3〜4月の講演:東京、名古屋、長崎

apple computer japan admission

ちょっとだけ自分が講演をするイベントの宣伝を。
(といっても、ギリギリ過ぎて、あまり宣伝の役目を果たしていませんが...)

1つ目は来週31日(火):

スマートフォンが拓くパブリッシングの未来



NPO法人 JPC-日本パブリッシング協会の定例セミナーで、
会場はアップルジャパン(株)セミナールーム。
私は13:30から「スマートフォンが斬り開く電子出版の新しい展望」というタイトルで基調講演を行い。
その後、15:15からパネルディスカッションに参加します。

基調講演では、iPhoneが実は日本でも大躍進を続けていることをいくつか具体的数字を絡めて紹介する他、iPhoneが社会のしくみをどのように変えつつあるのかの紹介。そして最後は本セミナーのテーマでもある電子出版の世界に与える影響を事例を交えて紹介する予定です。

今のところ、どのくらい申し込みがあるかは聞いていませんが、まだ受け付けているようなので
興味のある方は是非、ご参加ください。JPCは、今夏、惜しまれつつも解散するので、
JPCの方々に会うのが目的の方も、ぜひ、この機会に!
(JPC会員無料/一般5,000円)

Apple Store Nagoya Sakae

2つ目は、4月4日(土)で場所は名古屋
14時からApple Store Nagoya Sakaeで開催の

世界に飛び出す日本のiPhone Appクリエイター

”で、
他のiPhoneアプリケーション開発者の方々と一緒にプレゼンを行います。

詳細はApple Store Nagoya Sakaeのページにも掲載されています:
http://www.apple.com/jp/retail/nagoyasakae/

ちなみに、その後、さらに
16:30から東海及び関西地区のiPhoneアプリ開発に興味がある方のための集会をやります。

IT ジャーナリスト林信行氏を中心に iPhone App 開発者のクロストーク
売れ筋 iPhone App 開発の極意とプロモーションとは・・iPhone OS3.0 は・・

といったイベントで、21世紀のゴールドラッシュとも言われるiPhoneアプリ開発について、
iPhone開発者の方々がクロストークを行われます(そこに私も参加)

開催時間: 16:30 より 約1時間+その後 18:00からネットワーキングパーティー
場所:名古屋市中区栄

こちらは定員25名ほどで事前申し込みが必要です。
定員が限られているので、
ぜひ参加したいという熱意のある方は「iPhone Developer Japan Group」などで情報を探ってみてください。
もしかしたら、現地のiPhone開発者同士のネットワークをつくる上でも、いい機会になるかもしれませんよ!

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AUGM長崎


名古屋から1週間後、
4月11日には長崎の佐世保で開催される「AUGM 長崎」で講演をする予定です。

募集をかけたところ38時間で定員オーバー。あまりにキャンセル待ちの人が多いので、急遽、2倍以上広い会場を手配したという曰く付きのイベントです。
残念ながら広い方の会場も、キャンセル待ちの方だけでかなり埋まっているようなので、
申し込みをされる方は急いでください。

アドビさん、マイクロソフトさん、トリニティーさん、イーフロンティアなど、プレゼンターは多彩。
それに毎回、最後に行うじゃんけん大会の商品が豪華で、ほぼ1人最低でも1個は確実にもらえるほど潤沢にあります。

ちなみに、私は、その翌週からはミラノとパリに取材に行ってきます。
5月はAUGM沖縄と某大学院で講演。6月はようやくスケジュールが発表されたWWDC取材の後に某大学院にてパネルディスカッション予定です。

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2009年03月27日 | Permalink

「LIGHT-LIGHT」 in Tokyo、行ってきました

LIGHT-LIGHT in Tokyo

CURIOSITYの設立11周年を祝して今日から開催の「LIGHT-LIGHT」 in Tokyo。
昨晩のプレ・オープンのレセプション・パーティーに行ってきました。

昨日は5月で惜しまれつつも休刊するEsquire日本版の読者も招待されていたようで大盛況。
ちょっとにぎやかな雰囲気でのお披露目となりました。

Louis Vuitton OMOTESANDO 7階のLV Hall(ここはかつてセレブ達が通った会員制クラブCELUX)
そこに浮かぶ80個ほどの幻想的な光のボール。

昨年、ミラノサローネで話題になったあの展示が4月5日まで東京で見れます。
とっても素敵な展示です。
ちょっとでも時間の余裕を見つけて、ぜひ見に行ってください!
(帰り際には表参道の反対側だけれどWinged Wheelを覗くと、さらに楽しいかも。あそこは紙好きな人にはたまらない空間です)。

