リムーバブルHDD時代再来か!?
以下、いずれもPC WATCHの記事:
今や世の中すっかり、なんでもかんでもHDDだ。
携帯型音楽プレーヤーもHDDだし、ビデオ録画も(1次録画は)HDD、デジタルカメラのストレージもHDD...
しかし、その一方で、リーダー/ライター+交換式のメディアという製品構成のいわゆるリームーバブルHDDは、いつのまにかすっかりとなりを潜めてしまった(MicroDriveはリームバブルHDDといえなくもないが、メディアが高いので、普通持っていたとしても1〜2枚だろう)。 SyQuestとIOMEGAがしのぎを削っていて闘っていた時代が懐かしい。
そこへきて昨日からiVDRとREVが相次いで発表された。リムーバブルHDD衰退はハードディスク大容量化で、「容量/価格」的にバックアップメディアとしての魅力を失ったことも一因だと思う。
そう考えるとiVDRは20GB/25000円で必ずしも有利とは言えなさそうだが、著作権保護関連のしくみを取り入れて、AV機器との連携も視野にいれているのがおもしろく(実際、昨秋のCEATECなどでも、AV機器とあわせた展示が主だった)、今後のAV製品との連携次第では魅力的になりそうだ。
一方の「REV」は35GB/8000円(59.99ドル)前後と昔ながらのパソコン用リムーバブルHDD的な魅力がある。
今後のリムーバブルHDDの生き残り手段としてどちらの道が正しいのか。見えざる(消費者の)手がどちらを選ぶのか興味はつきない。
ここいらへん、ぜひSeagate Technology、SyQuest Technologyそして(ORBの)Castlewood Technologyを創設したSyed Iftikar氏の意見も聞いてみたいところだ。SCSI時代に俺と一緒にリムーバブルHDD(ドライブ)を買い続けたKiyologのkiyorin氏でもいいけれど ;-)