決めるのはアーティスト、本人であるべき
これまで密かに期待してきた動きがついに現実のものとなった。
これまでiTunes Music Storeに楽曲を提供するか否かはレーベル会社の「政治」で決まっていた。
しかし、そうした「政治力」から離れ、自らの音楽プロモーションや販売の自由を目指して立ち上がるアーティストが出てきたようだ。
APが伝え、ITmediaが記事にしている:
「レコード会社を離れ、iTunesに向かう日本のアーティスト」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0508/11/news022.html
iTMSについては18日発売の月刊アスキーやMACPOWER(使い方だけ)、dice-k(http://dice-k.com/archives/2005/08/report.html)でも記事を書いた。
これからは自分の音楽をどうプロモートしたいか、どこで売りたいかといった、いくらで売りたいかといったことはアーティスト自身が考え、決断する時代になったと思う。
最近、音楽業界も商業化が進み、レーベルが会社でアーティストは商品、という図式が定着してしまったが、理想を言えば、アーティストはアーティストで、レーベルはそのパトロンというのが理想ではないだろうか。