「LIGHT-LIGHT」では、ピンポン球を照明が埋め込まれた筒から吹き出す空気で浮かび上がらせるという展示。コンピューターのプログラムで制御された80個近いピンポン球が、光のラインダンスを繰り出します。

真っ暗な会場を歩いていたら、どこかの2人連れの方が
「光ってこうやって使うんだなぁ。」としみじみ。
「だって、これで真っ暗だったり明るかったりしたら、ただの理科の実験だもんな。」
まさにその通り。

幻想的な展示なので、見に行くなら人の少ない時間がお勧め。
静寂の中で見ると、まったく別の作品として酔いしれることができるはずです。

というわけで、平日の午前中を狙っていたのですが、帰り際、ニコラさんの奥さんでCURIOSITYプロデューサーの宮本玲子さんに「13時にオープンです」と言われてしまった。
ついでに、外の光を遮断できないので、日中は外光が入ってしまうようです。
なので、天気の悪い平日の午後早めの時間が狙い目かもしれません。



招待状をちゃんと読んでいない私にとってサプライズだったのは、
部屋の奥の方に「LIGHT-FOOD」という食べられる「LIGHT-LIGHT」があったこと。
通常の「LIGHT-LIGHT」は、ピンポン球を使っていますが、
こちらはピンポン球の代わりにメレンゲを球状に固めたものを浮かび上がらせていました。
で、これをうまく空中キャッチして、口に放り込むと、甘くてなかなか上品な味わい。
イベントの詳細を見てみると「協力」として「HENRI CHARPENTIER」がクレジットされていました。

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2009年03月25日 | Permalink

"LIGHT-LIGHT": a MUST-SEE exhibition in Tokyo

LIGHT-LIGHT in Tokyo

If you like modern art and if you are in Tokyo this week, you are VERY LUCKY.

CURIOSITY is having an exhibition called "LIGHT-LIGHT" at Louis Vuitton OMOTESANDO in Aoyama.
It is just one installation but it is one of the most talked about installation of Milano Salone last year.
It is a beautiful art of light and air. You would see about 80 lighted ping-pong ball float and dance.
Beside the main installation, you would find "LIGHT-FOOD"; a version of "LIGHT-LIGHT" made by melange ball, you can eat.
The exhibition will go on until April 5th.





Another MUST-SEE (or MUST-ATTEND) is "Roppongi Art Night" which will take place all over Roppongi this weekend.
You would see a giant robot by Kenji Yanobe as well as a art project called "ART CUBE" lead by Katsuhiko Hibino. See the official site for detail but this is one art event, you CAN'T MISS.


If you are interested in art for sale, there will be two art market event in early April.
One, of course, is the "ART FAIR TOKYO" which will take place at TOKYO INTERNATIONAL FORUM in Yurakucho.
And the other, "101 Tokyo" will take place in Akihabara.

If you are new to Tokyo and looking for more art event, Tokyo Art Beat is the web site you should bookmark on your browser; there also is New York Art Beat run by the same people.



If you are unluckily out of Tokyo this week, you may still have the luck to visit The Miyagi Museum of Art where you would see a beautiful installation called "Factory and Fantasy" by WOW; it'll be exhibited there by Sunday, March 29th.





投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2009年03月24日 | Permalink

2009年「アートの春」、お勧め作品は 「LIGHT-LIGHT」!

National Art Center - Roppongi Midtown
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「芸術の秋」とは言うけれど、実は最近の東京では、秋はどちらかというと「デザインの秋」で、
「アート」というと春の方がイベントが充実している気がする。


六本木アートナイト



なんといっても、最大のイベントはコレ!
ご存知の人も多いと思うが、今週末の土曜、日曜は六本木ヒルズ、東京ミッドタウンそして国立新美術館の六本木アートトライアングルを舞台に開催される。

 ヤノベケンジ氏作の火を噴き、動く体長7.2mの巨大ロボット「ジャイアント・トラヤン」が登場したり、日比野克彦氏をアートディレクターに迎え、若手作家たちが「灯り」をテーマにした作品を展開する「キューブからの指令」、1000人の参加者一人ひとりが光る風船を手に、夜の六本木をパレードする平野治朗「《GINGA》@六本木」など、見逃したら後悔しそうなおもしろい作品/イベントが目白押しだ。



