Origamiは新世代のPDA?

まだまだ仕事は一段落しないが、休憩時間に勢いに任せて記事を書いてみる。

マイクロソフトのOrigami(インテル社がいうところのUltra Mobile PC)にはちょっと期待をよせている。
Intel UMPC

気がつくとNewtonはなくなり、Newton後に人気が出てきたPalm OS機もすっかり衰退してしまった。オアシスポケットも消え、モバイルギアも販売終了となっている。
 日本では携帯ビジネスのしくみの違いからスマートフォンもなかなか普及していない。

そうなるとW-ZERO3や、その他のハンドヘルドPCが数少ない選択肢になってしまうが、こちらもなんだかピンと来ない。もっと選択肢があったらいいのに...

 最近では公衆無線LAN環境も増え、出先でメールチェックやWebブラウジングをしたり、ブログを更新したりとモバイル通信へのニーズはこれまでになく高まっている。
 それにも関わらず、 一時はあれだけいろいろな種類があったPDAがすっかり勢いをなくして姿を見せなくなったのは寂しい限りだ。
 そんな中、マイクロソフトやインテル(そしてYahoo!も?)がやってきて、新しいモバイルコンピューティングのプラットフォームをつくろうというのだから期待しないわけにはいかない。

Origamiがここまで大々的に発表されるならCeBitにも行けばよかったかなと少し反省してしまうが、実はCeBitに行かずともいくつかOrigamiの写真は持っている。

 実は今年1月に開催されたInternational CESで、インテル社がそこかしこでUMPCの試作機を見せていたのだ。自社の基調講演では、スライドで一瞬見せただけだったが、なぜかYahoo!社の基調講演にはポール・オッテリーニ氏が実機を持って現れ紹介してみせていた。

Origami = Ultra Mobile PC?

 日本での発売はいつになるのかわからないけれど、できれば、この新プラットフォームに準拠した形でVAIO UやIBM社のUltraman PCも復刻して欲しいところ(復刻するとしたらレノボ社からになるのか?)

 なお、このプラットフォームをある程度、成功させるためにもマイクロソフトには、このような誤りは犯して欲しくないなぁ...
(以下、マイクロソフト社がiPodの箱をりデザインしたらというビデオです)
Microsoft Re-Designs the Ipod Packaging

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2006年03月14日 | Permalink