まだまだ続くADSL戦争
総務省の調べでもついに人口の過半数がインターネットユーザーになった。
日本のインターネット普及の起爆剤は間違いなくADSL。
日曜の新宿駅南口は通りの駅側ではYahoo! BBがモデムを配り、通りを渡るとNTTコミュニケーションズ、そしてその間をフレッツADSLの広告が全面に描かれた宣伝用バスが通り過ぎる。
ADSLという通信手段が人口の密集度が高い日本にぴったりだった結果だろうけれど
ADSLの宣伝活動にまで、人口の密集度が利用されているんだなと変な驚き。
アメリではまず見かけない光景だよなぁ。利用者が多そうなNew YorkのGrand Central Stationにしたって街宣カーが止まることもなければ、テッシュを配っている人もいない。
これは文化の違いなのか?それとも何か規制があってのことなのか?
しかし、この大騒ぎ一体、いつになったら落ち着くのやら。
総務省のxDSL普及状況公開ページのグラフが横ばいになるまではつづくんだろうなぁ。
○ヶ月無料とか、××より安いもいいけれど、もっと付加価値とか新しい提案で勝負をしてください。
同じ人口密集型に目をつけた戦略でもMISのサービスには夢があった。
モバイルブロードバンド協会の設立総会の時、日本やアジアの他の国が、この「密集型」なおかげでxDSLだけでなく、ワイヤレスモバイル環境にも最適だという話をしていたのを思い出す。
しかし、当時は、駅構内にもPHSの基地局同様にワイヤレスLANのAPが置けるものだと思っていたもんなぁ...