カイゼン × Bootstrap

3日遅れの話題ですが、時間がないときでも、ついつい見てしまうのが「NHKスペシャル」。11月26日放送の「トヨタ 世界一への条件〜グローバル企業の苦闘〜」もおもしろかった。

車の出荷台数もGeneral Motorsと10万台差になった「世界のトヨタ」。 車自体の好き嫌いは別としても、「トヨタ式(THE TOYOTA WAY)」として知られる、同社の「ものづくり」の方法や、ざまざまなBusiness practiceは世界中に大きな影響を与えている。 「カイゼン(改善)」という言葉も、もはや世界語となった。

212 (写真は本文とまったく関係ありません。久々にectoというソフトで記事を書いたら、行間がつまり過ぎて読みづらかったのでスペーサーとして入れています)。

今回の「Nスペ」は、そのトヨタがグローバル展開を進めていく中、トヨタ式のミーム(トヨタ式のDNA)を、どのように伝えていくかに焦点を絞り、2つのストーリーを軸に話が展開する。

テキサス州サンアントニオでは、「ものづくり」の経験がない現地のマイノリティーを雇用し、これまで進出を果たしていなかった最後の牙城、「ピックアップトラック」の製造をもくろむストーリーが展開する。

現地マイノリティーの雇用は、かつて米国で起こった「日本車叩き」を改善しての試作だろう。

もう1つのストーリーは、タイにあるトレーナーを教えるための研修施設のストーリー。

トヨタ式のミームを伝えるトレーナーの役割を、日本人抜きの、現地人トレーナーが1人立ちするまでの様子を追った。

tokyo@night

「ものづくりの心」を教えるためにレゴを活用したり、昇進するたびに新しい帽子をもらえる制度を用意していたりと、話の節々に「トヨタ式」の工夫が見えるのもなかなかおもしろい。

ところで、「カイゼン」と言う言葉を聞くと、1つ思い浮かべずにはいられないものがある。

マウスの発明者としても有名なダグラス・エンゲルバート博士がつくった「Bootstrap Alliance」だ。


投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2006年11月29日 | Permalink

フランスの古道具展は30日が最終日

nobilog2のサイドバーでも紹介しているK & CLASSIQUEsRudi KANAIさんが、一時帰国し、フランスの蚤の市で買い集めた古道具を展示、即売している。

K & CLASSIQUEs@karf

今回は滞在が長いようで、3つのイベントに参加予定。
その第1弾が目黒通りの「karf」で開催中の「フランス古道具展」だ。

 ちなみにkarfが水曜日定休日なので、この記事の掲載後で、見れるのは最終日の30日(木)だけ。

 古道具が好きな人は、ぜひ、多少、無理をしてでも足を運んでみて下さい。

K & CLASSIQUEs@karf

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2006年11月29日 | Permalink