パケット通信は定額であるべき
アメリカではプリペイド式携帯電話のプリペイド分の通話が終わってもメールやAOL Instant Messangerでのチャットができる事業者がたくさんあります(以前、MacPeopleのシリコンニューズレターというコーナーでも書きました)。
パケット通信とは本来、こうした定額料金や無料サービスを実現するためのしくみのはずです。
ところが、なんと日本ではやりとりしたパケット数に応じて課金するというしくみができあがってしまいました。この常識を破ってくれたのはDDI Pocket。Air H"のデビューは衝撃的でした。その後、NTTドコモ自身でも@FreeDというサービスを始めて、自らパケット通信は定額で提供可能だと立証しています(パケット通信は何もPHSでなくても定額制で提供できるはずです)。
パケット料金の収益をあげようと、写真だ、動画だと次々と大容量データーを扱う方法が開発されているにも関わらず、定額制どころか通信料に上限も設けないようでは、パケット通信なんて誰もしなくなるでしょう。
「パケットが安い」と謳われているFOMAですが、私もfotologに写真を数点投稿していただけで、ものすごいパケット代になってきました(3日目で一番下のプランの料金を2000円オーバー。1週間後には下から2番目のプランの料金も突破)。
このせいで最近では携帯電話で写真を撮ってもMacでアップロードするようになってきています。はっきり言って、わざわざこんなことするくらいならデジタルカメラを持ち歩いた方がよっぽどいいと思います。ドコモがパケット料金に上限を設定しない限り、写真をパケット通信で転送することはしないと思います。