テロリズムは常に理不尽

真っ先にエントリーしようと思っていたけれど、
ウィルス騒動とかで逃げていました。

でも、無視できない事件ですよね、邦人3人の誘拐。
テロと言うのは理不尽の塊ですね。

3人はよりにもよって自衛隊派遣に反対していた人達、その人達がよりにもよって自衛隊撤退を要求する人質にされるなんて(もちろん、自衛隊派遣賛成の人だったら人質にしていいというわけではもちろんありませんが)。

テロに屈してはいけない、という理論はわからないでもないけれど、政府高官は捕まっている人質が自分の身内でも、自衛隊撤退をしないのでしょうか?いや、しないかもしれない。でも、心の中ではどう思っているのでしょう。
撤退して、テロリズムに効果があると思わせてしまうのは、それはそれでよくないと思います。また人質問題って、こちらが先方の条件をのんだところで、人質の安全が100%保証されるわけではない。

理不尽の中で、要求する側も、される側も(人質の安全以外のところで)少しづつ妥協をして、合意できる点を見つけられればいいのですが。

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2004年04月09日 | Permalink