NewsGator社がNetNewsWireを買収
Safari RSSでいつものように各ニュースサイトのRSSをまとめ読みしていたらビックリするニュースが...
なんとMac用RSSリーダーの草分け的存在、Ranchero Software社のNetNews Wireを、RSSリーダー大手のNewsGator社が買収したというニュースだ。
RSSの出所は「Macお宝鑑定団」。
NetNewsWireは、RSSの可能性を、私に最初に教えてくれたソフトでもある。
Safari RSSも、このソフトがなければ誕生しなかったかもしれない。
いつ頃から使い始めたのだろうと、あらためて自分のブログを検索してみた。
まだnobilog2どころかココログそのものもない2003年4月には既に使いこんでいたようだ。
・MacInTouchからRSS
2003年5月には、BlogはRSSリーダーで読めるから、頻繁に更新しなくてもいい(気が向いたときだけ更新すればいい)と書いている。
これは、私がいまだに使い続けている言い訳だ。
でも、実際に日記サイトだと、毎日更新していないと、だんだん見に来る人が減ってしまうが、blogだと、数ヶ月ぶりに更新しても、RSSリーダーのおかげで、記事をポストした瞬間に、大勢の人が読んでくれるのは事実だと思う。
6月にはNetryBlogcastという実験的アグリゲーターサイトサイトを活用し始めていた。
実はこれと同じ2003年6月、Safari & WebCore開発の中心メンバー、Dave Hyatt氏がNetNews Wireに出会って衝撃を受けた。そして同氏のblogで、「将来WebブラウザーとRSSリーダーの融合が必要になるかもしれない」、と書いている。
いつも、この手の最新テクノロジーは、あまり早く取り上げると、誰も話題についてきてくれない。だからRSSについては慎重になって、このDave Hyatt氏の一件から、わざとさらに2〜3ヶ月寝かせてから記事で取り上げたのを覚えている。
今では、Dave Hyatt氏の宣言通りSafariがRSS機能を内蔵し、blogとかニュースサイトもRSS経由で読む人の割合が高くなって来たという。
もっとも、FireFoxがRSSリーダー機能を内蔵し、Safari RSSが登場してからというもの、他のRSSリーダーはパッとしなかったのが現実。
そんな中、Mac用RSSリーダーの草分け的存在であるNetNews Wireが買収された、というのはちょっとショッキングなニュースだ。
NetNews Wireは、Mac用としての草分け、というだけでなく、そもそもRSSリーダーというジャンルそのものにおいても草分け的存在だ。前身はMacNewsWireというソフトで、これはRSSの有無にかかわらず、いろんなニュースサイトの更新状況を教えてくれていた。 これが2002年7月には最初のRSSリーダー、NetNews Wire Liteになっている。
これに対して、今回、買収をする側だったNewsGatorも、登場は2003年2月と半年近くも遅い(もっとも、これは正式リリース時期だから、開発が始まったのは同じ時期なのかな!?)。
ただし、買収はびっくりするニュースではあるが、必ずしも悪いニュースではない。
NewsGator社のNetNews Wireのページを見ると、これはFeedDemon買収に続く、2つめのデスクトップ版RSSリーダー買収で、これによって同社のRSSアグリゲーションプラットフォームの地歩が固まった、と言っている。
あえてMac版のクライアントを買収したのは、RSSの利用状況をチェックしたところ、「利用者のかなり多くがMacを使ってRSSを読んでいることがわかり、Macユーザーは明らかにアーリーアダプター層であり、今後、提供予定の新しい技術を試してもらう上でも重要な存在」と明言している(というわけで、gooさんも、チェックが面倒かもしれないけれど、ぜひSafari対応を!)。
今回の発表で、NetNews Wireの同期機能は、NewsGator社のFeed情報サービス向けに最適化されるようだけれど、とりあえずQ&Aを読んだ限り、かなりMacユーザーへの誠意はみせてくれているみたいなので、暖かい目で見守りましょう。
