飛行場で売っているiPod
サンフランシスコ国際空港(SFO)を含むいくつかの空港では、自動販売機で売っています。
光りが反射してちょっと見づらいですが...
アムステルダムのスキポール空港では、搭乗ゲート横の「Last Minute Shop」。
つまり、飛行機に飛び乗る前の最後の買い物のチャンスを提供するお店で売っていました:
でも、これって...
前から疑問だったんですが、これって買う人いるんでしょうか?
それに万が一、買ったとして、その後、どうするんでしょうね?
iPodはご存知の通り、パソコンとつないでiTunesで同期して初めて役に立ちます。
まあ、既にiTunesを使っている人なら、機内でパッケージに同梱のUSBケーブルを出して同期をして、音楽を聴くということができるだろうけれど、自販機に置きっぱなしのiPodに、それほど大したバッテリー容量が残っているのか疑問。
そして万が一、iTunesを使っていない人だと、機内でWindows Mediaとかの曲をAACに変換、インポートしてそこから同期!?
いや、パソコンを持っていたらまだいい。
自販機を見て、「お、これがあのiPodか。そうだな機内で退屈するのもいやだから一つ買ってみるか」なんてiPodを知らずに買っちゃう人はいないのか、人ごとながら心配になってしまう。
機内で喜んで箱を開けて、言語を選んで、そこでピリオド!?
Last Minute Shopでも「これはパソコンを持っていないと使えないですよ」とちゃんと教えているかは疑問だし。
実際にそういう失敗をした人がいたのでしょうか?
先月、サンフランシスコにいった時にはiPod自販機をつくっているZoom社の別の自販機でAudio Bookを売っていたんだけれど、こちらはオーディオブック再生専用ハード+ヘッドホン付きで、買ってすぐ使える仕様になっていました。
やはり、飛行場ではiPodを単体で売るよりも、こっちの方が親切だよなぁ。
あと、スキポール空港で見かけた、こちらのサービスもなかなかいいと思った。
FUEL FOR TRAVEL:
飛行場で飛行機に搭乗する人のための燃料として音楽を売っているサービス。
Audio Bookや地図情報なども売っているようで、Samsung、Creative、HP、Nokia社製の音楽プレーヤーやUMPC、PDA、携帯電話など...
iPodはその仕組み上、今のところこういう展開できないのが残念。
でも、iPod用マイクとかがでていることだし、実はやろうと思えばできるのかも?
(マイクで録音したものはちゃんとiTunesにもSync backされるし)。
こういう展開ができると、朝駅のキオスクでその日、発売の新曲を買ったりとか、そういう展開もみえてきそうなんだけれど...
P.S.Zoom社のiPod自動販売機、iPod以上に疑問なのが「いったいAirPort Express(日本名:AirMac Express)をどこでどう使えというのか?」という点ですが。まあ、これはおそらく飛行場だしシャレなんじゃないかと...!?