talby、ついに登場!

au design projectのプロトタイプの1つとして、INFOBARなどと一緒にこれまで数回展示されていたtalby
Orgonチェアなどで知られるオーストラリアのデザイナー、Marc Newsonのデザインで、INFOBARよりもさらに板っぽいかと思ったけれど、ドックにピタっとはめるように側面から見た感じは段々になっているのですね。

talby photo

久々にデジタルARENAを覗いたら、いきなりこの記事が目に入ってきてびっくり。
今回、CEATECでの展示もなかったし、製品化は実現しないかと思っていました。

KDDI、au design project第3弾、「talby(タルビー)」を発表
によれば、12月上旬発売、価格は(もちろん)オープンプライス。
QVGA表示で、カメラは33万画素(やっぱり)、EZNaviwalkや2次元コードpにも対応らしい。



投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2004年10月13日 | Permalink

変遷期のさなかのハイビジョンパネル選び1〜オンスクリーン文字のひどさに幻滅の巻〜

*1つ言い忘れていたことがあったので更新しました*

じっくり見ることはできなかったが(いや、正直言ってAV機器関連はまったく見れなかった)、先週のCEATECのキーワードの1つは「フルHD」つまりフルスペックハイビジョンだったと思う。

 アテネオリンピックが終わっても、まだまだ普及には遠い印象のハイビジョンだが、一度、この画質を手にしてしまうと、もう後には戻れない。「ビーイング・デジタル」を読んでいた時には、高画質化よりも多チャンネル化というニコラス・ネグロポンテの意見に大きく頷いていたが、実際にハイビジョンプロジェクターを使い出すと、ただただきれいなグリーンを眺めているのが気持ちよくて、それだけでまるで興味のないゴルフ番組を見出す始末だ。

 そこで思ったのが、ハイビジョンは、最近注目が高まりつつある「HAPTIC」なメディアなのかも、ということ(左のリンクの本、まだ読むどころか買ってもいないので誤用だったら心苦しいが)。

 さて、我が家のハイビジョンはPanasonic製の廉価なハイビジョンプロジェクター(ついに実売価格16万円を切り始めたTH-AE500)、解像度は720p相当で、これはハイビジョン映像の格付けの中では下のクラスだ。

 もっとも720pは今日のスタンダードでもある。実は今、店頭に並んでいるプラズマテレビや液晶テレビもほとんどは、720p程度の解像度しか持っていないのだ。

 この間、誰だったかと話していたとき、ヨーロッパでハイビジョンが流行らないのはそれが原因じゃないかと言われて「はっ」とした。日米で使われているNTSCの解像度は走査線525本でフレームレート30となっているけれど、ヨーロッパで主流のPAL/SECAMはフレームレートは25だが、解像度の方は走査線625本となっている。これだと720本の720pと大差を感じないかも知れない。よく、考えるとi(インターレース)とp(プログレッシブ)の違いもあるし、そこそこの解像感の違いはあると思うが、なんだか、そんなことを言われると2台目のハイビジョンはフルスペックハイビジョンにしたくなってくる。

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2004年10月13日 | Permalink

GoodsPress最新号にアップルの記事

と言っても実は自分で書いていたりします。

久々に一般誌に記事を書きました。GoodsPress16周年記念号の11月号。
デジタルBS系のテレビ番組やインプレスのDESKTOPでも一緒に仕事をさせていただいている尊敬する渋谷康人さんの古巣です。

特集は「やっぱり時計が気になる」で、もちろん、渋谷さんも書いています。
「腕時計100年の歴史」を振り返る記事もなかなかおもしろい。


投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2004年10月12日 | Permalink

イベントの秋 II

先週を振り返りながらつけている週末日記は一段落させて、秋のイベントのまとめ第2弾いきます。
(第1弾はこちら

Tokyo Designers Week/Tokyo Designers Blockは、昨晩の青山国連大学でフィナーレだったけれど、デザイン・インテリア関係イベントまだまだあります。



ちょっといいかげんにしてくれよ、と言いたくなるほどツボをヒットするイベントが多い。

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2004年10月12日 | Permalink

北欧料理のケータリングはいかが?


*先週は(台風も含め)イベント盛りだくさん、
*普段の平日の数倍楽しく忙しい1週間だった。 
*只今、その模様をダイジェストで振り返り中。

Scandinavian Modernでのソワレでもう1つ感動したのが、振る舞われていた北欧系フィンガーフード。

catering

スモーガスボードを含めた北欧料理は、一時、(イタリア発祥の)スローフードブームの中で注目され、雑誌などで紹介されることもあったけれど、まだまだ東京ではレアな存在。永田町のレストランストックホルムあたりが有名だけれど、私は四谷にあったOld Townも好きだった。最近では、モダンな北欧料理が楽しめるJuniperもなかなかお勧めだ(*1)。

 さて、例のパーティーで振る舞われたのは北欧料理と言ってもフィンガーフード。ただプラスチックの容器のふたがクラッカーのお皿になっていたりと、味だけでなく、盛りつけや配色まで、ものすごくこだわってつくられている。

 味の方も派手さはないけれど、やさしくてじんわりとおいしい大人のテイスト。



投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2004年10月12日 | Permalink