重DRM vs 軽DRM

PC WATCHの後藤貴子の米国ハイテク事情:“北風より太陽”によって米国でデジタルコンテンツとPCが栄える?で筆者の後藤さんがDRMを重DRM、軽DRMにわけて日本とアメリカでデジタルコンテンツ市場が明暗が分かれると書いています。

 これについては私もまったく同意見。これまでも月刊アスキーやMACPOWER、MacPeopleそしてnobilog1/2でこのことを訴えてきましたし、これからももっといろいろ取材し、書いていこうと思っています。
日本は今、ちょうど悪い方に1歩足を踏み出したところ。

私もハイビジョン放送+プロジェクター+ステレオサラウンド+RecPot Mを満喫して入るけれど、アナログビデオ時代に比べて明らかに制限が増えたことについては強い不満を感じています。

今ならまだ方向修正もできると思うので、「iTunesにはやられた」というソニーには、ぜひ今後、音楽だけでなく映像コンテンツの方でも軽DRMのリーダーになって欲しいと思います。

逆にマスコミは、NTTが「インターネットは(ADSLではなくって)ISDN」と言っていた時代のように、この問題についてもっとちゃんと取り上げていった方がいいと思います。まだ、ものが普及していないし、伝えにくいコンセプトなので難しいのはわかるけれど... それを言ったらADSL戦争の時も条件は同じだったし。

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2004年04月28日 | Permalink