アートの春 '06

書籍の追い込みでニッチもサッチも動けない状況が続いています。
そんな中、今日、(徹夜明けの状態で)文化庁メディア芸術祭の内覧会に行ってきました。

実は今週くらいから、現代アート系のおもしろそうなイベントがたくさん開催されるんですよね。

IMG_7097.JPG

忘れないうちにメモしておきます:

  • 文化庁メディア芸術祭

    NHKのデジスタとかで最近、話題になったようなインスタレーション作品が一望できます。私は「Khronos Projector」に触るのがとにかく楽しみでした。あれは楽しいです。1日中、遊んでいられます。

    Spyglass」は、 ここを読んでいる人には、QuickTime VRを望遠鏡インターフェースに展開した、とかいうとわかりやすいのかもしれませんね。こちらもおもしろいです。
    Conspiratio」も、ぜひ試したい作品です。「吸う」という感覚をデジタルに再現した楽しい作品です。

     個人的には「OiTV」という作品もかなりのお気に入り。
     昔、テレビとかって叩くと直ったりしましたよね。テレビとのああいったアナログなコミュニケーションに注目した作品で、叩いたり、傾けたり、アンテナを回したりして映像とのインタラクションが楽しめます。あれって、でも実はすごい技術力が要求される作品だと思う。

     こうした作品が展示される「アート部門」だけでなく、
    「エンターテイメント部門」
    FlipBook」やNintendo DS用ソフトの「ニンテンドッグス」などを紹介

    「アニメーション部門」
    その名の通り、インタラクティブではないアニメーション作品を集めています。
    大賞を受賞した「浮楼」はじっくり鑑賞したい作品です(視点固定で、ずっと街の一角をうつしている作品ですが、ゆっくりと季節がうつろいます、そして実は小さな女の子から結婚している女の子まで、画面のあちらこちらにいる女性が実はすべて1つのストーリーでつながっている...!?)
    年をとった鰐」という作品も、なかなかいい味を出していて好きです。

    「マンガ部門」
    さらに漫画部門もあり吾妻ひでおさんの「失踪日記」が大賞を受賞していました。
    PLUTO」とかも紹介されています(これちょっと読んでみたいな)。

    マンガコーナーって真ん中にソファーがあるんですが、あれってあそこにすわって座り読みしてもOKなんでしょうかね?
    私も授賞式行きたかったのですが、別の用事に「どうしても来てくれ」と言われて行けませんでした。残念。
    きっと、どこかにチバさんがレポートを書いてくれるはず!

  • エレクトリカルファンタジスタ2006
    横浜がまた熱くなります。昨年、「Evolution cafe」でBank Art Studio NYKを熱くしたクリエイティブクラスターが、今年は「エレクトリカルファンタジスタ2006」を開催。
     なんだか。ちょっとアナーキーで変、だけど手作り感があって楽しい。そんなイベントになるんじゃないかと期待。
     失点すると電子ショックの痛みがおそうピンポンゲーム「PainStation」とか2人以上で楽しむ作品も多いので、行くなら大勢で一緒に行った方が楽しいかも。
     私は3月頭までは行くのが難しそうですが、誰か一緒に行く方いません?

  • ガウチョ×ダイアログ・イン・ザ・ダーク」展
    マイミクのrisaさんに教えてもらったんですが、公式ページもなければ、まだTokyo Art Beatにも情報が載っていませんが、2月18日(土)〜3月5日(日)の期間、ディオール表参道にて、新作バッグ「ガウチョ」の発売を記念し、「ガウチョ×ダイアログ・イン・ザ・ダーク」展が開催されているそうです。
      「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」、いつもタイミング悪くって行けなかったんですが、今度こそ行きたい!
    venueは会場/ディオール表参道4階イベントスペース
    東京都渋谷区神宮前5-9-11

    入場料/無料(事前予約制・15分のガイドツアーあり)
    予約受け付け/ディオール表参道 tel. 03-5464-6260



早く仕事終わらせないと....

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2006年02月24日 | Permalink