[mixiから来た人はこちらから戻れます]
なんとMac用RSSリーダーの草分け的存在、Ranchero Software社のNetNews Wireを、RSSリーダー大手のNewsGator社が買収したというニュースだ。
RSSの出所は「Macお宝鑑定団」。
NetNewsWireは、RSSの可能性を、私に最初に教えてくれたソフトでもある。
Safari RSSも、このソフトがなければ誕生しなかったかもしれない。
いつ頃から使い始めたのだろうと、あらためて自分のブログを検索してみた。
まだnobilog2どころかココログそのものもない2003年4月には既に使いこんでいたようだ。
・MacInTouchからRSS
2003年5月には、BlogはRSSリーダーで読めるから、頻繁に更新しなくてもいい(気が向いたときだけ更新すればいい)と書いている。
これは、私がいまだに使い続けている言い訳だ。
でも、実際に日記サイトだと、毎日更新していないと、だんだん見に来る人が減ってしまうが、blogだと、数ヶ月ぶりに更新しても、RSSリーダーのおかげで、記事をポストした瞬間に、大勢の人が読んでくれるのは事実だと思う。
6月にはNetryBlogcastという実験的アグリゲーターサイトサイトを活用し始めていた。
実はこれと同じ2003年6月、Safari & WebCore開発の中心メンバー、Dave Hyatt氏がNetNews Wireに出会って衝撃を受けた。そして同氏のblogで、「将来WebブラウザーとRSSリーダーの融合が必要になるかもしれない」、と書いている。
いつも、この手の最新テクノロジーは、あまり早く取り上げると、誰も話題についてきてくれない。だからRSSについては慎重になって、このDave Hyatt氏の一件から、わざとさらに2〜3ヶ月寝かせてから記事で取り上げたのを覚えている。
今では、Dave Hyatt氏の宣言通りSafariがRSS機能を内蔵し、blogとかニュースサイトもRSS経由で読む人の割合が高くなって来たという。
もっとも、FireFoxがRSSリーダー機能を内蔵し、Safari RSSが登場してからというもの、他のRSSリーダーはパッとしなかったのが現実。
そんな中、Mac用RSSリーダーの草分け的存在であるNetNews Wireが買収された、というのはちょっとショッキングなニュースだ。
NetNews Wireは、Mac用としての草分け、というだけでなく、そもそもRSSリーダーというジャンルそのものにおいても草分け的存在だ。前身はMacNewsWireというソフトで、これはRSSの有無にかかわらず、いろんなニュースサイトの更新状況を教えてくれていた。 これが2002年7月には最初のRSSリーダー、NetNews Wire Liteになっている。
これに対して、今回、買収をする側だったNewsGatorも、登場は2003年2月と半年近くも遅い(もっとも、これは正式リリース時期だから、開発が始まったのは同じ時期なのかな!?)。
ただし、買収はびっくりするニュースではあるが、必ずしも悪いニュースではない。
NewsGator社のNetNews Wireのページを見ると、これはFeedDemon買収に続く、2つめのデスクトップ版RSSリーダー買収で、これによって同社のRSSアグリゲーションプラットフォームの地歩が固まった、と言っている。
あえてMac版のクライアントを買収したのは、RSSの利用状況をチェックしたところ、「利用者のかなり多くがMacを使ってRSSを読んでいることがわかり、Macユーザーは明らかにアーリーアダプター層であり、今後、提供予定の新しい技術を試してもらう上でも重要な存在」と明言している(というわけで、gooさんも、チェックが面倒かもしれないけれど、ぜひSafari対応を!)。
今回の発表で、NetNews Wireの同期機能は、NewsGator社のFeed情報サービス向けに最適化されるようだけれど、とりあえずQ&Aを読んだ限り、かなりMacユーザーへの誠意はみせてくれているみたいなので、暖かい目で見守りましょう。
[mixiから来た人はこちらから戻れます]