今日のお願い
「事故はいつも突然...
今日であったのがこの広告でよかった」という保険のCMがあるが
このエントリーを読んでいる方々にも、「今日出会ったのがこのエントリーで良かった」と思って、ぜひ寝る前に大事なデーターのバックアップをして欲しい
もしかしたらこのエントリーを読んだ人の1人くらいは、今日取ったバックアップに少しだけ救われることになるかもしれない。
今年の私はつくづくディスク運がないとみえる...
年明けから立て続けに2〜3度、重度のHDクラッシュに見舞われた
デジタルライスタイルにも、原稿書きにも使うマシンを
未完成の製品の検証に使う私がおそら悪い
昔から通常の人の3〜4倍の頻度でハードディスククラッシュに見舞われていた。
それだけに対処も慎重で時間をかければどんなディスクでも復旧できると自信を持っていた時期もあった。
しかし、HFS PLUSがでてきたあたりから状況が変わってきた。
年のせいか辛抱も続かなくなり慎重さにかける対処を取るようになった
そしてそれが今日の事件の引き金となった
ハードディスクを復旧するときは、ディスク修復ツールのフロッピー
(今日ならCD-ROM)から起動し、関係のないディスクはすべて
あらかじめアンマウントしておくのがSCSI HELL時代に学んだ鉄則だ
仕事で外に出る前に先日、クラッシュした160GBのハードディスクを修復ツールにかけておこうと思った(このHDがクラッシュしたのもかなりの痛手だったーー何しろ大事なデーターからテンポラリーのデーター、廃棄した古いディスクのバックアップまであらゆるデーターが入っていて、何を失ったのかも見えていない)
以前、徹夜の修復作業明け、パソコンショックの開店と同時に買ってきたディスク修復ツールは、結局、修復できなかったショックで(プレゼントキャンペーンにも応募し忘れ)ユーザー登録もしないままはがきをなくしてしまい、CD-ROMに入っているシステムも古いままでiMacを起動させることができなかった。
修復するのは外部ハードディスクだし、出がけのあわただしい時だし、つい「内臓HDのOSで起動すればいいや」と思い立ってしまった。
だが、これこそが「油断」という大失敗への片道切符
iMacを起動後、修復ツールを起動後、なぜかiMacが入れっぱなしだったCD-ROMに繰り返しアクセスするという異常動作が始まった。SuperDriveがキュイーンと音をたてて回転しはじめ、しばらくすると回転が止まる。また、キュイーンと回転、静止をひたすら繰り返す
ここで仕事の打ち合わせに遅れると電話をし、20分は我慢したが、ついに辛抱が切れた
祈りながら強制再起動をしたが、そのままiMacが起動しなくなった。optionキーを押しながらの起動でディスクを認識していないのがわかった。
HFS時代は、ここから長期決戦でよみがえらせる自信があったが、HFS Plus時代になってからは、長期決戦後、敗退、そして過去を捨て去ることで人がいかに身軽るになれるかに快感を覚える、一種の悟りの境地を学んでいる。しかし、悟りに達するまでの時間はひたすら重く苦しい時間の連続だ。
とりあえず今晩は残った力が続く限り、往生際の悪さを発揮させたい
最後に引っ越し前で金欠の身に大容量HDを貸してくれたOさんに感謝!
それから私に仕事を頼まれている方、今日仕上げる予定だった仕事は一部を除いておそらく明後日になりそうです