青いブロードバンドルーター製品が人気の米Linksys社が米CISCO社に買収された。

Linksysのルーターといえば（非公式の）ファンサイトまである人気製品（ルーターのファンサイトですぞ！）。

その人気の秘密は、なんといってもパワーユーザーの趣向をよく理解した通好みの仕様にある。

Mac対応をぜんぜんうたってくれないのが残念だが、それでもあえてこの製品を使うMacユーザーも多いと聞く。何を隠そう私もその１人だ。

　実際、Mac用のネットワーク関連ソフトでも、米国製のものであればLinksys用設定を書き添えている製品はかなり多い

　私が使っていのは初期のBEFSR4という製品だが、これも最初からMTU値の設定やDMZの設定、ログ機能、ポートレンジでのフォワーディング設定（IPフォワーディングをポートの範囲で指定できる20-23といった具合）など、当時の他社製品にはない（でも、今では当たり前になりつつある）機能を標準で装備していた。PnPにもファームウェアアップデートで真っ先に対応した。

　最近ではIEEE 802.11gに真っ先に対応し、しかも、流行のDynamicDNSをルーター側で更新するという、これまた非常に通泣かせの機能を搭載して元気いっぱいだった。

　今回の買収では、LinksysがCISCOの一部門になるということなので、ブランド名もそのまま残るだろう。ぜひ、この機会にMac対応も謳うメーカーに変わって欲しい（でも、CISCOとMacっていうのも、なかなかつながらないか．．．）