リビングでのiPhoneライフが一気に充実
今週、届いたモノ2つのおかげで、iPhoneのリビングでの存在感がグっと増した。
届いたモノのの1つ目は「Apple コンポジット AVケーブル」、
iPodやiPhoneをテレビにつなぐ専用ケーブルだ。
前にビックカメラの有楽町店で見かけたときに「買わなきゃ!」と思ってそのままになっていたが、
渋谷のビックカメラに売っていなかったので(そしてApple Store Shibuyaに足を伸ばす時間的余裕がなかったので)Amazonでオーダーしてしまった。
drikinが「僕が先にブログする」といっていたけれど、
なかなか記事があがらないので先に書いてしまおう。
この製品、「実は凄いんじゃないか」と思っていたけれど、
改めて使ってみるとやっぱり凄かった。
iPodの写真をテレビ(特にブラウン管がお勧め)に映し出すと、
きれいということはiPod photoの登場時からわかっていたことだけれど、
今はこのプレイヤーがiPhoneに変わったことによって、
写真だけでなく音楽ビデオや映画といったムービーコンテンツ、
そしてなんとYouTubeもテレビで見ることができる。
テレビでYouTubeというと、先週、9月発売の「ビエラPZR900シリーズ」というテレビに
標準でYouTubeを見る機能が内蔵されたというニュースが話題になったけれど、
実はiPhoneユーザーは、この5000円のケーブルを1本買うだけで、
(ややケーブルが邪魔だけれど)ほぼ同じ体験ができてしまうのだ。
いつもMacやiPhoneで見ているYouTubeなのだけれど、
「テレビ」という違ったメディアを通して見るだけで、
なんだかぜんぜん別の体験になって楽しく感じられるから不思議だ。
先日、森美術館のイベントで聴いてから気に入ってしまったアーティスト「オルガノラウンジ」で
検索するといくつか動画が出てきたので、しばらくテレビに映し出されるYouTubeで、
その映像を見て、明日(31日)リニューアルオープンのアニエスベー青山店の
ライブパフォーマンスに行きたくなってしまった。
(14:30からと17:00からの2回あるが、行けるかどうかはちょっとビミョーだ)。
届いたモノのもう1つは、ロジクール社のポータブルスピーカーシステム「Pure-Fi Anywhere」。
超高音質!、ではないかもしれないけれど、
この価格にしては、十分すぎるくらいの音量と音質を備えており、
何よりも細かいところまでよくわかってつくられているのがうれしい。
置いておくだけでiPhoneを充電してくれるので、
寝る前にはベッドの横に置いて翌日のために充電しつつアラームをセットしておけば、
翌朝、頼りがいのある音量でお気に入りの音楽をならしてくれる。
充電式なので、アウトドアでiPhoneの音楽を楽しむこともできる
(何Wかは書かれていないが、音量を最大にしてしまうと、まわりに迷惑がかかる、くらいの音量が出る)。
旅行のときにトランクの中に詰め込んでもっていくのにも手頃で、専用のポーチやリモコンが付属しているのもうれしい。
実はロジクール社のポータブルスピーカーは最初の製品「mm50 Portable Speakers for iPod」から愛用している。
去年引っ越すまで、紅茶/コーヒーと読みかけの本とmm50を持って、ベランダでくつろぐというのがお気に入りの気分転換方法だった(今のマンションは利便性優先でそれほど眺めがよくないので、それほどベランダを活用していない)。
その後、ビデオiPodの時代になって、PureFi Anywhereシリーズが登場し、こちらに乗り換えたが、実はこれがiPhoneに対応していなかった。これはアップル側の問題だと思うのだが、音量調整などがおかしくなり、挿すと同時に勝手に音量が最大になってしまったり、といった問題があった。
アップルはその機器がiPhone対応しているかどうかを区別するために、ハード/ソフト側に工夫をしているようで、これまでのiPhone非対応版Pure-FiにiPhoneを挿すと、このようなエラーメッセージが出ていた(ここで「いいえ」を選んでも、実は使えるには使えたが、音量調整などがうまくできなかった)。
最新版のPure-Fi Anywhereは、この問題を解決してiPhoneに完全対応にしたのに加え、よりひきしまった外観の黒モデルが用意された。私はiPhoneは白モデルだが、この黒モデルとペアで使っても、それほど違和感はない(一応、白モデルもある)。
ところで、この2つの製品、バラバラに入手した物だが、実はついさっき頭の中で1つにつながった。
ビデオケーブルとテレビの組み合わせが、あまりに楽しいので、
例えばKeynote/PowerPointからiPhoneのフォトアルバムに書き出したスライドを映し出したりと、いろいろ試しているうちに、パソコンを持ち歩く代わりに、iPhone+小型プロジェクターを持ち歩くだけで、かなり便利なプレゼンツールになるんじゃないかと思えてきた。
※追記:batayan3さんが実践しているようです。trackbackもあるけれど一応:
Batayan’s Log:iPhone/iPod touchでPCレス・プレゼンテーション!
