かなり快適そうなiPod Photo、やっぱり欲しいかも!?
AV WATCHやデジアルARENAでも報じられていますが、今日はiPod Photo、iPod U2 Special Editionの説明会だった。
私もおそらくApple's EyeやMACPOWER、MacPeopleで記事を書きます。
しかし、今更ながら、外観はほとんどそのまま、仕様の「強化」に重点を置いたiPod Photoと、仕様はそのままで、「(U2と)恊働」による外観変更に重点を置いたiPod U2 Special Editionを同時に発表するというのは取り合わせ的にも面白い。
さて、今日、製品紹介を行ったのはiPodの2人の生みの親の1人とされているStan Ng氏だ。
Ng氏自ら2つの新iPodの魅力をたっぷりと語り、デモも披露してくれた。
iTunes側でサムネールを作成してから同期するようで、写真の表示や切り替えのかなり気持ちのいい速さだった。
あれなら使える。携帯電話よりも低い画面解像度も実際に写真を見てみると、それほど気にならないレベル。
それよりもテレビにつないだ時、iPod側の画面に表示中の写真だけでなく前後のスライド(写真)が表示されるといった凝ったつくりに感動したくらいだ。
「iPod Photo登場」というエントリーで「もっとも、本当に大事なのは解像度ではなく、いかにきれいに見せてくれるか、快適に見せてくれるかだろう...」と書いたが、あの快適さは解像度を補ってあまりあるものだろう。
ただ2つ残念な点をあげれば、Belkin Media Readerで取り込んだ写真は一度、パソコンに転送して、iTunesでプロセスしてからでないとiPod Photo上で見れないこと、それから写真の部分拡大表示などができないこと。
前のエントリーで「この製品を生かすも殺すも今後の写真関係アクセサリーの展開次第という気がしてきました」とも書いたが、やはりその通りだ。今後、Belkinなどからサムネール作成などiTunesと同じプロセス(処理)を施してから転送するアクセサリーが登場すれば、この製品の使い道もさらに広がることだろう。アップルが同製品をそうつくっているように祈るばかりだ。
今日の説明会で、もう1つ驚いたのが取材に来ていたプレスの数の多さ。製品によっては半分も埋まらないアップル社のセミナールームが、予備のイスを(かなりたくさん)入れても人が座りきれないほどの大混雑だった。iPodがいかに注目されているかを知るには、あの部屋を埋め尽くす人の多さを見せるのが一番効果がありそうと、私より前の参加者だけだけれど、写真を撮ってしまった。nobilogに掲載していいか、明日広報の人に聞いてみよう。いずれにせよ、そろそろiPod関連の発表会は時間をわけて2回行うか、もっと大きな会場を借りないとできないかもしれない。
Ng氏はWWDCなどでは見かけるけれど、話をするのはかなり久しぶり。実は今年1月のInternational CES会期中、Hiltonホテルのエレベーターから出てくるのを見かけたので「もしかして泊まっていたでしょう?」と聞いたら、やはり「泊まっていた」そうです。
来年はぜひ泊まるだけでなくアップルブースを出展して下さい。