オープンソースが世界を変える
これは間もなく2周年を迎えるTokyo Art Beat(GADAGOというNPOのサービス)の特別企画。
コンセプターにドミニク・チェン(NTT ICC研究員を迎え、開かれたアートのカタチを「展示」、「シンポジウム」、「出版」、「ウェブ」といったさまざまな活動を通して模索していく試みの第1弾。
訪問者が参加者として残していく「痕跡」が「ソース」として,作品をその都度更新・構成していく.また,この現
実の空間はネット空間と連関しながら展開されていく.それ自体が自身のアーカイヴとして存在し続けるアート作品 をPhonethicaの作者であるサウンドアーティストの遠藤拓己とエンジニアの松山真也と共に提示する.
というのは、企画段階にもらった説明なので、詳しくは下のTABのサイトの説明を参照:
DIVVY/dual プロジェクト #1 「TYPE – TRACE」
どんな感じかわからないけれど、今日のクロージング・レセプションだけ見に行ってきます。
ちなみにこんな作品が置かれているようです。なんか図で見ただけでは意味不明で、気になる...
それにしても「オープンソース」という言葉は最近はソフトウェアだけでなく、いろいろなところで耳にしますよね。
最近、ブータンに行ってきたというThink the Earthの上田さんによれば、ブータンでは現在、GNH(Gross National Happiness)を指標化していて、その指標を「オープンソース」にするといっているとか...
まあ、もともとはハサミの構造にしても、ねじ回しの発想にしても、アートで言えば絵画や彫刻だって、見てすぐにわかって誰でも真似でき、改良できるオープンソースだったわけだけれど。
ソフトウェアのオープンソースで、見る側、使う側の参加がもう少し積極的になってきたことで、何か世の中のしくみがちょっと変わった感じはありますよね。
TABのイベント、この後もいろいろ続きます:
- 9/24(日)午後2時:NTT InterCommunication Center(ICC)/第1回シンポジウム「アートのオープンソース化は可能か?」
- 10月中旬(予定):アーカイヴ・サイト/Open Source Art Network(仮)
興味のある方は、今日の銀座と明日のICC、ぜひ足を運びましょう!