FON、まもなく国内始動!?

さきほどDigital Bear、minamiさんの「B-log Cabin TP」にあるこちらの記事を読みながら、そこにあった「FON」へのリンクをなんとなく辿り、「日本語」というメニューがあったので、それをなんとなくクリックしてみると、今日付けの「FON Japan が始まる!」という記事が目に飛び込んできました。
ぜんぜん、状況を追っていなかったんですが、いよいよなんですね。

最初にこのサービスのことを聞いた時はオープンソースベンチャーの「Sputnik」を思い出しました。
関連記事:Internet Watch:世界規模のワイヤレスISPをオープンソースで目指すSputnik

同時に、期待一杯のSputnikプロジェクトが中止した記憶もよみがえり、大丈夫かなと心配になりました。
関連記事:米Sputnikが無線LANプロバイダー計画を中止〜ビジネスモデルを変更

Mobile Internet Serviceの「街角無線LAN」やライブドアワイヤレスもそうですが、
広域無線LANサービスの構想は、これまでにも何度か浮上しては、実現しないまま消えていきました。



投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2006年10月16日 | Permalink

これが私の1週間


金曜まで台湾に行ってきます。


結局、仕事を大量に抱え込んだままの出発になりそうで、 MacBookHDDをバックアップして修理に出す余裕もありませんでした。 今日は既に2度、電源落ちが発生していて、このブログのエントリーもこれで書くの2回目です。また落ちても大丈夫なようにectoを使って書いています


Blogに書かなきゃならないネタは夏頃から溜め込んでいますが、仕事も大量に残したままとても振り返っている余裕がない。 ここ1週間ほどのできごと、そして現在、開催中のお勧めイベントについてだけいくつか書いておきます(時系列で)。全部で4項目。本来、個々の話題ごとに、Permalinkを分けるべきかもしれないけれど、どれも一過性のイベントの話なので、一つのエントリーにまとめてしまいました。


  1. Heart Craft Atelier
  2. TOKYO ART BEAT 2nd Anniversary
  3. ビル・ヴィオラ:はつゆめ展
  4. 古川さんを囲む会


投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2006年10月15日 | Permalink

MacBook電源問題、修理のフロー

  1. Mac
MacBook電源問題ですが、第1回目の発症の後、しばらく大丈夫だったので
「やはり大丈夫かも」と楽観視していましたが、その後も2度、いや正確には8回程発症しています。
1度、発症すると、短時間の間にだいたい連続して2〜3回連続して電源が落ちます。
つまり、
・スコンとハードディスクのヘッドがparkingされる音がして、電源が落ちる
・その後、起動しようとすると、一瞬だけ液晶がついて、その数秒後にまた電源が落ちる
・その後、もう1度、起動すると起動画面、あるいはFinder画面までは表示されるが、そこでまた落ちる

しかし、そのあと、もう一回くらい起動すると、その後はまる1日くらい平気で持つ、といった状態です。

現在、平均で1日に1度(1度につき2.7回連続)といったところです。
同様の症状は私の身の回りでも大量に起きていることがわかりました。

mixiの日記には少なくとも7人の方が、頻度こそ違え同様の症状を報告してくれました。
一方、同じくらいたくさん「今のところ症状が出ていない」という書き込みもあります。
(書き込んでくれているのは5人ですが、そもそも、この日記にコメントを書き残す人は、この問題に関心が強い「体験者」の方なので、この数を比較するのは意味がないでしょう)。

また、くまさんに、こちらのApple Discussion Boardで、さらにいろいろな症例や体験談が紹介されていることも教えてもらいました:
http://discussions.info.apple.co.jp/WebX?128@133.Q66Lb8pvzsJ.5@.f00d8fd

さて、そんな中、私も今後のことが不安になって、今日のラジオ+取材3件+打ち合わせの帰りにApple Store Shibuyaに寄ってきました。
現在の修理の流れはこんな感じです。

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2006年10月12日 | Permalink

記者発表会 2.0

今週は記者発表Weekだ。
IT系企業はCEATECとWPC Expoという2大イベントの間を縫うようにして、
デザイン系はTokyo Designers WeekやDesign Tide開催直前の記事に間に合うように、
映画系は東京国際映画祭開催直前のサプライズとして、
とにかく多数の記者発表会/会見/説明会が行われる。

しかも、そのほとんどが明日と明後日に集中している。
できれば、すべてに足を運びたいが、残念ながら身は一つだ。
早退と遅刻でやりくりしても1日に出られる記者発表会/説明会は3つ+夜のパーティー1つが限界だろう。

私も「行けます。楽しみにしています」と言っていたものも含めて、
かなり多くの説明会への参加を辞退しなければならない状況に追い込まれている。

大手メディアなら手が届かない発表会外注のライターに頼んで、一応、まんべんなくカバーできると思うかもしれない。しかし、1人で仕事をしているフリーランスは、どれか1つを選ばなければならない(でも、こういうフリーランスこそが、1度、取材した内容を1つの媒体に絞らず、機会があるごとにちょっとづついろいろな媒体で降れてくれて、長期的に見れば大きなリーチにつながるはずだ)。

まったく困る限りの状況だが、1年の間に何度か、このように記者発表会/説明会が集中する時期がある。

より多くの記者に取材してもらうために、広報会社は「早めに案内を出す」以外の工夫もしなければならない。

記者は早めに案内をもらったからといって、1度、出席を通知したからといって、本当にその記者発表会に行くとは限らない。早めに案内をもらえるのはうれしいにはうれしいが、今日の標準だと、だいたい予定が本格的に埋まり始めるのは、取材日の5日前くらいからだ(大手電話会社など必ず取材が見込める会社は、当日の朝に案内をだして夕方開催というパターンもあり得る)。

取材する記者の方は、いつ案内をもらったかや、「既に出席すると約束した」か否かではなく、記事としてのニュースバリュー、つまりより多くの読者が見込めるか否かや広告バリュー、その記事を載せることが広告につながるか否かで、取材先を選ぶ。

直前になって大きな会社の発表会があれば、親しい会社からのフレンドリーな案内を振り切って、
そちらに足を運ばざるを得ないこともある。

では、より多くの記者に取材してもらい、記事を書いてもらうには、どうすればいいのか?

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2006年10月10日 | Permalink

You Tube買収で気になるのはGoogle Video

WSJに書かれた噂は、やはり本当になるんですね。
GoogleがYou Tube買収。
Mercury News:Financial Times:
日本語:
CNet Japan:
ITmedia:
ascii24:

個人的にこの買収で一番気になるのはYouTubeとGoogle Videoとの関係。
たしかにYouTubeはYouTubeで見る側としてはおもしろいが、
ビデオをつくってアップロードする側としてはGoogle Videoもかなり魅力的だ。
なぜなら、

  • コンテンツの有料課金ができる(しかも課金形態も選べる)
  • コンテンツをiPod/パソコン用にダウンロードさせるオプションがある
  • 字幕が追加できる

など、本格的なコンテンツを提供しようとすると、Google Videoの方がよくできているからだ。

世間一般ではYouTubeの方がGoogle Videoよりも人気があって、シェアも45%と大きいという。
The Mercury Newsの記事が掲載したNielsen/NetRatingsの2006年8月の調査結果で言えば、YouTubeが3400万ユーザーに対して、Google Videoが1300万ユーザー(でも、この1300万ユーザーはお行儀がよく、献身的ーー良質な1300万ユーザーだと思う)。

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2006年10月10日 | Permalink