オープンソースが世界を変える

なんて書くと「何を今さら」と言われそうですが、今日はそんなテーマをぼんやりと考えに、これから「Open Source Art ver 0.1」のコード名で企画されていた展覧会、「DIVVY/dual プロジェクト #1 TYPE-TRACE」に行ってきます。場所は「銀座一丁目」のSpace Kobo and Tomoです。間に合いそうな方はぜひ!

これは間もなく2周年を迎えるTokyo Art Beat(GADAGOというNPOのサービス)の特別企画。
コンセプターにドミニク・チェン(NTT ICC研究員を迎え、開かれたアートのカタチを「展示」、「シンポジウム」、「出版」、「ウェブ」といったさまざまな活動を通して模索していく試みの第1弾。


訪問者が参加者として残していく「痕跡」が「ソース」として,作品をその都度更新・構成していく.また,この現
実の空間はネット空間と連関しながら展開されていく.それ自体が自身のアーカイヴとして存在し続けるアート作品 をPhonethicaの作者であるサウンドアーティストの遠藤拓己とエンジニアの松山真也と共に提示する.


というのは、企画段階にもらった説明なので、詳しくは下のTABのサイトの説明を参照:
DIVVY/dual プロジェクト #1 「TYPE – TRACE」

どんな感じかわからないけれど、今日のクロージング・レセプションだけ見に行ってきます。
ちなみにこんな作品が置かれているようです。なんか図で見ただけでは意味不明で、気になる...

Keyboard
_12

それにしても「オープンソース」という言葉は最近はソフトウェアだけでなく、いろいろなところで耳にしますよね。
最近、ブータンに行ってきたというThink the Earthの上田さんによれば、ブータンでは現在、GNH(Gross National Happiness)を指標化していて、その指標を「オープンソース」にするといっているとか...

まあ、もともとはハサミの構造にしても、ねじ回しの発想にしても、アートで言えば絵画や彫刻だって、見てすぐにわかって誰でも真似でき、改良できるオープンソースだったわけだけれど。
ソフトウェアのオープンソースで、見る側、使う側の参加がもう少し積極的になってきたことで、何か世の中のしくみがちょっと変わった感じはありますよね。

TABのイベント、この後もいろいろ続きます:


興味のある方は、今日の銀座と明日のICC、ぜひ足を運びましょう!


投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2006年09月23日 | Permalink

成田よ、頑張れ!

ここ数日、「もう日本に帰ってきているの?」とよく聞かれます。

私のコミュニケーションの主体はメッセンジャー(チャット)>mixiメール>メール>電話で
iChatとSkype、Google Talk(via iChat)、MSN Messenger、(さらに稀に)Yahoo! Messengerを使っています。Adiumなどを使ってソフトを1つにまとめればいいのに、それぞれのソフトを気に入っているので、ついつい全部立ち上げている。ただソフトが3つもあるとステータスを変更するのも面倒で、いくつかのソフトのステータス表示が「@Amsterdam」とか「@Paris」になっていたようです。

でも、ちゃんと1週間前の金曜日に、無事に帰国しています。
今回のヨーロッパ行きは、航空会社がKLMだったので、帰りの飛行機もアムステルダムのスキポール空港(AMS)経由でした。元々、サンフランシスコ国際空港とか、きれいな空港は好きなので、先週の金曜日はパリのシャル・ル・ドゴール空港(CDG)とAMSの2つの空港を満喫してきました。
ただ、その後、成田にかえってきて、なんかがっかり。

 好きな空港に行くと、思わずバシャバシャと写真を撮ってしまい、FlickrでもPhoto Setを作ってしまったりするのだけれど、気がつくと成田ではほとんど写真を撮っていない。

サンフランシスコ国際空港(SFO)
パリ:シャルル・ド・ゴール
アムステルダム:スキポール空港

 近くということもあるし、羽田空港には年に1回くらい、ドライブついでに立ち寄ったりすることはある。でも、例え千葉の方にいったとしても、わざわざ成田空港に行こうとは思わないと思う。
 日本を代表する国際空港でありながら、これだけ「魅力がない」って、ちょっと残念に思えてならない。

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2006年09月23日 | Permalink

食べている間は戦争をしない

現在、iMac,、Mac miniの発表を含む世界の話題から取り残されながらアムステルダムで取材中です。
昨日、2日目にちょっと素敵なレストランを見つけたので軽く紹介。

到着初日、Centraalの駅から乗ったタクシーの運転手がモロッコ人。スペイン語でいろいろ街のことを聞きながら盛り上がっていたのですが、その彼がホテルの近くに観光客はいかない地元民だけがいくInternational Marketがあると教えてくれました。ちょうどHeineken Experienceの裏通りあたりです。

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昼間予定もなかったので、Marketを歩きながら、どこか昼食ができる場所をさがしていました。

そんな中、ちらっと見えた店の内装が気になって、その名も「bazar」というレストランを覗いてみました。

店の片側が中近東系かと思うと、中華っぽい看板も掲げられている。

とにかくおもしろい雰囲気なので、ここで食事をすることに決定。
bazaar

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2006年09月08日 | Permalink

Google CEOがAppleの社外取締役に

風邪をひいてまる1週間倒れていたりと、ブログの更新頻度が落ちています。
なんとか、生活のサイクルの中にブログ更新をいれていければいいのですが...

さて、1つ前の記事、「ジョブズの記事とGoogleの記事」につづいて、再びAppleとGoogleの記事です。

ただし、今回はバラバラの2つの話ではなく、なんとGoogleのCEO、エリック・シュミットがAppleの取締役になったというニュース。

詳しくはITmediaがいち早く取り上げていました:
GoogleのシュミットCEOがApple取締役に


投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2006年08月30日 | Permalink

ジョブズの記事とGoogleの記事

私は関与していないmac24のジョブズの記事と、私が書いたインプレスWeb担当者ForumのGoogleの記事について書きます。

1.mac24のWWDCレポート

今回のWWDC 2006では、mac24にレポートを書かせてもらいました。まだ終わりではなくて、週明けに数本続報をアップする予定です。

ところでmac24の原稿をしばらくサボっていたらスティーブ・ジョブズの健康状態について触れた読者の心配/不安を誘うような記事があがっていました。この原稿は、私の写真は使われているようですが、私は関与していないので念のため...
私が関わった記事はすべて【WWDC Vol. ...】で始まっています。

ちなみにジョブズの健康状態は、私もかなり気になっていて、それがあったからこそフランスのMac雑誌と韓国のMac雑誌の編集者にWWDCに来るように強く誘っていたという経緯があります。
 ビデオの液晶越しに見るジョブズはたしかに少し前に比べると身振りも控えめで、体力の衰えを感じさせました。
 ただし、基調講演が終わってから近くで見てみると、壇上での印象と違いぜんぜん元気で、確かに痩せたけれど「なんだ普通じゃん」という印象。

steve jobs 2006/08

Jobs
Jobs2

2:Web担当者Forum:Google Watch第1回

インプレスR&D社の新しいWebサイト、「Web担当者Forum」。雑誌連動型Webサイトですが、ここでGoogleについての記事を不定期で書くことになりました。
 第1回目は、5年前、Larry Pageが初来日したときに、記者説明会で行ったGoogleが創業してから学んだ教訓について。
 これ成功した後に聞く教訓と、成功する前にいっていた教訓では説得力が違うだろうということで、5年半たった今、改めて紹介させてもらいました。
Larry Page's first visit to Tokyo

Google Watch、これからもよろしくお願いします。

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2006年08月13日 | Permalink