アラビア語入門
夏の間、短期集中講座としてNHK(ETV)で
アラビア語入門をやるようだ
(これまでもNHKラジオではやっていたようだ)
これはなんとしてでも見なければ!(録画+DVD化もしなければ)
残念ながら最近NHKのホームページがぜんぜん、テレビでやっている番組情報に追い付いておらず、いつから放送ったかがわからない。今度、番宣を見かけたら、コメント欄にメモしておこう。
夏の集中講座といえば今から十数年前、ニューヨークはコロンビア大学で
ペルシャ語の講座を取ったのを思い出す。
コロンビア大学では夏期集中語学講座が一種の名物みたいになっていて
筆者が取っのは2年分のペルシャ語を7週間で学ぶというコース。
1日あたり40ページづつ授業が進んでいき、毎日宿題が20ページほど。
2週目にはなんと授業そのものをペルシャ語でやっていたという超ハードなコース。
生徒も授業が始まった頃は6人ほどいたが、
最後まで残ったのは筆者とニューオリンズの大学で中近東史を教えていた大学教授、オイルビジネスを営んでいた人の3人だけだった。
それまで英語、スペイン語、ドイツ語の授業を取っていても頭の中でまざることがなかったが、さすがにこの時だけは頭がおかしくなった。ペルシャ語のYesは「バレ」。
スペインのスペイン語ではOKのことを「バレ」というのだが、このあたりから糸がほつれ始めて、一時、頭の中でペルシャ語とスペイン語が混じり始めた(さすが同じインドヨーロッパ語同士ということか?)
「4年分のフランス語を10週間で!」というコースもあった。ちょっと取ってみたい気もするが、かなりの根性が必要そうだ。
ところで、ペルシャ語とアラビア語はまったく別の言葉。
日本語で漢字を使うように、使っている文字が同じといだけで、言葉そものはまったく起源も文法も異にしている。
話されているのはイランだが、アフガニスタンの言葉、パシュトともほぼ同じだという。もちろん、日本でも中国起源の単語がたくさんあるようにアラビア語起源の言葉もたくさん使われているので、アラビア語もいくつかの単語は知っている。
いや、実はペルシャ語は、非常にいろいろな輸入語を持つ言葉で、
例えばウェイターのことは「ギャルソン」だし、どうぞの意味で使う「ロトファン」はトルコ語と共通。インドのウルドゥー語とかとも似ているが、ここいらへんはどちらが輸入側で、どちらが輸出側なのか、私はあまり詳しくない。
ま、何はともあれNHKアラビア語入門、おもしろそうだし、ぜひとも見ることにしよう
あ〜、チェロキャバブ食べたい...