9年前にしたiPhoneについての最初の質問
相変わらずiPhone三昧の日々がつづいている。
そんな中、ふと、思い出した。
初代iMacが発表された直後の9年前、
ジョナサン・アイブに「携帯電話をつくる気はないの?」と聞いたことがある。
今、手もとにないけれど、当時のMACPOWERにインタビュー記事が掲載されたはずだ。
もしかしたらカットされているかもしれない。
初代iMacの色が「ボンダイ・ブルー」という名前であることを伝えた、日本ではもっとも古い記事のひとつではないかと思う(もっとも、その数週間前に発売されたアメリカ版NewsWeekの巻末に載っていたのを覚えているので、もしかしたらそれがどこか他で先に報じられていたかもしれない)。
「チームの中にオーストラリア人がいてね。彼にちなんで、オーストラリアの有名なボンダイビーチから名前をとったんだ。」(うろ覚えの記憶から)
そういえば私はMac誕生20周年となる(そして友人の1周忌ともなった)2004年の1月24日はボンダイビーチで過ごしていたなぁ....
(写真が見つからないのでHarbour Bridgeの写真で代用)
話しがそれたけれど、「携帯電話をつくる気」についてのアイブの答えはこんな感じだった:
「そういう話しは、いろいろなところからもらうよ。テレビをデザインしないか、みたいな話しをいろいろ受けることが多いけれど、最近、特に多いのが携帯電話の話しだ。でも、僕が今、一番興味があるのはアップルでデザインすることなんだ。」みたいな答えが返って来たのを覚えている。
私は今で言う「Designed by Apple in California」ブランドで他社製携帯をっていうつもりだったんだけれど。アイブは「独立して他のデザインをするつもりはないの?」という質問と受けとったようだ。
インタビューの中で、日本で注目しているデザイナーを聞くと、真っ先に深澤直人さんの名前があがった。「彼がやっている『Without thouhgt』がおもしろい」みたいなこともいってきた気がするが、リンク先のページをみると「Without thought」のスタートは1999年と書いてある。記憶違いかもしれない。
深澤さんとは「Twentieth Anniversary Mac」のデザインとかも一緒にやった」という話しを聞いたが、その裏側の話し、つまり、深澤さんが語るジョナサン・アイブとの仕事も後のMACPOWERで紹介させてもらったことがある。2004年のことだ:
深澤直人氏インタビュー on MACPOWER
1998年のアイブのインタビューの後、2002年のビジネスショーで、深澤さんが一足先にInfobarで携帯電話のデザインへの一歩を踏み出すことになる。
その後、2005年には、モトローラ社からiTunes対応携帯電話「Rokr」が発売されるが、アップル(&アイブ)はこのときには製品のデザインに関わらなかった。
そして今年、アップルはついにiPhoneを発表するわけだけれど、9年前、インタビューをしたときは、さすがのジョナサン・アイブもアップル社に残って、アップル社製品として携帯電話を出すことになるとは夢にも思っていなかったんじゃなかろうか。
最近、書いたiPhone関係の記事については、ブログ右欄の「最近、書いた記事」のリンクを辿ってみてください!
そうそう、1つ前のブログ記事で『ちょうど、「2001年宇宙の旅」に登場したモノリスと同じように、iPhoneに触れた人は、ここから新しい未来が開けてくることを予感し、何かをしなければならないという気持ちが高まってくる。』と書いたけれど、YouTubeにこんな動画があがっていました。
関連記事:
過去のnobilogから、深澤さんの「Without Thought 7」のリンクに飛んで「朝食」というキーワードにピンと来た人。私の夢の1つです:
nobilog1: desayunaria
そんな中、ふと、思い出した。
初代iMacが発表された直後の9年前、
ジョナサン・アイブに「携帯電話をつくる気はないの?」と聞いたことがある。
今、手もとにないけれど、当時のMACPOWERにインタビュー記事が掲載されたはずだ。
もしかしたらカットされているかもしれない。
初代iMacの色が「ボンダイ・ブルー」という名前であることを伝えた、日本ではもっとも古い記事のひとつではないかと思う(もっとも、その数週間前に発売されたアメリカ版NewsWeekの巻末に載っていたのを覚えているので、もしかしたらそれがどこか他で先に報じられていたかもしれない)。
「チームの中にオーストラリア人がいてね。彼にちなんで、オーストラリアの有名なボンダイビーチから名前をとったんだ。」(うろ覚えの記憶から)
そういえば私はMac誕生20周年となる(そして友人の1周忌ともなった)2004年の1月24日はボンダイビーチで過ごしていたなぁ....
(写真が見つからないのでHarbour Bridgeの写真で代用)
話しがそれたけれど、「携帯電話をつくる気」についてのアイブの答えはこんな感じだった:
「そういう話しは、いろいろなところからもらうよ。テレビをデザインしないか、みたいな話しをいろいろ受けることが多いけれど、最近、特に多いのが携帯電話の話しだ。でも、僕が今、一番興味があるのはアップルでデザインすることなんだ。」みたいな答えが返って来たのを覚えている。
私は今で言う「Designed by Apple in California」ブランドで他社製携帯をっていうつもりだったんだけれど。アイブは「独立して他のデザインをするつもりはないの?」という質問と受けとったようだ。
インタビューの中で、日本で注目しているデザイナーを聞くと、真っ先に深澤直人さんの名前があがった。「彼がやっている『Without thouhgt』がおもしろい」みたいなこともいってきた気がするが、リンク先のページをみると「Without thought」のスタートは1999年と書いてある。記憶違いかもしれない。
深澤さんとは「Twentieth Anniversary Mac」のデザインとかも一緒にやった」という話しを聞いたが、その裏側の話し、つまり、深澤さんが語るジョナサン・アイブとの仕事も後のMACPOWERで紹介させてもらったことがある。2004年のことだ:
深澤直人氏インタビュー on MACPOWER
1998年のアイブのインタビューの後、2002年のビジネスショーで、深澤さんが一足先にInfobarで携帯電話のデザインへの一歩を踏み出すことになる。
その後、2005年には、モトローラ社からiTunes対応携帯電話「Rokr」が発売されるが、アップル(&アイブ)はこのときには製品のデザインに関わらなかった。
そして今年、アップルはついにiPhoneを発表するわけだけれど、9年前、インタビューをしたときは、さすがのジョナサン・アイブもアップル社に残って、アップル社製品として携帯電話を出すことになるとは夢にも思っていなかったんじゃなかろうか。
最近、書いたiPhone関係の記事については、ブログ右欄の「最近、書いた記事」のリンクを辿ってみてください!
そうそう、1つ前のブログ記事で『ちょうど、「2001年宇宙の旅」に登場したモノリスと同じように、iPhoneに触れた人は、ここから新しい未来が開けてくることを予感し、何かをしなければならないという気持ちが高まってくる。』と書いたけれど、YouTubeにこんな動画があがっていました。
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nobilog1: desayunaria