iPhone版Skype登場でマクドナルドに外国人溢れる
3月31日、ついにiPhone版Skypeが登場した。
テキストチャットはもちろん、公衆無線LAN経由であれば音声通話もできる素晴らしいできだ。
これは、この春、もっとも画期的な事件の1つかもしれない。
さっそく、そのことに気がついた日本長期滞在の外国人労働者の方々。
iPhoneユーザーなら無料で使える、マクドナルドのBB Mobileの公衆無線LANを使って、母国に電話をかけまくりのようで、渋谷のマクドナルドは普段みかけない客層で溢れかえっていた。
というのは、エイプリルフールのジョークだが、
これまで、成田空港にいくと見かけていた、日本長期滞在者向けの国際電話用テレホンカードも、iPhoneを買えば不要になるかもしれない(日本に2年以上いる人なら「iPhone for everbody.」キャンペーンでiPhone本体は0円で入手できる。毎月の国際電話代を考えたら、月額料金も問題にならないはずだ)。
それにしても、このiPhone用Skypeは凄い。
実際、私も入れてサンフランシスコの外村さんと通話してみた(Skype IDからSKype IDへのコール)。
音質は普通の国際電話よりもいいんじゃないかというレベル。素晴らし過ぎだ。
これで海外出張中も、公衆無線LANスポットから、安心して自宅に国際電話をすることができる。
ちなみに通話はSkypeユーザーだけではない。
SkypeIn、SkypeOutといったサービスを使えば、一般の電話とも通話が出来る。
SkypeInとは、日本やアメリカなどの電話番号を取得して、電話を受けるサービス。
SkypeOutとは、Skypeから一般の電話をダイヤルして通話をするサービス。
私は日本のSkypeIn番号を持っているので、これからは海外出張前に、
ソフトバンクの電話転送サービスを使って、iPhone宛の電話を自分のSkypeIn番号に着信転送するつもりだ(「設定」→「電話」→「自動電話転送」)。そうすれば公衆無線LANのあるところで、日本からの電話を安価に受けられるし、Skypeの留守番電話機能経由で、安価に留守録を聞くことができる。
(ただし、この方法だと、着信履歴の番号は残らないのだが....)
しかし、やはり次はぜひ、ソフトバンクの孫さんに頑張ってもらって、
なんとか国際データローミングを現実的な価格にして欲しいところ。
そうすれば、本当に携帯電話に革命が起きそう。
この革命を起こせる電話は世界80カ国以上で展開されているiPhone以外にない気がしている。
それにしても、Skype for iPhoneの登場で、一気に価値が下がったのが、
2万円近くで売られていたSkype専用コードレスホンだろう。
+7000円を出せば、はるかにかっこいい外観で、音楽プレーヤーとしても使えるiPod touchも購入できるのだから。
と、思っていたらiPhone版登場を察知してか、価格大暴落が起きていた!
定価 ¥ 22,050 が、価格 ¥ 8,880 。この価格なら、まだちょっと悩む要素があるかも...
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もはや、iPhoneからのSkypeが最強でしょう!
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