HDDクラッシュ
睡眠不足も重なり、体調もかなり悪く、腰も痛い。
でも、今日の一仕事を終えれば、なんとか遅れがなくなるはずだった。
しかし、一難去ってまた一難。
そう言う時に限って不幸は起きるものだ。
iTunesからiPod shuffleへの曲転送が失敗していて、iTunesがなかなか終了できない。
強制終了をかけても、TerminalからKill命令で無理矢理落とそうとしてもno luck。
仕方がないのでTerminalからreboot命令でMacを(やや強制的に)再起動してみたが、なんだか様子がおかしい。
曲データーが見つからず、iPod shuffleへの曲転送が失敗したと出てくるのだ。
よく、Finderを見てみると、MAXTOR社製の160GB外付けHDDがマウントされていない。
Disk UtilityのFirst Aidをかけると、問題なしと表示されるし、「MAXTOR」という工夫のないボリューム名も認識してくれるけれど、中身がHFSのボリュームなのか、何ファイルあるのかも、一切、認識してくれない。
もちろん、「マウント」ボタンを押しても、マウントしない。
一気に全身の力が抜けた。残念だけれど、くたくたの私には、今、HDDトラブルに対処している余裕はない。
しばらくは、音楽はiPodに転送済みの曲とLast.fmのPersonal Radioだけで我慢しなければならない。
こんなことなら毎日、同期しておくんだった。
Mac OS Xは好きなOSだし、今更、日常業務でMac OS 9に戻ろうとは思わない。
しかし、Mac OS 9の方が便利と思える数少ないエリアの1つが、HDDクラッシュ時の対処。
旧Mac OSなら、'80年代末から蓄えてきた経験で、かなり、いろいろなHDDトラブルに対処できる。
時間はかかるけれど、かなり高い確率でデーターを取り戻すことができる。
例えば、今のようなマウントしないけれどボリュームを認識しているような状況なら、他社製のディスクフォーマットユーティリティー、例えばドライバーサイズが小さいSilver Liningを使って、ディスク側のドライバだけを更新する。
そうすることで強制的にマウントできることが多い。
各社各様のディスクドライバの混在は、システムを不安定にする一因になっていたわけだし、そう言う点では今のMac OS Xに不満はないんだけれど、これまでの対処のノウハウがすべてご破算になった上に、今、所有しているデーターは簡単にバックアップできないほどの容量に達している。
なんだか、不安な時代だ。
一般家庭でも、いずれはRAIDが必須になるのか?
それとも何かもっといい外部記憶手段が発明されるのだろうか?
とりあえず、おそらくHDDクラッシュなんて実は毎日どこかで起きているはず。
そこでパニックしている人達のために、大容量ハードディスクドライブの短期間レンタルのビジネスを誰が立ち上げたらいいんじゃないかと思う。
クラッシュがあった先を訪問し、場合によってはコンサルティングやディスクユーティリティーの販売も行う。
ついでにBD-ROMでも、DVD-R 40枚でもなんでもいいけれど、データーのバックアップもやってくれたら最高。
あー、それにしても、めちゃくちゃ落ち込むよなぁ。
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