これなんだかわかります?

Can you guess what it is?

さて問題、これはなんでしょう?

答えはこちらを参照:

家電WATCH:欧州キッチン家電、トレンド最前線レポート

やっぱり、こういう製品コンセプトのプロトタイプってみていて楽しいですよね。
夢が湧いてくる。

先週1週間取材していたミラノサローネは家具のイベントですが、今年は2年に1回開催のEurocucinaというキッチン関係の展示会もあって、そちらを中心に回り、家電WATCHに記事を書いています。

ミラノサローネ2008 レポートリンク集

普通のデザイン家具やデザイナー系イベントのレポートは、おそらく
JDNなどで見てもらった方がいいかもしれませんが、キッチン周りと水回りのことはぜひ家電WATCHも!
私は最後にどうしても、行きたくて「TOKYO WONDER」にもう1度だけ行って

nobilog2:Fuorisaloneで必見の「TOKYO WONDER」

そこから、CassinaやKartellらが展示しているTriennale美術館でコーヒーをしてから、空港に向かいました。

帰りの成田エクスプレスで、隣が英国人、後ろがやや英語なイタリア人。
EM-ONEの接続をWMWifirouterで共有して仲良く、メールチェック。

イギリス人は、頻繁に日本に来るみたいで、データローミングの料金が、毎回、目玉が飛び出る額になるそうなので、E-MOBILEの月額基本料0円プランがかなり気になっていたようです。

一方のイタリア人は、初めての日本旅行だけれど、日本語はもちろん英語も、ややおぼつかず、私のインチキイタリア語(イタリア語風スペイン語)で、路線と観光ポイントをチェック。
ちょっと心配なので「何かあったら」と携帯の番号を教えて来たけれど、大丈夫かな?
なんか、明日の5時ころに築地にいったら会えそうな予感。

旅って、この見ず知らずの人との対話が楽しいですよね。

ミラノでも、居候させてもらった義理の弟のお気に入りの隠れ家レストランの店主とすっかり仲良くなって来ました。いや、いい思い出(有名サッカー選手も大勢来るらしいのですが、どんな有名人でも、店主の甥っ子でも、予約は一切受けず。来た順番。雨が降っていても外に並ばせる。そしてPRIMO PIATTOのパスタも出した後、確認しに来て、ちゃんとかき混ぜていないとおばさんに怒られる...そんな頑固おじさん&おばさんのレストランです。名前は内緒。でも、日本の雑誌でも既に紹介されてしまったとか...)。

サローネの会場や、その途中の道々でも、イタリア気質の明るい素敵な人達と多くの出会いがあって、そうした素晴らしい人がいるからこそ、その土地に、また行きたい気持ちが強くなってくるもの。

 でも、成田エクスプレスでの、出会いもあって、すっかり上機嫌で品川からタクシーに乗ろうとすると、前のスペイン人おばさん3人組が、荷物が重くてなかなか積み込めないでいるのに、大○タクシーの運転手。ムスっと「外人はイヤ」という顔をして、どんなにおばさん達が困っていても、ぜんぜん知らんぷり、運転席から出ようとしない。決して、歳でもないのに。

あれで一気に不愉快になりました。



 私が乗ったタクシーの運転手の方は、それなりに年配であるにも関わらず、私の半端なく重い荷物の積み込みを手伝ってくれたのに...

hatsu taxi

 その運転手の方と、話していたけれど、最近はそういう質の低いタクシーも増えているらしい。「そういうタクシーには品川駅とかには入って来て欲しくない」といっていたけれど、本当にそう思う。

 でも、文句言ってばかりいてもしょうがないので、思ったんだけれど、タクシー向けに、無線で通訳のサービスをやれば、もしかしたらダメ・タクシー運転手の外人嫌いも緩和されるのかな、などとボーっと考えていました。
 「タクシーも大変」とかいうなら「うちは10カ国語OK」とか「うちは20カ国語」とか、多少付加価値をつけても、外人をターゲットにして、観光ガイド付きのタクシーをやるとか、もっと積極的にイノベートしてもいいと思うんだけれど...

 ただ、やはり、その場合でも、最大の障害はタクシー乗り場。
 基本的にタクシーはEdy対応のANZENか中央無線を狙って乗っているけれど、タクシー乗り場に並んでしまうと、なかなかそうもできない(それでも、自分の順番が来て、2〜3台後ろにEdy対応タクシーがあれば、乗ってしまうけれど)。
 あと、タクシーの運転手って、その後、2〜3時間の気分を左右してしまうくらい重要な存在だし、できればAmazon的に、乗った人が星いくつ、とかいって採点できるといいんじゃないかと思う。
 そういうのがあれば、いい運転手へのはげみにもなるし、ダメな運転手に気づきをもたらすだろうし...

 というわけで、キッチンの未来を見て来た後は、日本でタクシーの未来について考えてみました。

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2008年04月21日 | Permalink