ART FAIR TOKYO


【4月2〜5日/東京国際フォーラム】
アートは、買ってこそ価値がある、というわけで、もはやお馴染みになってきたアートマーケット系イベントも2つ開催される。1つは、国際フォーラムでの開催が定番となってきた、ART FAIR TOKYO。今年は近隣のショップも巻き込んだ事前プロモーションが秀逸で、丸の内周辺に行く人は、既にそこかしこの飲食店やショップに飾られた絵やポスターで、イベントの詳細を見ていることだろう。

101Tokyo


【4月2〜5日/秋葉原UDX内アキバ・スクエア】
 一方、TOKYO DESIGNERS WEEKに対する、DESIGN TIDEのような位置づけ!?なのが、こちらも定番化しつつある101TOKYO。
 エスタブリッシュドな感じはしないけれど、熱意を持ったエッジーな運営者らと、熱意を持ったエッジーなアーティスト達が大勢集まってくる。
 最近、やたらと他のアートイベントとのコラボ・イベントを行っているので、そちらでご存知の人も多いだろう。
 最新情報を常にTwitterで発信するなど、IT系の動きも強い。





これら大型のアート・イベントに埋もれがちだが、ぜひ忘れずに見に行って欲しい展示がある。

LIGHT-LIGHT


というインスタレーション展示で、
3月25日から4月5日までルイ・ヴィトン表参道7階のLVホールで展示されている。

プロダクト・デザイナーそして建築家としても有名なグエナエル・ニコラ氏率いるCURIOSITYの手に寄る作品だ。

見逃したら、かなり後悔する。

この「LIGHT-LIGHT」、実は私は今から11ヶ月ほど前にミラノで見ていて、動画も撮ってきている(つづきで表示)。

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2009年03月24日 | Permalink

突如、Macに本腰を入れ始めたdocomo

  1. Mac
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'90年代後半、PowerBook 520cやPowerBook 2400cの時代は、
折りたたみ式電話の形ながら、蓋を外すとPCカードやCFカードに差し込めるというNTT Personalのシャープ製PHSのできがよくって、これを使って、外出先のインターネット接続をしていた。

しかし、その後、NTT docomoから登場した高速通信を売りにたFOMAは、なかなかMac対応を唱ってくれない。サードパーティー製のケーブルなどで、MacでFOMA通信を実現する製品はあったが、やはり、キャリアそのものが対応を唱ってくれないと不安なところがある。
私の中で、NTT docomoは、なんかMacとは縁遠いキャリアと言うイメージがあった。

しかし、昨年12月に登場したLG電子製のドコモ最新端末「L-02A」が、このイメージを180度覆したという。
「とにかく、めちゃくちゃ真剣にMac対応をしているから見てみて!」と、友人が強く勧める。
そこで、その友人のツテを通して、しばらく「L-02A」を試用してみることになった。

 これまで、日本通信「b-mobile 3G」を愛用していたが(ちなみにイーモバイルもEM-ONEを持っているが、ホコリをかぶらせている)、決して「b-mobile 3G」に問題があったわけではない(今でも持ち歩いて、たまに使ってみる)。

 「b-mobile 3G」と「L-02A」は、キャリアこそ違えど、どちらもドコモのネットワークを使っており全国かなり広いエリアで、安定した接続が得られる。
 さらに、実はどちらの製品もMacに対応しており、だからこそ筆者も愛用している(これもイーモバイルも同じだ)。

 だが、「b-mobile 3G」のMac対応と、「L-02A」のMac対応は、ある意味、対照的でおもしろい。

 「b-mobile 3G」のMac対応が、必要以上に何かをしているわけではないけれど、Macの標準機能を使って問題なくつながります、というやや米国ベンチャー的な「No frill(お飾りなし)」の素朴なMac対応だとしたら、「L-02A」は「Macに本腰入れました!」という熱い思いが、節々まで伝わってくる、日本企業的ないたれり、つくせり型対応なのだ。

 NTT docomoの気合いはインストーラーの画面から伝わってくる。

インストーラ001

 そして、いたれりつくせり感が伝わってくるのが、こちらの「コネクションマネージャー」という接続ソフト。
 利用したパケット量によって、変化する月額利用料が、今、どの段階にあるのかを監視してグラフで教えてくれるツールだ。
 結構、こまめに通信料をコントロールしている人だと、このソフトのおかげで、
「今月は今日で終わり。今、ここでL-02Aでつながずに、2Km先の公衆無線LANまで歩いたら、ダイエットにもなって、月額使用料も6000円安くなる!」といったことが可能になるわけだ。

ドコモ コネクションマネージャ005

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2009年03月17日 | Permalink