週明けは九州大学
(写真は福岡市美術館に置かれたパブリックアート作品ーー作品名と作者名調べてこないと...)
今月から来月にかけて各種イベントや講演、セミナーの予定がいくつか入っています。
そのスタートを飾るのが、18日(月)の九州大学で外村さんと行う講演です。
九州大学の学生の方々が企画し、構想を練り、人を集めて行う講演で、それだけに責任重大。
「土日は休むぞ」宣言もこの週末は返上です(実は先週も少し...)。
以下、同学のQREPというプログラムに参加する学生の具島さん、池邉さん、江嵜さん、島松さん、藤川さんらが頑張ってつくってくれたイベントの案内から引用します:
「世界の風を感じて、ネットワークを広げよう !!」
経営コンサルタントである外村仁氏とITジャーナリストの林信行氏が九州大学で
・ 世界マーケット vs 日本マーケット
・「日本はもはや凄くない」という世界認識の広がり
・「日本はやはり凄い」と言わせている日本人達
などのコンテンツで少し高い視点から眺める時代の変化、世界の変化から読み取れる現状、世界の中の日本についてお話します。
私もよく知らなかったのですが、QREP(九州大学・ロバートファン・アントレプナーシップ・プログラム)は、「学生に対する起業家精神(チャレンジ精神等)、国際性涵養等を目的とした教育プログラム」だそうで、検索をしてみると、これまでにもいろいろとおもしろい試みをしてきているようです。
学生向けのセッションに加え、社会人の部もあります。
段取りなど、私もちゃんと把握していない部分があるので、九州大学ビジネススクールの坂本さんのブログに振らせていただきます:
九大ビジネススクール生の大学発VB日記:緊急ITセミナー(ブログから始まった編)
こちらの九州大学をはじめ、以前、キャスタリア社長の山脇さんに教えてもらった立命館アジア太平洋大学など、九州には、おもしろいことをしている大学が多いと思っていたところでした(ちなみに「なかのひと」というサービスによると、こちらnobilog2には、九州からも多数のアクセスをいただいているのですが、そのほとんどは大学機関から。ここ1週間ほどでも九州+沖縄の10以上の大学からアクセスをいただいていたようです)。
「クリエイティブ・クラスの世紀」の中で、著者のリチャード・フロリダ氏は、世の中はフラットではなくてデコボコ。シリコンバレーの中心にスタンフォード大学があるように優秀な人材が集まる磁場を持った場所がある、といった話をしています。
実はシリコンバレーでは、大学卒業後の社会人に対してもO'ReillyやGoogleがそういう場を提供しているんじゃないかと思っているのですが、最近、元気のいいニュースが多い九州にもそんな力があるのか。ちょっとそんな思いも抱きながらの福岡訪問になりそうです。
東京生まれ東京(+欧米)育ちの私ですが、父方は福岡に(それも九州大学に)、母方は函館にゆかりがあります。
それなのに九州に行ったのは、小学生の時にドイツ在住時代の大家さんを連れて1回、高校のときの修学旅行で1回(受験校だったので日中はお決まりコースの観光、夜はホテルで勉強でした...)、その次はApple Store Fukuokaのオープニング取材で1回と、これまでわずか3回だけ。
約2年前のApple Store Fukuoka取材時は、取材後、電車に飛び乗って福岡市美術館とか大濠公園とか探検してきましたが、今回はもうちょっとだけ回る時間があるかな。
前回の大濠公園ではじっくり陽が沈む様子を楽しんで贅沢な時間が過ごせました(ただ、カラスだらけの島があって、ちょっと不気味だったけれど...)
とりあえず、講演の準備と、講演の間、止まってしまいそうな他の仕事を週末進めます...
来週からは本当に「土日休むぞ!」(南から北へで、家族で北海道行く予定だし)。
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