【UPDATE/こちらも参照:
iPhoneキラーではなかった、iPod touch】
6月29日の発売から、常に注目を集め続けてきたiPhone。
しかし、そのiPhoneに強力なライバルが現れた。
なんと、アップル自身からの発表である。
今月、アップル社は新型iPod、iPod Touchを発売する。
そして、ついに日本でも、マルチタッチのiPod操作を誰でも楽しめるようになる。
この発表で、iPhoneがかすむことはないが、
iPhoneキラーを標榜していたライバル達は一気にかすんでしまった。
iPod Touchは、外観はiPhoneそっくりながら、8mm薄く仕上がっている。
カメラ機能はなくなり、代わりにカメラの位置に無線LANのアンテナが内蔵されている。
当然、Safari、YouTubeなどのアプリケーションも搭載している。
画面のインターフェースや操作方法などはiPhoneそっくり。
実質、iPhoneから通話機能とSMS機能、カメラとGoogle Map機能を除いたような印象だ。
でも、実はカメラとGoogle Mapのできがいいので、iPhoneユーザーもiPhoneユーザーで、
それなりに優位性が保てる。
実際、ちょうどブログに書こうと思っていたが(時間がないので今は書かないが、
iPhoneのGoogle Mapはかなりズバ抜けて凄い。
カメラ機能やGoogle Mapが不要という人は、iPod Touchでも十分楽しめるだろう。
しかも、このiPod Touchから、iTunes Music Storeの楽曲を、iPod単体でそのまま購入する機能が追加される(iPhoneにも同様の機能が追加される)。
おもしろいキャンペーンも始まった。
Starbucksのコーヒーショップに行くと、iPod touch(やiPhone)にStarbucksのアイコンが現れ、Starbucksの音楽を購入できるようになる。
Starbucksの音楽コンピレーションといえば、筆者が大好きだった「
Hear Music」が編纂している。
これまで日本などの、米国外マーケットでは、「iPhoneが欲しい」という飢餓感がかなりあおられていたので、今月、iPod Touchが発売になった暁には、当分、売り切れ状態が続くんじゃないだろうか。
iPod touchといえば、iPodの生みの親、Stan Ng自らが登場する、こちらのビデオも注目!