「小蚤」の話、どう思いますか?
日本語を勉強しているドイツ人にミュンヘンからメールをもらい
こんなことを相談されました。相談内容にもびっくりだけれど。
それよりも彼女の知識に圧倒されます...
ドイツとかでは、ヨーロッパの他の国同様に漢字とかでTattooをいれるのが若者の間で流行しているそうです。
で、彼女の妹は小さい頃、母から(英語にすると)「Little flea」つまり、小さいのみちゃん?と呼ばれていたらしいです(なんでだろう?おそらくお母さんにいつもべったりくっついていたから?)
そこで相談して来た日本語勉強中のお姉さんが行き着いた(Tattoo用の)文字が「子蚤」という漢字の組み合わせでした。
実は彼女はこの「子蚤」がかなり気に入っていたようなんですが、その理由は:
1.妹さんの干支がネズミ、つまり「子」年であること
2.「このみ」という音が「木の実」や「好み」にも通じてかわいらしいこと
で、彼女からの質問はこの「子蚤」が何か特別な変な意味を持たないかということと、
「蚤」という字の下半分が「虫」なのはわかるが、上半分はいったい何を意味するのか
というものでした。
2つめの質問はGoogleで検索、こんなページを発見して解決しました(勉強になるなぁ...かゆい虫でノミか...なるほど)
1つめの質問に対する私の答えは、「子蚤」よりはむしろ「小蚤」の方が日本語的に見える(それにlittle fleaが元ならその方が正確)というものでした
彼女も「子年」とのからみにはそれほどこだわっていないようなので、「小蚤」に傾いているようですが...どなたかもっといい案ある方いらっしゃいますか?
しかし、日本語もっと勉強しなくちゃ(質問に追い付いつけなくなる)