米ドル小切手どうしています?
といっても、まだそれほど大した額じゃないし面倒なので銀行に振り込むでもなく小切手のまま持っている
(AdSenseの最初の小切手は換金したところをBLOGネタにしようと持ち歩いていてなくしてしまった :-( )
Wiredで今後も書き続けることを考えると、CITIBANKあたりでドル建て口座を持つのもいいかもと思って、先日、カタログをもらいにいこうとしたのだけれど、行政指導を受けて謹慎中で月末までは口座を開設できないということ。ミニマムバランス(口座に残しておかなければならない最低残高)も2000ドルと私が米国にいたとき使っていた銀行と比べてもやや高(=2倍)だ。
おまけに口座があろうと、なかろうと小切手を処理するには額にかかわらず1枚あたり1000円かかるという。[*追記あり]
AdSenseの小切手は100から150ドル程度なので、1割近い。
ドル建て口座を持てば小切手は額面通り手数料なしで振り込めるだろうというのは甘い考えだったようだ...
これって他の銀行も同じようなものなんだろうか?
みなさんはAdSenseの収入とかどうしています?
いずれにしても、私の銀行は口座開設の時だけは(いりもしないのに)せっけんをくれたけれど、
お金を下ろしたい時にはATMすら閉まっていて、顧客本位や革新とは対局にある銀行、
24時間ATMを真っ先にやった別銀行を合併して少しはよくなるかと思ったら、逆にATMを減らしてしまっているとんでもないところなので、そろそろこれを機会に別の銀行にも口座を開きたいところだけれど...
話がずれてしまうけれど、合併して、サービスが悪い方のスタンダードにあわされちゃうと本当にがっかりする。
Sheratonホテルも、その昔はITT Sheraton Club Cardというメンバーシップカードがあって、これはよかった。上のグレードの部屋が空いていれば、有無を言わず即座に自動的に部屋がアップグレードされたり、とにかく特典が多かった。それに、何も言わないでも自動的に恩恵が受けられる特典が多かったので、マイレージを結局生かしきらないまま期限切れにさせてしまう無精な人間にはありがたいカードだった。
その後、Starwood Preferred Guestになってからもしばらくは条件がよかったけれど、最近では必須のlate checkout(夕方4時チェックアウト)もこっそり条件から削られていてメンバーシップの魅力がまったくなくなってしまった。
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追記:
今、Googleで調べていたら(先に調べるべき?)、こんなエントリーを見つけました。
http://www.openspc2.org/blog/archives/2004/10/google_adsense.html
(trackbackできないので、ping打っていません)
注意深く見ると、コメントにCITIBANKなら口座をつくれば手数料無料と書いてあります。私の聞き間違いだったのでしょうか?
さらにこんなサイトも発見しました。これはCITIBANK GOLD CARDをつくるしかない?
最近、これからはまたNorthwest航空のWorldPerksを貯め始めるかな?(マイレージがexpireしないあたりは良心的だし):
http://www.worldramen.net/GoogleAdsense.htm
ただし、CITIBANKの手数料については口座をつくれば無料という説と同じくらい(私と同様に)1件1000円という情報も見かけます。
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追記2:
それにしても、よく考えてみると、これって銀行にとってイノベーションのチャンスではなかろうか(銀行でなくてもいいけれど)。
他の銀行よりも少ない手間と手数料でcheck cashingのサービスを提供するだけで、おそらくお金には換算できないほど大きなパブリシティーを得られると思う。おそらく最初にサービスを提供したところは、アフィリエート系の記事を取り上げているパソコン雑誌を始め、日本中のBLOGにとりあげられることだろう。さらにtrackbackの連鎖がおき、自動的にSEOも高くなってくる。
おそらく今の手数料のほとんどは米国に小切手を送って、審査をしてもらうために必要な手数料だと思う。
日本でドル建て小切手の真贋を見極める準備がなかったりとか、そういったこともあるのだろうけれど、実際にここで必要とされる小切手の発行元はGoogleなどを限り数社に限定されていれば、個人が中心で1件当たりの金額もそれほど大したものにはならない。
会員制などにして最初の審査を煩雑にすれば有価証券偽造法の危険を冒して小額小切手を偽造する人もそんなに出てこないのでは(甘すぎ?)。
銀行がそういうイノベーションに対して腰が重いなら、Paypalみたいな業者がcheck cashingをしてくれてもいいかもしれない(そもそもGoogle AdSenseやWiredの原稿料がPayPalで支払われていれば、こんな面倒な思いをしないですむのに。PayPal一部で評判悪いけれど)。
どちらにしても、Web上でこういう記事が出た以上、あと一月以内にどこかがきっと新サービスをしかけてくると踏んで、しばらくは小切手を換金せずに取っておくことにしようっと〜〜本当は自分でこの事業を始められれば一番いいのだけれど、どなたか手を貸してくれません?