厚生労働省 vs ドン・キホーテ
最近、そこかしこで見かけるようになった深夜営業の店、「ドン・キホーテ」
あまり店そのもののファンではないが、ちらっと気になるニュースを見かけた(どのチャンネルのなんという番組だったかは忘れた)
ドン・キホーテが深夜に薬を無料で配り始めた、というニュースだ
インターネットでもこのニュースを探しているが、なぜかなかなか見つからないが、覚えている範囲で要点をまとめよう
深夜などに歯痛や頭痛などの症状で薬が欲しくなった場合、ドン・キホーテ(特定の店舗なのか、どこでもそうなのかは不明)に行けば、その場で薬剤師とテレビ電話で話をして薬がもらえる、というのだ
実は同店では以前から深夜に薬の販売だかをしていて、それがどういう規制かはわからないが(深夜に薬を販売してはならないという規制?)、なんらかの規制にひっかかってしまった。そこ「販売」じゃなければいいだろうと、規制に対する問題提起の意味もこめて今回の措置に踏み切ったという。
これに対して厚生労働省は、テレビ電話経由での販売という形態は法律違反と言うコメントを出し全面対決の姿勢だ。たしかにテレビで流れていた映像をみても画質の悪そうなテレビ電話から指示す薬剤師に、あれで間違いはおきないのか、とちょっと不安は覚えたが...だからといって深夜の薬の販売を禁止するという意図はあまりよくわからない。
すぐにアメリカの例を出すのは気が引けるが、米国の大都市圏なら深夜でも24時間営業の大型スーパーマーケットに行けば薬剤師がいて必要な薬を調達できる。それにコンビニでも処方せんが不要な薬なら手に入れることができる。
ところが、渋谷、新宿、中目黒や三宿を見るまでもなく、これだけ深夜人口が多い東京では深夜に薬が必要になっても、手に入れられるところはほとんど見当たらない。あるのかもしれないが、少な過ぎて、とりあえずどこに行ったらいいのかすら検討がつかない(上で「?」付きで書いた規制が存在するなら、その理由に納得がいく)。
と、いうわけでこのニュースしばしウォッチしたい...(どこかとりあげないかな)