Pile、ついに実現?
Macお宝鑑定団やMacDaily Newsで「Pile」が話題になっている。
Richard's HomepageというWebサイトでは、FlashベースのこんなPantherの予想アニメーションまで掲載している
Pileとはアップル社が'94年に特許を取得したファイルの管理方法の1つだ
('94年のMACWORLD EXPO/BOSTONより)
Pileについては、(アップのヒューマンインターフェースグループをつくった)ブルーストグナツイーニもAsk Togで記事を書いていて、最近、そのことを(マクロメディア社の生みの親)Marc Canter氏が取り上げたばかりだ(シンクロニシティーとはおそろしい!)
'90年代中ごろに、米国のArcなんとかという会社がFinderを置き換えるファイル管理ソフトを発売した。情報をファイル単位ではなく、仕事単位で管理できるというソフトで、ぜんぜん話題にはならなかったが、それなりに注目すべきソフトではあった。
実はこのソフトもPileに似た概念を採用していた気がする。
と、いった具合に話題が事欠かないアイディア/技術だ。
これまでにも「ティア・オフメニュー」同様に、何度か「次のMac OSメジャーアップデートでは採用される」という噂が流れては消えていった技術でもある(私も'90年代中頃に何度かアップルは「Pile」を採用すべきといった記事を書いた記憶がある)。
そんなアップルがこのPileを一般にデモしたことがただ1度だけある。'94年(あるいは'93年?'95年?)のMACWORLD EXPO/BOSTONでのことだ。ほとんど説明もなかったため、3Dを応用したFinderということだけが騒がれたが、このデモで紹介されていたのはまさにPileの概念、そのものだった。
と、詳しく書きたいのだがそれはいずれ別の場所で(「Appleここだけの話」、今月中にはなんとか再開したいと思っています...)
仕事に戻りマース