ビル・アトキンソン講演:私の人生とMacintosh

  1. Mac
今日はMr.Macintoshと呼ばれたMac初代開発チームの中心人物、ビル・アトキンソン氏の写真集の発刊とMac20周年を記念した特別講演会、「私の人生とMacintosh」が開かれた。

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この写真集は、石の中の世界のデリケートな表情を、アトキンソンの開発したカラーマネージメントシステムと帆風が協力したことで出版にこぎつけた。iPod miniは米国先行発売だったが、この写真集は日本で米国よりも数ヶ月先行して発売されることになる(笑)。

講演ではタイトル通り、Macが誕生するまでの、アップル社の試行錯誤をアトキンソン自身が撮影した十数枚のポラロイド写真付きで紹介してくれた。なんで、こんなポラロイド写真があるかというと、まだLisaやMacで動くプリンターがなかったため、画面の状態をいちいちカメラで撮影していたようだ(笑)。ついつい調子に乗ってシャッターを切っていたら1GBのマイクロドライブがいっぱいになってしまった。

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まだ、仕事が危機的状況を脱していないので今日はダイジェストだけだが、講演中も講演の後も、いろいろとおもしろい話が聞けた。その内容はここnobilog2や来週更新のApple's Eyeで紹介できればと思っている。

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2004年05月13日 | Permalink

「premini(プレミニ)」発表

今日はNTTドコモの発表会。いよいよF900iTの詳細発表かと期待していたが、実際に発表されたのはこれでした:

「premini(プレミニ)」を開発-世界最小のiモード対応携帯電話-

http://www.nttdocomo.co.jp/p_s/products/keitai/premini/

ドコモはまだMOVAの新製品を出してくるんですね。パケット定額でもないMOVAにこんな製品が出ても意味があるのだろうか...
[忙しい中、パッと見の印象だけでこう書いてしまいましたが、後からじっくりWebとかを見ると確かに良さそうですね。下のコメントにつづく...]

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総容量約500GB分のハードディスクが利用できなくなるなど、FireWire関係の記事でやや苦戦中。昨日のBLOGエントリーの更新も、コメントやメールへの返事もままならない状況が続いています(今晩にはかなり危機的>いつも通りの危機的状況に復旧する見通しです)

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2004年05月11日 | Permalink

ソニーがVAIO新ラインアップと「Do VAIO」、iPod対抗製品を発表

ソニーが新しいVAIOのラインアップと共に「Do VAIO」というコンセプトそしてiPod対抗とも言える「VAIO Pocket」を発表しました。

News and Information 新コンセプト「Do VAIO」による"VAIO"商品群10シリーズ52機種を発売

個人的に一番注目しているのは「type U」でしょうか(Bluetooth非搭載は個人的に残念)。

今、仕事中なので夜時間ができた時にでもこのエントリーを更新する予定です

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2004年05月10日 | Permalink

Mac(Lisa)誕生の背景をアトキンソン氏が明かす

  1. Mac
前のエントリーにコメントを下さっているsumimさんはSmalltalkやSqueak、Altoに詳しく、Squeakを広めるべく精力的に活動をされている方です。

彼も前のエントリーに関連してご自身のはてなダイアリーにエントリーを入れてくださっていました:
はてなダイアリー - sumim's smalltalking-tos

LisaやMacの誕生の背景にあるSmalltalk/ALTOの存在は無視できない、という内容です。

そう、今年はPC-8001の誕生から25周年でもありますが、Mac誕生20周年でもあるんですよね。

そのMacの誕生前夜の話は12日に飯田橋で講演を行うビル・アトキンソン氏に聞いてもいい話題かも知れません(まだ少しだけ席に余裕があるようなので、興味のある人は週明けにでも申し込みにチャレンジしてみてください)。

 今回、アトキンソン氏は東京と大阪で公演をするのですが、今、よく調べたら大阪の公演はカラーマネージメントの話が中心なようです。これに対して、東京公演は「私の人生とMacintosh」と題して、完全にMac誕生前夜の話が中心になります。

聞くところでは、「Macintosh GUIの開発過程」についても、Lisaにまで遡って解説してくれるそうで、デスクトップ、アイコン、メニュー、ウィンドウ、スクロールバー、ボタン等々の要素の、開発段階での姿を見せてくれるとのことです(プロトタイプ機の開発中画面を写したポラロイドが多数残っていて、これらをスキャンしたらしいです)。もっとも、トーク内容の詳細な部分についてはこれから変更の可能性もあるので要注意とのことです。

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2004年05月09日 | Permalink

PC-8001の登場から四半世紀[更新]

以前、ここで紹介したTOKYO FM、「AVANTI」が放送されました。

今回はパソコン関係の話題が中心でしたが、その理由は今日がPC-8001の誕生からちょうど25年目にあたるから。

実は私がやたらとエントリーをして宣伝していたのは、私の話よりもマイクロソフトの古川享氏の話を聞いて欲しかったから(氏が登場することを書いていいのかわからなかったので、あえて伏せておきました)。

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2004年05月08日 | Permalink