Apple StoreからApple Mallへ?
Cult of Mac経由Apple Insiderより
Tigerの最新ベータ版のプリントメニューに「Buy Supplies」という項目が追加されているという話。
それよりも私がいまだに気になるのが、Mac OS X Public Betaのフォントパネルに用意されていた「Buy Fonts」というボタン。
機能はしないんだけれど、その後もいくつかのMac OS Xのリリースにこのボタンがあったけれど、説明はないまま(今のPantherにはないようです)。
グリーティングカードとかをつくっている時に、フォントパネルにグレーアウトしたフォント名が表示されて、クリックしてみるとサンプル文字が表示される。上品な筆記体で、気に入ったので「BUY」ボタンを押して1-クリック購入、とかできたら結構いいと思いません?
この計画って棚上げされちゃったのかな?
Apple Storeそのものもどんどん取り扱う商品が増えていますよね。
でも、売り始めれば絶対に売れるであろうアップルグッズとかは販売しないんですかね?
アップルが販売事業に乗り出したのは、AppleStoreが初めてではなく、'90年代中頃には「Apple Catalog」というカタログ通販事業をやっていました。
Macで初めてテレビ視聴機能(本当に視聴するだけ)を搭載し、ついでにMacで初めてデスクトップMacでは初の黒筐体だったMac TVも、このApple Catalogで実験的に発売されていました。
関係ないけれど、日本では発売していたのかわかりませんが、フォント発売といえば、Adobe社のType On Callは衝撃的でした。
'90年代中頃に登場した製品ですが、ユーザーにAdobe社の(当時の)フォント全部が入ったCD-ROMを無料で配布するというサービスです。フォントは暗号化されていて、使うには専用のコントロールパネルを通してまず暗号をアンロックする必要があります。
つまり、Adobeの24時間のオンラインストアに電話をかけてクレジットカード番号を教えてフォントアンロックの鍵を購入する、というサービスなのです。これは画期的でした。AdobeはExpoとかの会場でも、このCDを配っていました。
アップルもSoftware DispatchというMac用ソフトが入ったCDを同様の方法で販売していました。
さらにすごかったのがLotus社で、アメリカ全土か東海岸限定か忘れましたが、個人情報が記録されたCD-ROMを販売していました。
使ったことがないので詳細はわかりませんが、マーケティングの人が「女性、30代、収入100,000ドル以上」とか検索すると、何人とか結果が出て、そこでLotusに電話をかけて、該当人数に応じた料金でアンロックキーを買うという製品でした。
これは個人情報保護の観点から裁判にもなったかも。
インターネットの商用利用が認められる前夜で、「何をもって商用利用とするか」、「個人間の売買の電子メールはいいのか?」みたいなことがさかんに議論されている時代でした(そしてNIFTY-Serverの「売ります・買います」が個人的に熱かった時代だったかも)
Tigerの最新ベータ版のプリントメニューに「Buy Supplies」という項目が追加されているという話。
それよりも私がいまだに気になるのが、Mac OS X Public Betaのフォントパネルに用意されていた「Buy Fonts」というボタン。
機能はしないんだけれど、その後もいくつかのMac OS Xのリリースにこのボタンがあったけれど、説明はないまま(今のPantherにはないようです)。
グリーティングカードとかをつくっている時に、フォントパネルにグレーアウトしたフォント名が表示されて、クリックしてみるとサンプル文字が表示される。上品な筆記体で、気に入ったので「BUY」ボタンを押して1-クリック購入、とかできたら結構いいと思いません?
この計画って棚上げされちゃったのかな?
Apple Storeそのものもどんどん取り扱う商品が増えていますよね。
でも、売り始めれば絶対に売れるであろうアップルグッズとかは販売しないんですかね?
アップルが販売事業に乗り出したのは、AppleStoreが初めてではなく、'90年代中頃には「Apple Catalog」というカタログ通販事業をやっていました。
Macで初めてテレビ視聴機能(本当に視聴するだけ)を搭載し、ついでにMacで初めてデスクトップMacでは初の黒筐体だったMac TVも、このApple Catalogで実験的に発売されていました。
関係ないけれど、日本では発売していたのかわかりませんが、フォント発売といえば、Adobe社のType On Callは衝撃的でした。
'90年代中頃に登場した製品ですが、ユーザーにAdobe社の(当時の)フォント全部が入ったCD-ROMを無料で配布するというサービスです。フォントは暗号化されていて、使うには専用のコントロールパネルを通してまず暗号をアンロックする必要があります。
つまり、Adobeの24時間のオンラインストアに電話をかけてクレジットカード番号を教えてフォントアンロックの鍵を購入する、というサービスなのです。これは画期的でした。AdobeはExpoとかの会場でも、このCDを配っていました。
アップルもSoftware DispatchというMac用ソフトが入ったCDを同様の方法で販売していました。
さらにすごかったのがLotus社で、アメリカ全土か東海岸限定か忘れましたが、個人情報が記録されたCD-ROMを販売していました。
使ったことがないので詳細はわかりませんが、マーケティングの人が「女性、30代、収入100,000ドル以上」とか検索すると、何人とか結果が出て、そこでLotusに電話をかけて、該当人数に応じた料金でアンロックキーを買うという製品でした。
これは個人情報保護の観点から裁判にもなったかも。
インターネットの商用利用が認められる前夜で、「何をもって商用利用とするか」、「個人間の売買の電子メールはいいのか?」みたいなことがさかんに議論されている時代でした(そしてNIFTY-Serverの「売ります・買います」が個人的に熱かった時代だったかも)