日本語で読めるiPhone開発者とアプリの一覧

勢いに任せてもう1本(ブログ記事を追加)。

今週後半から来週くらいに公開される記事や、来月あたりに雑誌に掲載される記事で、iPhone用のアプリケーションに触れたいと思う場面が何度かあって、
「日本語で読めるiPhone開発者とアプリの一覧」はないものか!?

と思って、探したのですが、とりあえず検索してトップに出てくるような一覧はなさそうだったので(あったら、よければコメント欄で教えてください!)、とりあえず自分で発見したものから順番にメモ的にwikiに書き込んでいくことにした(金曜日の話し)。

 ここで、ちょっと思ったのが、iPhoneアプリケーション開発者の多くは、YouTubeで動画を公開しているので、なんとかそれをWikiの中に組み込めないかということ。
 取材後、仲良くなったイマヒマ社の社長、ニラジ・ジャンジにチャットで相談してみたらConfluenceなら大丈夫だという。

 Confluenceは、彼の会社で売っている企業向けの豪アトラシアン社製のWikiプログラムで、Yahoo! Japanの社員全員が使っていることでも有名だ。

ZDNet: 業務のすべてがノウハウに--社内でWikiを利用するヤフー

 実はニラジ自身も、iPhone人気をうまく使って、何かしかけたいと思っていて、昨年には「iPhonewiki.jp」というドメインを取得している。私は何か書き込んでくれと頼まれたので、1〜2ページ書き込んだが、そのまま放置してしまっていたが、YouTube動画も組み込めるなら、あれを使えばいいかも!とニラジに相談してページを復活させてもらった。

とりあえず、iPhoneの全面的な情報サイトをつくるのは難しいので、
とりあえず日本のiPhone開発者一覧だけつくってみた。

日本製iPhoneアプリ開発者リスト
(編集するにはアカウントをつくって、ログインすることが必要です)

Safari002

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2008年07月08日 | Permalink

iPhone、国内での発売は11日正午から

IMG_1910

ソフトバンクモバイルからiPhoneの発売の詳細が、ようやく正式に発表された。

7月11日のiPhone 3G発売について
~全国で正午より販売開始!~


フラグシップ店の表参道店では、朝7時から先行発売開始。
MNPの受付は9時からだそうだ。
(世界で一番早くiPhone 3Gが発売されるNew Zealandは深夜0時=日本時間の10日夜21時からだそうなので15時間遅れ?プライベートジェットを持っている人は、New Zealandに買いにいけば、数時間の間、かなり自慢できるかもしれませんよ!ー笑)

果たしてアップルが(あるいはソフトバンクが)、
日本市場の初日発売分にどれだけの台数を用意してくれているのか。
そしてどれくらい大勢の人が並ぶのかが、気になるところ。

他の店舗でも売るわけだし、
Apple Store Ginzaのオープニングの行列5000人(オープニング時点の人数)には
遠く及ばないだろうけれど(そうするよりは、むしろ、人気のなさそうなお店の方が確実?)


ちなみに、私はWWDC中に、妻が近くのソフトバンクモバイルショップで
オーダーし、その後、連絡を受けていないのだけれど、どうすればいいのだろう...

電話をして聞こうと思ったけれど、2分間、電話をならし続けても出ないので、
たぶん、お店の側もかなりバタバタしているのだろう。


原宿ストアに早めに並ぶという手もあるし、
実際、ユビキタスエンターテイメントの方々が既にそうしている:

CNet Japan: ソフトバンク表参道に早くもiPhone行列、一番乗りはアノ社長
(列はその後もさらに伸びそうな気配:占い会社GT-Agency 社長ムライのブログ 「速報:と言うわけでiPhone の行列に応援に行ってきた!!!」)

でも、彼らにはとてもかなわないし、年齢的に徹夜は厳しいし、
10日を皮切りにいくつか連続してイベントが入っているので、
そのために体力を温存する必要もある。

私は10日の夜はいくつかのイベントをハシゴして、
その帰りに表参道ストアの様子を見て一度、帰宅。

11日の朝6時くらいに改めて表参道を見に行こうと思っている。

ここで、これから1週間に参加予定の公開イベントを下で改めて紹介しよう:

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2008年07月08日 | Permalink

YouTubeでタッチパネル携帯の比較を楽しむ

* UPDATE: 
* 本文で紹介しているSH906iですが、実際はもう少しサクサク動くみたいですね。 
* 「raurublock on Hatena」さんが、原因の推察とともに、新規に動画を撮ってきて
* 披露してくれています: SH906i のもっさり感
* 私も特定の機種を悪く言うつもりはないのですが、YouTubeの動画比較で、
* スペックシートではわからないUIの操作感などがわかるようになったこと(だから、これからは
* 日本のメーカーは、ますますソフト開発に力を入れていかなければならない、
* ということを訴えたかったわけです)。
* YouTubeのケータイ動画は、ぜひ、その機種のベストなコンディションを引き出せる人にも
* どんどん投稿して欲しいですね


仕事に集中できず、Webをみていたら「河田勉の日記」に1ヶ月前に掲載された、こちらの記事に出会った。

河田勉の日記:なるほどYouTubeはこう使うのか

YouTubeのSH906iの動画とiPhoneの動画を比較しているのだが、これを見て私もすっかりハマってしまった。
YouTubeを検索してみると、日本を含め世界中のいろいろな携帯電話の操作感がわかる動画が見つかる。
(本当は、こうやって見つけた動画のブックマークを、iPhoneと共有したいところだけれど、実はiPhoneは、YouTubeのお気に入りは同期できないー>というかYouTubeはログインせずに見る形になる)。

