アップル、スイッチキャンペーン第2弾

  1. Mac
先日、スティーブ・ジョブズが株主総会で予告していたアップル社の新CMが披露されましたね。
Get a Mac」というタイトルで、スイッチキャンペーン(Real Peopleキャンペーンの)の第2弾といった雰囲気。

PCを擬人化した、やや冴えないビジネスマン風のキャラクターと
Macを擬人化した若者がお互いの特徴を語り合うコント形式(!?)



投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2006年05月02日 | Permalink

iTMSは今後も99セント

CNet Japanの記事:iTMSの楽曲価格、99セントで据え置き--アップルと主要レーベルが合意
によれば、米国のレーベル各社がiTunes Music Storeでの楽曲販売価格をつりあげようとしていたが、結局は従来通りの99セントに落ち着いたらしい。

実はこうした楽曲販売料金の値上げ交渉の動きは水面下ではあるが、日本のレーベルの方が先行していたといわれている。アメリカでの動きは、日本でのこうした動きや着うたフルなどに影響を受けたものだといわれている。

これについては、一体、日本のレーベルが楽曲にどれほどの値段をつけようとしているのか気になっていたが、これについてはソニーのNetJukeを使い始めてわかった気がする。

NetJukeというのは、ソニーのインターネット接続可能なステレオコンポのことだ。
インターネットにつなげば、パソコンを持っていない人でも簡単に楽曲をオンラインから購入できるという製品。
NASM7HD 【全商品送料無料&カードOK】SONY(ソニー) MDスロット搭載ハードディスクコンポNETJU...
これが使ってみると予想以上にいろいろおもしろい。
実はラジオをHDDに予約録音機能もあり、InterFMのラジオ番組「PC Talk」に出演するようになってからは手放せなくなった。
楽曲販売のサービス、any musicも、iTunes Music Storeとは、まったく異なる文化を持つおもしろいサービスで、だまされたと思って触ってみて欲しいサービスの1つだ。
(これについてはいずれauのサービスも含めiPod対抗製品を紹介する別の記事で書きたい...と、実は2ヶ月以上思いつづけている)。

さて、話しを戻そう。問題はここで販売されている楽曲の価格だ。

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2006年05月02日 | Permalink

ごめんなさい、デザインの話しを書き漏らしました

  1. Mac
あなたにとってアップル社のイメージは?
CNet Japanの記事「Mac OS XもWindowsも動く!Boot CampでMacのシェアは伸びる?」によれば、インテルMacでWindowsも利用可能にするBoot Campが登場したことで「Macを購入の選択しに入れてもよい」人が49.4%、「Macを購入したいまたはする予定だ」の人が5%いるそうです。
で、その理由ですが、71.1%の人が「デザインが優れていてかっこいい、かわいい」と答えているそうです。

昨日、ようやく発売となった「アップルコンフィデンシャル2.5J」(上下巻あります)には、この大事な「アップルデザイン」について語られていません
(そちら方面に興味がある方はポール・クンケル著であの大谷和利さんが翻訳されている「アップルデザイン−―アップルインダストリアルデザイングループの軌跡」を買ってください(良書です)。

Accover

ただし、この本を読んでいただければ、アップルには工業デザインやiPod、まだパソコンユーザーの5%しかその良さを知らない「Mac OS X」以外にも、これだけ語るべきことがあることがわかっていただけるかもしれません。
 また製品の工業デザインだけでなく、製品の作り方や売り方ひとつをとっても非常にユニークな会社であることも分かっていただけるかもしれません。

 ぜひMacに詳しい方だけでなく、Boot Campの登場で、「最近、ちょっとMacに興味がわいてきた方」もMacそのものには興味がないけれど、アップル社のマーケティング戦略、ブランド戦略に興味がある方も手に取ってみてください。
 もちろん、アップルやMac、iPodが好きな方々にもぜひ読んでいただければと思います。
 かなりのMac好きな方でも、知らないエピソードがいくつかはあると思います。例えばOpenDocの最後の最後に行なわれたComponent 100のパーティーや(アップル製ではないですが)Cyberdog 3.0の開発計画などは本邦初公開ではないでしょうか。

 実は私もイタリア旅行から帰ってきて3日前にはじめて実物を手にしたのですが装丁家、鈴木成一氏が表紙をはじめ、文のレイアウトまですべて行なってくれました。
 光の反射で色の変化を楽しめる表紙には、MacBook Proのネームプレートのような鏡面仕上げ(!?)で英語のタイトルとクレジットが刻まれています。持ったときの感触もやわらかで心地がいい。
ちょっと手前味噌になりますが、この表紙、シンプルながら、なかなか深みがあって眺めていても、触っていても楽しめます。

というわけで、まるっきりの宣伝エントリーでした。

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2006年04月28日 | Permalink

1週間半、イタリアに行ってきます

4月にイタリアというと「ミラノサローネ?」と聞かれそうですが、そうではありません。
ミラノに住んでいる妹の結婚式です。
「サローネ」の時期にしてくれと頼んだのに、1週間ほどずれてしまいました。
せっかくの機会なので、ミラノ、ベニス、フィレンツェの3都市を巡ります。
大学時代から貯めていたホテル系のマイルがあったので、
ベニスとフィレンツェではちょっといい宿に泊まる予定(ちょっと楽しみです)

というわけで、この旅行にあわせていろいろ全速力でしあげてきました。
びっくりしたことに、今、これからあと1本だけ原稿をしあげれば、この仕事を始めて以来、もしかしたら16年ぶりくらいのストレスフリーの日々を迎えることになるかも!
(送らなければならないメールと、請求書と、企画書のことはこの際、忘れさせてください。帰国後やります ;-) )

というわけで、私がいなくて寂しい方(!?)は、ぜひとも、私の最近のWebの記事や、友人のWebサイト、ショップサイトを訪問してください。

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2006年04月16日 | Permalink

Windowsユーザーにも勧めたい

  1. Mac
今月はなんだかいろいろと忙しくほとんどブログを更新できていません。月はじめから書こう書こうと思っていて、ついにこんなタイミングになってしまいました。

パソコンメーカーの方やソフト開発をしている方々は、Macを使う使わないに関わらず、ぜひ、今週の火曜日まで発売中の月刊MacPeople 4月号(表紙がMacBook Proの号)を立ち読みしてみてください(水曜日以降はバックナンバーを入手するしか読む手段がなくなってしまうので...)

実は特別対談として、元マイクロソフト会長の古川享さんと元インテル会長の西岡郁夫さんの対談記事が載っています。モデレーターと話しの構成、執筆は私がやらせてもらいました。

 記事のタイトルこそ「アップル社への提言」となっていますが、今日のパソコン業界(ソフト/ハード共)に対しての示唆に富んだ内容になっていると思います。

 これまでこのブログで、自分が書いた雑誌記事や書籍について、必要以上には宣伝しないようにしていたのですが(一時、たまに宣伝しいましたが)、この記事をあえて宣伝してしまうのは、Mac雑誌だからということで立ち読みするしないかもしれないWindowsよりの方で、パソコン製造やソフト開発に関わっている方々にこの記事を(立ち読みでいいから)目を向けて欲しかったからです。

 某半導体大手の社内ミーティングでもこの記事が紹介されたと聞いております。いろいろなブログでも取り上げていただいているようです:
technoratiサーチ

いずれこの記事の一部だけでもWebにあげてもらって、皆が自由に読めるようになるといいのですが...

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2006年03月26日 | Permalink