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あけましておめでとうございます。
新しい年、新しい時代、これから先もよろしくお願いいたします。

2011年は秋以降、予定に予定が重なり、恥ずかしながら結局、年賀状は書けないまま。
あまりブログとかを読まないであろう方のために少しだけ刷るかも知れませんが、
年明け早々に海外に行くこともあり、今年は1回休みにしていただければと思います。

以下の「つづき」では、年越しを目の前にいくつか感じたことを書かせていただいています。


「A HAPPY NEW ERA!」の続きを読む

Milano Salone 2011 day 3

毎年4月に開催される世界最大級のデザインの祭典、ミラノサローネに来ています。
今年のサローネレポートは、今のところ「家電WATCH」さんに記事を書くこと、BS朝日の「STYLEBOOK」さんをお手伝いすることが決まっていますが、雑誌など紙媒体は予定がないので、興味がある媒体は連絡をいただければと思います。

書き漏らした面白い取材内容は、こちらのブログで紹介しようと思っています。

とりあえず、これまでのサローネでの足取りを以下に地図と写真で紹介します。

初日のルート:
Milano Salone 2011 day 1 at EveryTrail
EveryTrail - Find the best hikes in California and beyond


「ミラノサローネに来ています」の続きを読む

0311 Shibuya Station

まず考えたのは自分のこと

ブログにずっと書きたいと思っていたことがあるが、書き始めたら前段の話だけで十分長くなってしまったので、まずは、その前段の話だけで1つの記事にする。

 これは私が地震が起きてから、Think The Earthのオフィスに寄らさせてもらい、そこから帰宅をし、その後、打ち合わせのために久しぶりに家を出るまでの3日間、家にこもってTwitterをやりながら何を考えていたかを紹介しよう。

 2011年3月11日、東日本大震災の地震が起きた直後、われわれは自分自身のことをするので精一杯だった。私はとりあえず、この後、予定通りミーティングを執り行うレベルの災害ではない一方で、東京の被害はそれほど深刻ではないことを自らの感覚で知り、次に気にしたのはどうやって会う約束をしていた人や家族に連絡を取り、どうやって帰るかだった。

 同じ頃、同じ日本で地震の直接の被害や、その後に襲った津波と格闘していた人がいると思うと、なんとも恥ずかしい限りだが、私は震源地での被害がどれほど凄いかを調べるでもなく、稀に見る東京の光景を写真に納め、同じ東京に住む人達に役立ちそうと思うことをTwitterでつぶやいて共有していた。

 おそらく、それがあの時点で私が、他の人に役立てるベストな方法だと思っていたし、実際に「渋谷」という交通の要所に居合わせたことでそれなりに役立つ情報を提供できたと思う。


JR Shibuya Station

続いて一番、支援が足りていなさそうな人

帰宅してからは3日間、家にこもり、ずっとTwitterとにらめっことなった。画面の向こう側に被災して大変な思いをする大勢のリアルな人々がいる。その仲に思いっきり自分が親しくしている人もいて、不安で大変な思いをしている様子も、数少ないつぶやきを通して確認していた。

「何かをやらなきゃいけない」

 おそらく、そういう思いにかられたのは私だけではないだろう。おそらく震災地に関する、より詳しい情報は誰かがテレビなどを見て書いているだろうし、渋谷駅を離れた後の私ならではできる、まだあまり他の人ができてない支援は何だろう。そう考えて、私が始めたのが英語での情報提供だった。JRの駅に行っても、バス停に言っても用意されている情報は英語だけだった。渋谷の交差点の辺りでは、何が起きているのか情報を得られず困っている外国人の方を大勢見かけた(この初動のために、多くの英語圏の人が私を「信頼できる情報源」として紹介してくれたが、その分、後々、英語でつぶやく人を大勢見かけ始めてからは、すっかり日本語のつぶやきばかりに戻してしまったので罪悪感を感じることになる)。

 実際のツイートは、Twilogに記録が残っているので、そちらを見てもらうといい(他の人のつぶやきの公式リツイートは表示されない):

twilog:2011年3月11日のつぶやき

 その後、Think The Earthのオフィスにお邪魔し、数時間そうしたつぶやきをしていた後、無事、電車で帰宅してからの私は数日間、家に閉じこもることになる。

 

次にニーズのハッキリした人

 タイムラインの向こう側には、真剣に困っている無数のリアルな人々がいる。交通麻痺で家に帰ることが出来ず途方に暮れる人々、家族の安否を気遣う人、今にもバッテリーの切れそうな携帯を持って瓦礫の下にうずもっている少女、食料や飲み水を探して遠い距離を歩く人々。

 タイムラインのこちら側からでも、何かができるんじゃないか。

 情報を求めている人がいれば、それを調べ教え、調べてもわからない情報は公式RTをして、誰か知っている人の反応を待った。広める必要がある情報があれば、嘘を広げないように相手をフォローしてDMでしっかりインタビューして、その上で情報をRTしたり、もっと伝わりやすいカタチに編集してつぶやいた。