こうして見つけた動画を比較してみると、
ただタッチパネルとモーションセンサーを採用しているからといって、決して使いやすいとは限らないこと。
「写真をフリックする」といった操作にしても、製品によってつくり込みの質の部分がぜんぜん違うことがよくわかる(もしかしたら、アップルが持っている特許にひっかかるのを避けて、こうしているのかもしれない)。
またiPhoneが、ただ動きが滑らかなだけでなく、
パソコン用OSを搭載しているにも関わらず、動作速度が速いこともよくわかる。

他のケータイの動きがぎこちないのは、
フレームレート不足やCPU不足などいろいろな原因がありそうだ。

こちらはNTTドコモのFOMA SH906i:


iPhoneの動きは、ぜひこちらでチェックして欲しい「iPhoneガイドツアー日本語版

でも、もっと短い動画がいいという人には、こちらの古いCMもお勧め。





投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2008年07月05日 | Permalink

iPhone発売前の高揚感をあおる動画活用メソッド

Apple Store San Francisco
今から約1年前、米国版iPhoneの誕生にあわせて、もう1つ生まれたものがある。
商品発売前に、用意した動画を流すことで、
同じ動画で商品説明、取り扱い説明そして製品プロモーションという3つの効果を同時に引き出すというメソッドだ。

これはどこかのトレンド系連載で書いた記憶がある。

ascii.jpの「マイクロトレンド」かと思ったが載っていないので、MacPeopleでの最後の連載「トレンド・プレビュー」の方だったかもしれない。

米国ではGoogle社を始め、多くのIT企業がEトレーニングの一環として動画製作に力を入れ始めている。
その一方で、対消費者向けにも、新しい製品の使い方を動画で紹介する「Demogirl」やら難しいコンセプトを平易な言葉で紹介する「〜〜 in plain English」シリーズでお馴染みのCommonCraftなどが注目を集めるようになってはいた。
だが、これらはいずれも商品説明か、取り扱い説明動画のいずれかに落ち着いていた。

これに対して衝撃的だったのが、初代iPhoneのビデオガイドだ。

初代iPhoneの発売の時も1〜2週間前までは、わからないことだらけだった。
しかし、ある時、ビデオガイドが掲載され、急にパっと雲の間から光がさしてきたように、状況がわかりはじめた。

アップルはその後も、ほぼ毎日のようにiPhoneのactivation方法を紹介するビデオなど、短めのビデオをこまめに出し続け、その都度、少しずつ細部が明らかになっていった(このやや渇望感を残した状態で、タイミングよく繰り出すやり方がなんともウマい)。

この動画の活用は、
「百聞は一見にしかず」で文章よりも理解が早い、という点でも画期的なのだが、
それ以上に、購買希望者の関心を引きつけ続け、
しかも、買うつもりがなかった人まで欲しくさせてしまうような宣伝効果も高い。

そう、教育ツールであると同時に、最強の販促ツールでもあったのだ。
(パソコンを持っていない人まで欲しくならないかって?心配はいらない。
 この動画はパソコンでしか見られないのだから)。

さて、前の記事でも紹介した通り、アップル社が発売を来週に控え、ついにiPhone 3Gについても「Guided Tour」の動画を公開した。

iPhone初心者向けの「A Guided Tour」(画面上の方)に加え、既に初代iPhoneを知っている人向けの「See What's New」(画面下の方)もあるので、見逃さないで欲しい。

実はこれらの動画ではiPhoneの製品としての概略は教えてくれるが、皆が一番、気にしている販売方法の実態ついてはあまり触れていない。「iPhone 3Gのアクティベーション」といった動画も今のところ掲載されていない。
 このため、多くのユーザーは7/11がどんな日になるのか、まったく想像がつかず不安がっているが、ついにそのヒントとなるものが現れた。
 なんとat&t社が用意した動画だ。
 なんとアップルに習って、at&t社までもが、動画メッセージの配信を始めたのだ。



投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2008年07月03日 | Permalink

iPhoneについて誤解してはならない2つのポイント

Quicktime_player001

最近は毎日のように外出し、いろいろな方と話しをする。
過去4日(土日除く)にちょうど10件の用事があったが
(カジュアルまたはカジュアルを装った飲み会は除く)
そのうちの7割はiPhone絡みだ。

内訳は5件がメディア(取材を受ける2+記事打ち合わせ3)。
1件は講演打ち合わせ。1件はiPhoneに関係してビジネスをしたい企業とのミーティング。

そうやって話をしていると、過去にMac関係をずっと追ってきた人と、そうでない人とで、
やはりiPhoneに対する理解にも大きな差異があることを実感する。
メディアに近い人はまだいろいろな記事を読んだりと研究しているからわかっていることが多いが、
キャリアに近い人なんかにとっては、
iPhoneは(準備期間は長かったにも関わらず)突然、降って湧いた話しという印象があるのか、
なかなか製品コンセプトが理解されきれていない。
(初代iPhoneに触る機会がなかったこともあるのだろう)

どのレベルの人達までがそうなのか、わからないが、
そのままの発想でいると、今後、それが元でアップルとの衝突も増えると思うので、
特に多い誤解2つについてだけ、指摘をできればと思う。

誤解1.iPhone 3Gは店舗でアクティベートするのでパソコンは不要
誤解2.iPhoneを買った人は、みんなソフトバンク提供のメールアドレスを使うことになる
【この部分、最初は「S!メール」と書いていましたが、mixi上で指摘をもらったので修正しました。iPhoneではSメールは使えません】

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2008年07月02日 | Permalink