ホテルに泊まる楽しみ
海外の取材(といっても主にアメリカ)で、ホテルに泊まる時、いつも密かに楽しみにしているのが、そのホテルのシャンプー(とベッド。まあ、ベッドの話しはまた次回...)。
日本にいる間は、ずっと同じブランドのシャンプーを使い続ける傾向にあるけれど、ホテルでの素晴らしい出会いがきっかけでシャンプーを切り替えることは少なくない。
アメリカだと、ちょっといいホテルだと、そういうのがホテルの側も、シャンプーを提供している側もわかっていて、うまい具合でホテルのイメージにマッチしたシャンプーが置かれていることが多い。
10年くらい前には、サンフランシスコのSheraton Palace Hotelでの出会いがきっかけで、Crabtree & Evelynsのアプリコットシャンプーにはまった(Crabtree & Evelyns、今では日本から撤退して、取扱店があるだけなんですね...)
3〜4年くらい前は、やはりサンフランシスコのW HOTELで、AVEDAのRosemary Mintに出会った。
あれは鮮烈な出会いで、日本に帰ってからもまっさきに青山のAVEDAに行った。
しかし、日本ではRosemary Mint系商品の取り扱いがあるにはあるけれど、Lotionなどのスキンケア関係が中心。
Rosemary Mint Shampooは扱っていないという事実にショックを受けた。
それ以来、アメリカに行くたびに、近くにAVEDAショップがないかを探している。
あれから1〜2年後、外村さんの家に泊まらせてもらった時、AVEDAじゃなかったけれど、どこかのブランドのRosemary Mintのシャンプーが置いてあって、アメリカではあの香りが結構ポピュラーなんだとうらやましくなった(そういえば、あの時、あれがどこで買えるか、聞けば良かった!外村さん教えて!)
いい香りのシャンプーって、絶対にアロマ・テラピー効果がある。朝のシャワーの後、好きな香りと一緒に酸素をいっぱい取り込めば、それだけで頭もすっきりしそうな感じがする。
(私の場合、周りの人がどう感じるかではなく、圧倒的に自分がどう感じるかばかりに関心があるのだけれど)
最近の私はシャンプー的には不幸な日々が続いていた。昨年の中頃位から、髪質が変わったのか自宅にある(日本製の)シャンプーがどれもなじまなかったり、水切れが悪かったりで、風呂上がりも気持ちが悪い。
そんな中、私を救ってくれたのはROSE DE MARRAKECHのクレイ・シャンプーだった。
クレイ・シャンプーとの出会いはホテルじゃなかったけれど、あれはあれで鮮烈!
ーー妻がJean Claude Biguineだかどこかで、買わされてきた。
あの手触り、触感と洗髪し終わった後のすっきり感は癖になる。
もしかしたら、あのシャンプーなら、私を救ってくれるのではないかと、取り寄せたところ、「ビンゴ!」
というわけで、昨年冬からはずっとROSE DE MARRAKECH一辺倒だった。
このROSE DE MARRAKECHで、一つだけ残念なのは、あまり香りとかが楽しめる系ではないこと。
とはいえ、ここでまたシャンプーを変えて気持ちが悪い思いをするよりも、とりあえず「気持ちよければいいや」という考え方に変わりつつあった。
でも、今回のLa Jolla(San Diegoの近く)のマリオットの宿泊で、またシャンプーを変えたくなった。
冒頭の写真にもあったBath & Body Worksの「Orange Ginger」が柑橘系のなかなかいい感じの香りで、しかも水切れもいいのだ。
柑橘系って、なんだかわくわくするような力が働いていい!
(フランス語発音の「Citron」という言葉の響き、好きだなぁ)
時間があれば、近くのモールに探しに行きたいが、
今日は朝8時(3時間後)にチェックアウトして、そのままSan Deigo空港、San Francisco経由で成田空港へ...
(できれば、帰りこそハワイ経由にして、1〜2泊させてほしい)
残念ながら今回は、買う時間がないかな。
また次回、6月のアメリカ訪問の楽しみにしておこう。
(というわけで、その時の私が忘れないための備忘録でした。Bath & Body Workで「Orange Ginger」ね>自分)
P.S.最終日前日、San DiegoのSea Port Villageのレストランに向かう途中、「Story Teller」なる商売を発見。あのテントを張っているのは占いの人ばかりだと思っていたんだけれど、「Story Teller」ってどんな話しを聞かせてくれるんだろう...ちょっと聞いてみたい。
P.S.San Diegoには、なんと中学の同級生が住んでいて、犬のトリマーをやっているんだけれど、今回は残念ながら会いに行く時間無しでした :-( また次回!