 気がつくと、周りにも必死で同じことをしている人達が大勢いた。

 個人的にはどなたかが公式RTしてくれていた芸能人の加藤夏希さんのツイートが、よく目に付き、バランスのとれたつぶやき方に好感を持ったのでフォローさせてもらい、いくつか私も彼女のつぶやきを公式RTさせてもらった。熱心につぶやいていた有名人は彼女だけではないだろうが、いずれにせよそんな有名人の方も現地を真剣に心配し行動してくれると知っただけで勇気づけられる人がいるんじゃないか、という思いもあった。

 やがて、助けを求める人も、情報伝播の効率がいいフォロワー数の多い人宛に「【拡散お願いします】〜〜〜で人が孤立していて救助を必要としています。助けて下さい。」といったつぶやきを送ってくるようになった。

 私は好きと思う情報、これはいいと思う情報が自然にRTされるのが好きで、人工的に「拡散お願いします」と頼まれることが嫌いだが(長い目でみるとTwitterをダメにしてしまう行為に思えてならないので)、そうしたつぶやきを送ってくる数人のタイムラインを見て驚いた。

例えば、つぶやきが「【拡散希望】〜〜〜で人が孤立していて救助を必要としています。助けて下さい。」というメッセージだとすると、同じつぶやきをコピー&ペーストで延々とフォロワー数が多い人宛につぶやいている:

@masason 【拡散希望】〜〜〜で人が孤立していて救助を必要としています。助けて下さい。

@takapon_jp 【拡散希望】〜〜〜で人が孤立していて救助を必要としています。助けて下さい。

@kazuyo_k 【拡散希望】〜〜〜で人が孤立していて救助を必要としています。助けて下さい。

@kohmi 【拡散希望】〜〜〜で人が孤立していて救助を必要としています。助けて下さい。

@

....

といった具合だ。そして、その合間に家族や兄弟にTwitterの使い方を教えるつぶやきがあったり、知り合いに自分の安否を教えるつぶやき。その必死さから事態の深刻さがひしひしと伝わってくる。数日後、家の外に出たときまで、東京はほとんど無事だったということを忘れ、すっかり自分も被災したかのような錯覚に陥っていた。


「震災後56時間の間に考えていたこと」の続きを読む

Shibuya in dark

やや暗めくらいが、ちょうどいい

 東日本は、これから当面、電力不足と戦っていかなければならない。これは経済的にも深刻な問題だ。企業などでも、この電力不足のせいでフル稼働できずにいるところも多いだろう。

 これからの経済を考えると、節電の暗い側面ばかりが見えてくる。

 しかし、経済の先行きが暗いのは困るが、照明が暗いのはそんなに悪いことではないんではないかと、最近、思う。

 上の写真の節電しながら影響する渋谷の飲食店も、照明落とし気味の今の東京の地下鉄の駅も私はそんなに嫌いではない。

 誰かがツイッターで、節電で暗くなった地下鉄の駅が、まるで海外の駅のようだとつぶやいていた。今の東京の地下鉄の駅は明るくはないが、暗すぎることもない。実は灯りのありがたさを、ちょっぴり実感できる今くらいの明るさの方が、ちょうどいいんじゃないかと、私も思い始めている。

 谷崎潤一郎が「陰影礼賛」で、白熱灯の普及で陰影の描く美しさが奪われつつあると指摘してから、明るく効率的な日本人はさらに明るさを求めて、おそらく世界でももっとも蛍光灯を用いる人種の1つとなり、欧米人には珍しい家々が強く青白い光を放つ夜景をつくりあげていった。

 白熱灯の生産が終焉を迎え、LEDに置き換わろうとしている今、もう一歩、立ち止まって、これからの照明のあり方を考えてみるのもいいのかもしれない。そういえば、来月開催のSaloni Milano(通称、ミラノ・サローネ)は、ちょうど2年に1度のEuroluceの年。今年はいつも以上に照明に注目して取材をしてみようかと思う。


「一変した日常に思う」の続きを読む

光陰矢のごとし。あのビックリする大地震のショックから既に2週間が経った。
地震の瞬間、私はAR.Droneの製品担当者来日にあわせて行われたUstream番組の放送を追えて、渋谷のパルコ8階の飲食店にいた。
下のYouTubeが、その時撮った映像だ。
「揺れ始めた」と思ってからiPhoneで動画を撮り始め、そこからエレベーターホールに避難誘導されるまで3分半以上。「そろそろ収まるかな?」と思い続けるほどに揺れが大きくなる、実に長く感じた3分半だった。


震災からの14日間、いろいろなことを考えていた。
書きたいことが結構、たくさんあって、1つの記事にまとめると長くなるので、ブログに「311」というカテゴリーをつくって、小分けして書いていこうと思う。


「311後、考えたこと:現場判断編」の続きを読む


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