プレゼンだけでなく、毎月開催しているブログディナーなど、ちょっとしたIT業界の懇親会あるいは異業種懇親会でバックグラウンドの映像を映し出しておくにもいい。
ただ、その場合、「音」が問題になる。何かプロジェクターと一緒に持ち歩けるいいスピーカーはないかとインターネットを検索しまくった。プレゼンにも使えるとなると、それなりの出力も必要。携帯性を考えると1box筐体がいい。などと考えていたが、60Wクラスのこの製品だと4万円近くするが、それほど活用することはないし、そこまではお金を出せない。
ソニーのこちらの製品も目についたが、Bluetoothヘッドセットプロファイルしか対応していないiPhoneでも使えないだろうし、何よりも大きくて持ち運びが大変そうだ。
ソニー ワイヤレス1BOXスピーカー BT100 SRS-BT100 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
そうやって、いろいろ考えているうちに、ハタとPureFi Anywhereにも、入力端子がついていることに気がついた。
PureFi Anywhereなら、実はそれなりに十分な音量があるし、iPhoneをプロジェクターにつないでいる状態で、音だけ変換ケーブルを使ってPureFi Anywhereから出すようにできそうだ。
またミキサーやら、何か使えそうなマイクをみつけてきたら、これをPureFi Anywhereを、パーティーでの自己紹介用/プレゼン用マイクにも使えそうだ!
というわけで、目下、そのために必要なミキサーやマイクを模索中だ。
もし、いいマイクのコンビネーションが発見できたとして、
日本にもHyde Parkのスピーカーズコーナーみたいな場所があったら(そしてそれが屋内だったら)iPhone+ポータブルプロジェクター+PureFi Anywhereって、実は非常に便利な携帯型プレゼン環境なんじゃないだろうか...
しかし、こんなアクセサリーを使い始めると「iPhoneって一体なんなんだろう」と、疑問に思ってしまう。
これまでのケータイ電話は、電話をかけたい時とかかってきた時、メールを送りたい時と届いた時、あとは電車で移動中の暇つぶし(そしておサイフ)くらいにしか使うことがなかった。
それに対してiPhoneは電話やメールをしない時も、始終側に置いて使っている。
パソコンが目の前にあってもiPhoneを触っていることも多いが、
今度はそのiPhoneがリビングのテレビで楽しむコンテンツやBGMの音楽まで流してくれるというのだから、ほとんど起きている間中、ほとんどずっとフル活用状態という日だってある。
これって、もはや「携帯できる電話」を通り越して「常備電話」だか、なんだか別ジャンルの製品だよな。
長くて読みづらい記事になってしまいましたが、
PureFi Anywhereにマイクをつなげる方法(そしてできればiPhoneのコンポジットケーブルからの音声ーピン出力)もミキシングする方法を模索中です。買うべきマイクとミキサーなどでお勧めがあれば、ぜひコメント欄に書き込んでください。アフィリエイト入りでもOKです!、もし、いい提案があれば、そのリンクから買います!
(なお、コメント欄はURLの自動認識をしてくれないので、リンクのタグを使ってください。
ちなみにオルガノラウンジって、別にそっちの気はないと思うけれど、ちょっと音的にbronski beatに通じるものがある?
Apple コンポジット AVケーブル MB129LL/A | |
おすすめ平均 BlueToothとの併用には注意 高い。使いづらい。 classicユーザーにオススメ カーナビで使用しています。 iPodからテレビに…でも Amazonで詳しく見る by G-Tools |
(nobi評:Bluetoothとの連携は試していませんが、たしかに取り回しは面倒だし、ちょっと高い印象はあります。ちなみにこちらはコンポジットケーブルなので、ほとんどどのテレビ/プロジェクターにもつながるけれど画質は悪いですー>とはいえ、もっともiPhoneに入っている映像用ならこれで十分な気もします。なお、表示できるのは標準アプリによる写真のスライドショーとYouTube、そしてムービー再生だけです。
できればSafariやサードパーティーアプリにも対応して欲しい!!!)
Apple コンポーネント AVケーブル MB128LL/A | |
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(nobi評:ハイビジョンテレビやプロジェクターで使うなら、こちらのケーブルの方が画質はきれい....かも....ぜひ西川善司さんにテストしてもらいましょう)
ロジクール ロジクール ピュアファイ エニウェア 2 ブラック PF-500-RBK | |
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(nobi評:型番がよく似たPF-500-BKというのがあるので要注意。iPhone対応は「RBK」です。安心して買える製品です)。
ロジクール ロジクール ピュアファイ エニウェア 2 ホワイト PF-500-RWH | |
ロジクール 2008-08-29 売り上げランキング : 9477 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
(nobi評:同様にこちらもiPhone対応版は「RBK」です)
追記:
上の記事を書き終わってからAmazonを検索して知ったのだけれど....
手のひらサイズプロジェクター製品って結構、おもしろそう!
下のうちアテックスの商品は、ちゃんとスピーカーを内蔵している。
五反田ブログディナー、皆でお金出しあってこのプロジェクターを買いたいところ(どうだろう>drikin)
アテックス寝ながら鑑賞♪手のひらサイズ超小型軽量60インチビデオプロジェクターatex nanovision NV-60 セール品: ¥ 22,800 (税込) 売り上げランキング : 12611 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ちなみにこんあのもありました。
どなたか持っている方、使用感をコメントで!
*追記:あまりにもアフィリエイトのセールス情報ばかりで、製品の公式なページがみつからなかったのですが、ついに見つけました。こちらです:
ATEX Nano Vision NV-60
ただ「プロジェクターは、真っ暗にして使用してください」の注意書きが気になりますね。
EXEMODE コンパクトモバイル プロジェクター MPJ-30 | |
価格 ¥ 29,800 [ 定価 ]Amazonで詳しく見る by G-Tools |