"
と打ち込むだけ、そうすると現在、そのディスクを使っているアプリケーションの候補一覧が表示される。
例えば以下は、筆者が「MAXTOR-05」という名前のHDDディスクに対して実際に行ったやりとりだ:
NobiMacBook:~ nobi$ lsof | grep "MAXTOR"
Finder 85 nobi 16r DIR 14,12 136 154912 /Volumes/MAXTOR-05/.Trashes/501
iChat 191 nobi txt REG 14,12 1441197 157248 /Volumes/MAXTOR-05/data/iPhoto Libraries/CEATEC 2006-LA ZONA/Originals/2006/\xe3\x83\xad\xe3\x83\xbc\xe3\x83\xab 3/IMG_7809.JPG
上からFinderとiChatがディスクを使用中だったことがわかる。Finderの方は深刻ではないが、iChatで同僚にCEATECで撮影した写真を転送したプロセスが未だに残っていたようだ(ウィンドウは既に閉じていたのに)。
というわけで「iChat」を終了したら無事にハードディスクをイジェクトできた。
Mac OS Xも、分からない場合は、わからないで仕方がないとして、このように簡単に突き止められるときだけでも、どのアプリケーションが原因なのか「名前」を表示してくれればいいのに...と思う。
[近況報告]
先週金曜日台湾から帰ってきました。現地では足を(生まれて初めて)捻挫したのですが、漢方医のおかげで脅威の回復。「これは数週間は歩けない」と思っていた足で、今では走ることも、階段を上ることもできます。
[近況報告2]
帰国後、結局、まだMacBookは修理していません。現地ではインタビュー直前に突然、電源が落ちるなどして、メールチェック以外の用途には使えませんでした。ただ、不思議なことに帰国してからは、まだ1度も落ちていません。この現象本当に不思議。
今日のノート型のハードディスク容量は私にとっては少なすぎるからだ(それだけに東芝が夏頃までに出すといっていた2.5型200GBハードディスクの登場を未だに待ちわびている。もし、容量を200GBよりさらに増やしてくれるというのなら、それはそれでもうちょっとだけ待ってみようという気になるが、我慢が限界に達しそうな年末前にはなんとか出荷して欲しい)。
さて、そんな大容量ハードディスク依存症の筆者がどうしているかというと、家に帰るとまっさきに2台の外付けハードディスクをつないでいる。iTunesの曲も、iPhotoの写真も、これらをつながないことには楽しむことができない。
ただ、困るのはたまに外出時に、この外付けハードディスクをアンマウントして、外そうとすると「(そのディスクは)アプリケーションが使用中です」と表示されて、アンマウントできないことがあるのだ。
これまで過ってケーブルを抜くなどの事故で、何度もハードディスクをクラッシュさせ、大事な写真を失ってきた経験から、アンマウントせずにいきなりケーブルを抜くようなこともできない。
かといってマシンを終了(または再起動)するのも困る。
常にアプリケーションを10本くらい起動しているので、1つ1つのアプリケーションについて書類を保存するのか、複数のタブを同時に閉じていいのか聞かれるのも煩わしい。おまけに再起動後、MailやSnapz Pro、Skype、iChat、MSN Messengerといった常時使用アプリケーションがすべて起動し、動作が落ち着くまで待つのも煩わしい。
となると、残る道は1つ。
どのアプリケーションが、外付けハードディスクを使用中なのか突き止めて、それを終了し、ディスクを再度アンマウントするしかない。
それにしても、なんでMac OS Xは、どのアプリケーションが使用中なのかを教えてくれないのか。
それは、これが意外に複雑で、どのアプリケーションと特定できないことがあるからだろう。しかし、ちょっと努力をすれば、かなりの確率でどのアプリケーションが原因なのか特定できる。
お勧めなのはターミナルを使う方法で(というか、これ以外は知らない)、以前はfstatという命令を使ってこれを調べていた。ところが、今日、久々にこの方法を使ったらいつの間にか「fstat」が使えなくなっていた。そこで検索してみると、「Mac OS X Hints」にfstatではなく、「lsofを使うといい」と書かれていた。
やり方は簡単で
terminalを起動したら、
lsof | grep "ディスク名の一部"
と打ち込むだけ、そうすると現在、そのディスクを使っているアプリケーションの候補一覧が表示される。
例えば以下は、筆者が「MAXTOR-05」という名前のHDDディスクに対して実際に行ったやりとりだ:
NobiMacBook:~ nobi$ lsof | grep "MAXTOR"
Finder 85 nobi 16r DIR 14,12 136 154912 /Volumes/MAXTOR-05/.Trashes/501
iChat 191 nobi txt REG 14,12 1441197 157248 /Volumes/MAXTOR-05/data/iPhoto Libraries/CEATEC 2006-LA ZONA/Originals/2006/\xe3\x83\xad\xe3\x83\xbc\xe3\x83\xab 3/IMG_7809.JPG
上からFinderとiChatがディスクを使用中だったことがわかる。Finderの方は深刻ではないが、iChatで同僚にCEATECで撮影した写真を転送したプロセスが未だに残っていたようだ(ウィンドウは既に閉じていたのに)。
というわけで「iChat」を終了したら無事にハードディスクをイジェクトできた。
Mac OS Xも、分からない場合は、わからないで仕方がないとして、このように簡単に突き止められるときだけでも、どのアプリケーションが原因なのか「名前」を表示してくれればいいのに...と思う。
[近況報告]
先週金曜日台湾から帰ってきました。現地では足を(生まれて初めて)捻挫したのですが、漢方医のおかげで脅威の回復。「これは数週間は歩けない」と思っていた足で、今では走ることも、階段を上ることもできます。
[近況報告2]
帰国後、結局、まだMacBookは修理していません。現地ではインタビュー直前に突然、電源が落ちるなどして、メールチェック以外の用途には使えませんでした。ただ、不思議なことに帰国してからは、まだ1度も落ちていません。この現象本当に不思議。