久々にいろいろな媒体に記事執筆
(宮崎県、青島)
できれば、2008年中に、この記事以外にもう1本くらいブログを書きたいけれど、万が一に備えての保険として投稿しておきます。
2008年も、残り20時間を切りました。
2009年の日の出まで、あと24時間といったところでしょうか。
直前の「テスト投稿」で、nobilog2がしばらく更新できない状態だったと書き、ご心配をおかけしました。
おかげさまで無事復帰できました。
どうやらCSSをいじったときにどこかで間違ったようです。
早くCSSなしで、レイアウトを柔軟にカスタマイズできる時代が来て欲しいと改めて痛感。
さて、ブログの更新は滞っていますが、
Twitterは更新し続けています。
http://twitter.com/nobi
そして、今年に入ってからあまり行っていなかった執筆業も、12月に入ってから急に復活しました。
おそらく、今年1年の執筆仕事の半分以上が、この12月に集中したんじゃないでしょうか?
MacFan最新号では、iPhone 1000台導入のベリングポイントを取材した記事が載っています。
これはこれから私がnobilog2に書こうとしているテーマとも関わってきますが、ベリングポイントでは、iPhone導入によって社員のワークライフバランスにも変化が現れている、ということです。
同じMacFanでイギリスのデザイン集団、Airsideのインタビューも書きました。
私がこのテーマで度々とりあげているストーリーテリングの重要さを語ってくれています。
ascii.jpでは、松村さんによるインタビューと、松村さんとの対談が掲載されています。
今年の日本の携帯電話市場に起きている変化について、いい総括ができたんじゃないかと思います。
今年の日本の携帯電話市場は、「販売奨励金の実質廃止」という大きな変化があり、そこに不況の波が襲ってきたので、当然、端末の売り上げは苦しくなってきています。
でも、その苦しさにばかり目を奪われていると、今、携帯電話で世界規模で起きている大きな変化の本質を見逃してしまうのではないかと心配です。
よければ年末年始の休みに読んでみてください。
なお、一部のメディアの報道で、日本でのiPhoneが失敗だったと断定している人もいますが、まもなくいろいろなレポートがあがってくると思いますが、およそ半年ほど前に発売された、やや古い端末のiPhoneですが、今でも堅調に売れていることが徐々にあきらかになってくると思います。
iPhoneを初期のメディアの報道。それも「何ができるか」ではなく「絵文字ができない」や「ワンセグができない」、「おサイフがない」「日本語入力が大変」だけで判断している人は、何か大きなものを見失っています。
iPhoneはソフトウェアによって進化するケータイ。
'08年7月11日時点のiPhoneと、今のiPhoneは、まったく別のもの、といっていいくらいに進化しています。
文字入力1つをとっても、これまでのどの携帯電話よりも高速に文字入力ができるケータイになっていると思います(時間ができたらYouTubeで、他のiPhoneユーザーや、他のケータイユーザーに挑戦状を送ってみようと思っています)。
それに、おそらく今年の携帯電話業界で起きたおもしろいニュースのTOP 20を並べろといわれたら、確実に17〜18個はiPhone関連のニュースになるはず(主観的な評価ですが)。こんな楽しいいろいろがあったことを世の中の多くの人が知らないのはかわいそうと多くのiPhoneユーザーは思っていると思います。
偏見を捨てた人、どこかで運良く実物に触れた人が、今でもコンスタントにiPhoneを買い続けています。
iPhoneがどうしてもイヤだという人でも、せめてAndroidには注目した方がいいと思います。
おそらく、これらの携帯電話の時代が、日本でスグにくることはないかもしれません。
でも、今後、ジワジワとは来るはずです。
そもそもなんでパソコンのインターネットとは別のケータイ専用のインターネットが誕生したかを考えてみると、そこに本質がないことは見えてくるからです。
正直、iPhoneの日本での発売直前のときには、開発元に非常にニガい経験もさせられ、
iPhoneアレルギーになりかけましたが、その私でもやはり調べれば調べればiPhone(とAndroidのペア)は無視できない存在、という結論にたどり着き、今年はこのiPhone関連の講演を本当にいくつしたのかわかりません(私にあそこまで、ニガい思いをさせて、果たしてその効果があったのかはちょっと気になるところ)。
話しが横道にそれましたが、松村さんとの記事3連発はこちらです:
2008年、iPhoneショックとは何か? 林信行氏に聞く!
2009年のケータイはこうなる、こう変わる!【前編】
2009年のケータイはこうなる、こう変わる!【後編】
以上は携帯電話関係の話しだけですが、MacTopiaのApple's Eyeには、アップル関連の10の話題をまとめました:
No.231 - 2008年のアップルを振り返りながら Apple 2009を占う 2009年は変化の年
これは実は、私がAUGM in 宮崎で行った講演をベースにしたものです。
(2009年1月9日以降は、こちらのリンク)
一方、より幅広い視点で2008年の注目すべきトレンドを振り返った記事も書きました。
この記事の執筆時点では前編のみですが、大晦日のお昼までには後編も掲載される予定です。
でも、ぜひ大晦日の日くらいは、パソコンをOFFだかスリープにした上で、家族や友人との時間を大事にして、お正月休み、本当に暇でやることがなくなったタイミングで、思い出したように読んでくだされば、それだけでうれしいです。
林信行が語る「2008年、知っておくべき10のトレンド」(前編)
そうそう、12月に2008年の書き仕事の半分が集中といいましたが、実は上記以外にも、本を1冊(既にAmazonでは予約していました。探してみてください。でも、買うかどうかは立ち読み後でOK!Amazonの中見検索対応予定ですので、そちらでもいいです)、そしてムックを1冊、そして年明けに発売される経済誌の記事を1本書いています。
さて、2008年も残すところ20時間を切っていますが、
どうか、皆さん、いい大晦日をお過ごしください。
(可能なら、年内にもう1本更新したい...)