頑張れCATV会社!?(2)

集合住宅向けの料金体系にも工夫が必要と感じた


他のCATV会社のことも調べず、筆者が導入した会社の場合だけを取り上げる。



実家の場合は、戸引き(個引き?)なので気が付かなかったが

集合住宅の場合はいろいろ問題があるのは知っており、重役達も集合住宅の場合にはいろいろなトラブルがあると。さまざまな逸話を聞かせてくれた(筆者の前のマンションは論外だ。引っ越す前には、不動産屋が引っ越しを決める前には、「もちろん、引けます」みたいな調子のいいことを言っておきながら、いざ引き込もうとしたら「このマンションには管理組合がないので決定できない=引き込めない」と言って来た。これでは詐欺だ)。



 それでも新型マンションは比較的障害が少ない方だろう。インターネットにつかわないまでも、BS/CS問題のスマートな解決策としてCATVを導入するところは少なくない。



 問題は(うちのような)古目のこれまでCATVなしでうまくやってきた集合住宅だ。

 大家さんも当然、CATV導入の必然性を感じていないことが多い。いくら、何十チャンネルといっても、そもそも多チャンネルの必然性を感じていないのだから効果は少ない。



 それにも関わらず大家さんには世帯数に応じた負担がかかるのだ。これでは大家さんは乗り気になりにくい。



 そこで私が考え出した解決策は、この金額をCATVの有料サービスを導入した世帯(つまり、最初はうちだけーーただし、既に2軒目も導入しそう)で分担するというものだ。CATV会社の方でもあらかじめこうしたオプションを用意すればいいのに...



 もっとも、このやり方の問題は有料サービスを利用する/しないは個々の世帯で契約するので把握しようがない。また、契約者が全員転居してしまうと、結局、大家さんが負担しなければならなくなる。それがどうしてもいやな大家さんは、あらためてCATVを解約すればいいと思うが...



 いずれにしても興味のない人への負担をいかに少なくするかは重要な課題だと思う。



投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2003年07月25日 | Permalink